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正しい終末の迎え方ってなんだろう

親がガンで近い将来人生を終えることになりそうなので思わず人生の終末を考えてしまう。

親父は献体するので灰になって戻ってくる。

その前に家族葬をするだろうし、年金止めたり大量にあるカード解約したり携帯解約したり自宅の動産全て処分して、銀行口座封鎖解いて遺産を分割したりとしばらくの間大変だ。

これはあくまで残る側の視点。

死ぬ側であれば老衰大往生がベストな死に方。

次が交通事故や脳梗塞、心筋梗塞でぽっくり逝くこと。

最後が病気で苦しみながら死んでいくこと。

生に執着があれば苦しみ抜いて死んでもいいだろうがやり残したことがない人にとっては生き地獄としかいえない。

今現在何かやらないと死ねない事はなく、何のために生きているかに疑問を持ちかけた事もある。

死に直面すると宗教に嵌ってしまうという話はよく聞く。

人はなぜ生まれてくるんだとかなんのために生きているんだとか死んだら魂はどうなるのとか。

自分の場合残念ながら宗教に頼る信心を持ち合わせておらず自分が生きているのは科学の進歩がどこまで進むのかを出来るだけ長く生きて知りたい欲求がある。

生まれた頃アポロ11号が月に着陸し、スペースシャトルが30年稼働してまたロケットに戻ろうとしているが宇宙移住はあり得るのかとか、人工知能の概念が17世紀に生まれてあまり進化のないまま21世紀を迎え爆発的な速度で進化しており本当に映画やアニメで出てくるようなヒューマン型ロボットが作られるのかとか、ドラエもんの翻訳こんにゃくはそろそろできるだろうとか期待がある。

大昔バイトで買った富士通のFM-7というマイクロコンピューターでなんでもできそうな魔法の箱としてワクワクしていたが実際にできる事はゲームと簡単なプログラムが動く程度でショックを受けたが、パソコン通信で人とコミュニケーションを取れることを知り可能性を知った今じゃスマホのアプリをダウンロードすれば大抵のことができる。

携帯電話ですら昔はなかったし一昔前はポケベルを使っていた。

数字しか使えないのでそこに文字を当てはめて読み替えていた。

それが今はスマホのアプリでLINEなど目的に合わせて便利なコミュニケーションツールがいくらでも出てきている。

テレビだって白黒からカラーになり録画装置のベータやVHSのビデオデッキが出た時はびっくりしていたが今では全録機で1週間の番組をいつでも観られるようになった。

映画だって昔は映画館か数年後にテレビだったのがビデオで発売、レンタル、DVD・ブルーレイ化と来て今ではネット配信で観ることさえ出来る。

この先どうなって行くかを知りたい。

これだって生きる理由だろう。

宇宙旅行に行くんだとか、登山で名山百選を制覇するんだとか、100歳まで生きるんだとか、明日は面白いことがあるかもしれないとか、 生きている理由は人それぞれあるはず。

これを目標達成型と天命追求型に分けられる。目標達成型で有名な人といえばワタミ創設者渡邉美樹氏。

ワタミのブラックぶりで今やマスコミからは消えてしまった感があるが生き方は目標達成型の極北のような人。

夢に日付を! 【新版】 夢をかなえる手帳術

夢を叶えるために逆算して何をするか計画してそれに沿ってアクションを取っていく。

いきあたりばったりで生きてきた自分には全く理解できないがそのいきあたりばったりが天命追求型になる。

生き方としてどちらが上とか下とかはないが夢があってそこに近づきたいなら目標達成型がいいだろうし人生は何があるかわからなくて楽しいよねケ・セラ・セラと生きてる人は後者になる。

目標達成型の人は自分の死を前にした場合、何パーセント夢に近づいたか「自己確認」をして死んで行くだろうし、天命追求型はこれまでの過去を振り返っていい人生だったとかろくでもなかったと「自己評価」して死んで行くことになる。

自分の死に直面し自己確認や自己評価をした時に生まれてきてよかったと思えるような生き方をしたいものだ。

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