ここ数日、年金法改正案が審議されているためか年金に関する記事が数多く出ている。
年金の支給開始年齢は「70歳以上」で十分だ | グローバルアイ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
【主張】年金抑制法案 若者世代にツケは回せぬ – 産経ニュース
年金改革法案 将来世代の給付改善が重要だ : 社説 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
このままだと年金制度が潰れるのは目に見えている。
これまでは次世代の年金を削る法案を通しいつのまに受給開始が60歳から65歳に引き上げられ、給付乗率が7.125から5.481と23%も引き下げられたり年金開始時の条件と大違いで散々な状況になっている。
これが民間の保険だったら約款改ざん詐欺だ。
今回もよくわからない法改正。
物価には合わせず賃金に合わせて受給額を変動させるようで現在の老齢基礎年金の支給額を3%減額し将来もらう人の年金を5%程度引き上げる試算らしい。
具体的には現在から2千円減らし将来5千円増やす。
この将来というのは2043年以降なので我々より更に下の世代。
これだけなら許せる内容にも聞こえるが賃金に合わせるというのがミソで政府発表の平均賃金ならなんとでもできそうだ。
すでに我々の世代はかなり減額を受けているのだから年金支出を抑えるならまず現在の支給者から考えるべき。
全員の年金を減らせとはいわんが一定以上年金貰っている人を対象にして医療保険の負担を更に下げたうえ、ジジイババアが何もないのに病院にたむろすることが無いよう医療費が本当に必要な人にだけ負担軽減するフィルター機構を設け現行年金世代の支給額を減らす。
自分は親よりはるかに多くの年金を支払うのにもらえるのは7掛けくらい。
今よりは物価もあがっているため実質5掛け程度の年金しか支給されない。
現在の支出を二千円程度ではなくガサッと抑えない限り年金はこの先破綻の道を辿るだろう。