スウェーデンで1日6時間労働を始めてみたというニュース
ほとんどの国で定着している1日8時間の労働時間。しかし複数の国で22年間にわたって労働時間を調べた経済協力開発機構(OECD)の調査では、働く時間を数時間短縮すると、生産性が最も高まることが分かった。スウェーデンでは1日6時間労働を実行に移す取り組みも始まり、一定の成果を上げている。 - (1/3)
健康になった、当たり前。雇用が増えた、そりゃそうだ。
思い出すのは一時流行って全く定着しなかったワークシェアリング。
実は10年以上前この言葉を聞いたとき期待に胸を膨らませた。
週休4日か!と。
収入は半分だが当時も1千万に届くか届かないところにいたので半分で5百で税金など諸々控除されると手取りは7掛け近くになるので休暇のメリットの方が自分にとっては大きかった。
ただこの制度説明会があったりと盛り上がりはあったものの企業でルール化されたところを聞いたことがない。
結局99%以上の人が減給は受け入れられない。
100ある仕事を100人でやっていたのを130人でやって30%の給与を減らそうという考えなので子供が小さかったり家のローンがあったりで了承できない。
それに分け合える仕事といえばどちらかといえば単純作業。
この世界はすでに派遣化されておりコストは極端に下がっている。
発想を仕事を減らして分け合うという漠然としたルールではなく、労働時間を8から6時間に減らす発想は素晴らしい。
スウェーデンのトヨタ工場でさえできていることなので日本だってできるかもしれない。
しかし一方給与支払を下げるためだけに採用する危険性もあり6時間労働+36協定の限界まででそれ以上はできないからサービス残業でとなれば結局時給を下げる施策になる。
日本の企業が抱えている社労士はこんなことを考えるのが得意そう。
今やるべきことは医者、弁護士、警察、消防士など国が認めた特殊な業務以外残業一切禁止にしてしまい労働基準監督署の人を100倍くらいに増やす。
そうすれば新しい正規社員の需要が生まれる。