大口病院の死亡者数多すぎる。
85床で50人以上、4階の35床で48人が7月1日〜9月20日までに亡くなっているらしい。終末期患者を受け入れている病院で評判もよかった。
しかし35個のベッドで3ヶ月弱で全員が1回以上亡くなるのはかなり怖い。
ZIPの調査で他の終末期病院で亡くなられた患者数➗病床数は20%に対してこの病院は56%と高いようだ(9/30追加)
事件なのか偶然なのかはたまた病院関与があるのかは現時点ではわからない。
そこでふと20年以上前に読んだブラックジャックのドクターキリコを思い出した。
安楽死を生業とするドクター。
もちろんドクターキリコのやっている事は日本では違法。
ただこれを読んだ時キリコがやっている事が本当に悪いかわからなかった。
チームバチスタ4 螺鈿迷宮の時もそう。
尊厳死を扱ったドラマで最後は仲村トオル演じる厚労省の役人と心療内科の伊藤淳史によって柳葉敏郎演ずる院長や奥さんの所業を暴き、追い込まれて死んでしまいこの病院は無くなってしまうが、ここにいて死を望む終末期患者はどうなってしまうんだろうと嫌なラストを迎えている。
繰り返すが大口病院やスタッフが安楽死に絡んでいるかは全くわからない。
中毒症状で亡くなっているから普通の殺人の可能性もあり今後の捜査を待つしか無いが、これだけの高齢社会で終末期患者も増えて病床数も足りていない現状だからこそ尊厳死について考えなおす時期に来ているのでは無いかと退職を前にして考えてしまう。