海外移住用にDSDSでSIMが2枚装着できて1枚を日本からの着信用、もう一方を海外でLTE(4G)で使用するためのスマホXiaomi Note4を購入した。
購入記事
開封はこんな感じ。
左がAcend Mate7で右がXaomi Redmi Note4
価格は日本円で21576円。購入は中国ネットショップのGeekbuying.com
DHLつけて購入し発送まで10日、DHLで6日、合計16日かかり届いた。
ガジェットはこれまでアメリカのネットショップでいくつも購入してきたが船便か日本への発送が無い物を転送するサービスで輸送しない限りここまで時間がかかることはなかったが中国だとこんなものだろうか。
購入時にグローバル版を選んだがオーダシートにはなんの表記もなかったので中国版が届かないか心配だったがグローバル版が届き一安心。
開封後すぐに「Xiomi 日本語化」のキーワードでググっていくつかのサイトで確認し30分ほどで日本語化は出来た。
しかし日本語化の前の初期設定時にロケールに日本がないため一旦台湾にしてMorelocale2で日本に設定直しても、時刻(ローカルタイム)が台湾のままで変更方法が見当たらなかったのでここで少し時間を取られた。
時刻の合わせ方の手順
Settings≫Additional settings≫Date&timeにてAutomatic time zoneを一旦オフにしSelect time zoneで日本標準時を選択、Automatic time zoneをオンにすれば日本時間に変更できる。
ここ1年間の所有スマホはiPhone6を仕事用、Acend Mate7が現行メインプライベート、Arrows NX F-05Fが今年頭まで使っていたメインプライベートでこの3機種と使い勝手を比較していきたい。
なおカメラ性能など興味のない機能は割愛している。
4機種とも指紋認証がついている、というより指紋認証付きを条件に買ってきたので当然だ。Note4、Mate7は軽くタッチで起動、iPhoneは一旦電源を入れてタッチかホームボタンを押し込んで起動、NXは押しながら擦って認識する。
指紋認証センサーはiPhoneがホームボタンで他は背面上部カメラした。
特に認識が速いのがMate7。買った時はただの電源タッチボタンじゃないかと疑ったくらい。
Note4も遜色はないが電源ボタンの起動でもMate7よりわずかに遅い。
iPhoneは立ち上がりは速いが押し込んでいる分Note4と同じくらい。
NXも当初は素晴らしい認識率でパスワード入れなくていいと喜んだが、今となっては指を擦らないといけないのは面倒だ
人の慣れとは恐ろしい。
iPhoneはホームボタンに親指を動かし押し込むアクションがいるしNXは擦る行為がいるので使い勝手がいいのはMate7とNote4になる。
したがってNote4はMate4からの乗り換えでも違和感無く使えた。
大雑把にNXが購入時3日持ちで1年後2日持ち、Mate7が購入時2日持ち1年後1.5日持ち、Note4が購入時に1.5日持ちといったところ。
iPhoneは用途が違うので比較できないが待機状態で3〜4日充電しなくても使えている。
とくに待ち受け状態でバッテリーが減りづらいのがNXとiPhoneだ。
一方Mate7とNote4は結構な速度で減っていく。
Mate7
Note4
Mate7とNote4で同じ時間待ち受けして同じ時間使ってみた。
結果バッテリーゲージはMate7が76%でNote4が73%である。
Mate7については待ち受け状態でアプリの実行を個別にコントロールできるのでLine、Twitter、セキュリティアプリ、050以外は全てバックグラウンド実行を停止させている。
一方Note4にも下記の通り同様の設定があるもののインストールしているアプリが少ないので条件は同じ。
Note4は使用2日目なので評価しづらいが4000mAとほぼ同じ容量で既にへたっているMate7よりバッテリー消費が大きい。
Note4のデカコア(10core)CPUのHelio X20は考えていたほど省電力でなさそう。
それはNote2のオクタコアの頃から同じ傾向のようだ。
大容量バッテリースマホ全てが長時間利用できる訳ではなくCPU性能との兼ね合いになる。
海外で爆発的に売れたXiaomi MI5が3000mAで2日もちスマホなのでNote4にも期待したのだがバッテリーに関しては少し長持ちの3000mAスマホと考えた方が失望感がなくていい。
10回くらい充放電すると安定するかも知れないのでそのときはまた修正版をアップしたい。
iPhoneはOSが違うので比較しにくいがベンチマークのAntutuで比較すれば
- Mate7 5万台
- Note4 8万台
- NX 4万台
- iPhone 5万弱
とNote4が圧倒的だがゲームや重いアプリを使わなので5万台でも十分。気になるとすればブラウザのスクロールでどれだけiPhoneようなヌルヌル感が得られるかだろう。
NXからMate7に変更したときは明らかに滑らかさが変わったがNote4では差を確認できなかった。
Mate7で起動に一番時間がかかるアプリ5秒がNote4では4秒になり20%も能力アップしているが実用上あまり影響はない。
Note4のパフォーマンスの高さは文字入力にも影響するのでベンチマークでの能力の高さは好ましいし2015年スマホであればハイエンド機の域。
200ドルスマホなのでコスパは素晴らしい。
- Mate7 6インチ
185g 157x81x7.9 mm
- Note4 5.5インチ
175g 151x76x8.4 mm
- NX 5インチ
159g 140×69×10.4mm
- iPhone 4.7インチ
129g 158×77.8×7.1mm
体感だと重く感じる順にNote4、iPhone、NX、Mate7。
面積や体積あたりの重量、すなわち質量の順と違うので色や形や材質も重さに影響していそう。
手に馴染み安いのは横幅が小さい順に順当だ。
ただ画面サイズは大きい方が見やすいのでバランスが取れているのは5.5インチのNote4であり、だから最近のスマホに多いサイズだ。
これからの人気機種になっていくであろうAsus ZenFone3Laserのモックと比較してみた。
少しNote4の方が高さがある。
スマホで文字入力編集をする機会が多い。
年寄りなのでQWERTYキーを使っておりすべての機種で親指2本で入力している。iPhoneとNXはギリギリ右親指入力が出来るがNote4とmat7は無理。Mate7はワンハンドレイアウトで右に寄せれば4インチサイズで右親指だけでも入力できるが6インチの意味がない。
入力速度や誤入力は仮想キーボードの大きいMateが有利に思えるが実際の入力で大差ない。
文書編集でカーソルを持っていきたいところに移動させることや文字を選択をするのはiOSに比べてAndroid全般に苦手なようで機種の差は認められなかった。
ただ画面が大きい方が文字入力をしていて疲れにくいので文字数の多い文章を書く場合はWindowPCを使うがたまに3000文字を一気に打つこともあるのでMate7に分がある。
いまどきタッチパネルの性能に大差はないと思っていたがNote4だけ感度が過敏過ぎるのか誤動作をすることがたまにある。他の機種にはないので残念なところだ。
Mate7明らかに音が悪く安物のスピーカーを使っているのがわかる。iPhoneとNote4は耳をすませばiPhoneの方が少しクリアに聴こえるが聴き分けられるかというと自信はない。
Note4にだけ起こる現象だがWiFiを接続して使用していると転送が停止してしまうことがある。
白い方がNote4でネットワークのスピードテストではMate7の倍以上出ているのだが安定していない。LTEでは発生しないのでWiFi機能がイマイチなのかもしれない。
戻るボタンとマルチタスクボタンがMate7とNote4で逆になっているので慣れるのに時間がかかりそう
ソフトバンク回線と一度会話しただけだがMate7よりは聴き取り易かった。
仕事使用のiPhoneは回線をケチっているのかAUなのに品質が悪いので比較にならない。
最近は電話をかけることが減っているのでそれほど気になりはしない。
Xiamio Redmi Note4はバッテリーのもち以外は合格点。
2.2万円だとすれば合格どころかコスパよすぎ。
但し、しばらく確認してMate7のOSを一旦初期化後kitkatに戻してバッテリーを有償でメーカー交換してもらいこちらをメイン機にして、Note4は海外専用にする予定。
理由は技適マークがない事もあるが、やはりバッテリーはガシガシ使って2日持って欲しい。
使いだしでガシガシ使っても1日は余裕にもつが1年するとバッテリーがへたってきてもたなくなるのは困る。
海外で買っているのでバッテリー交換は絶望的。
2.2万円なのでこれくらいの価格のを毎年換えていってもいいのだがアプリなどの移行が面倒なのであまり頻繁に機種変したくない。
しばらく使うとバッテリーが安定して本来の性能が出るのかもしれないのでその時はまた記事にしたい。
あとSIMが2枚ないのでこれを買った本来の目的であるDSDSも試せてないのでこれもいつかの機会にしよう。
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