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高齢のギャンブル未経験者は危険。カジノ法案衆院可決

統合型リゾート(IR)整備推進法案(カジノ法案)が衆院で可決した。

これからギャンブル依存症が増加すると考えられている。

新しいギャンブルができるようになれば確実に増加する。

パチンコやパチスロはパトランプやフラッシュを利用して巧妙に依存するように作られていると考えている。

自分自身も8年前迄はパチスロ依存症だった。

思い返せば何であんな不毛な遊びに限りある時間と金をつぎ込んでいたかといえばボーナスで当たった時のフラッシュやパトランプを受け何度もやるうちにドーパミンが分泌されるように慣らされてその快感をまた感じたいという欲求がそうさせていたんだと分析している。

1.5号機のペガサスの当たった時のフラッシュからハマりトロピカーナの遅れが出た時の快感、アラチャンのパトランプが回ってる優越感、吉宗や番長の窓がカシャーンと開く時の快感は今でも覚えている。

大半の依存者は同じ感覚で負けても負けてもパチンコやパチスロにハマってしまっている。

パチンコ依存から抜け出すのは難しい。

特に最近の機種はカウンセラーや心理学者などが開発に関与しているかのごとく射幸心を煽り立てるので下手な違法薬より中毒性がある。

自分も自力で抜け出したわけではなく、その頃持病が発症してあの音と光に耐えられなくなったのだ。

それでもしばらくは通おうとしていたが、行くたびにめまいや頭痛が伴うので苦しいため少しずつ足が遠のき半年位で完全にパチスロを辞めることができた。

本当に運がいい。

今思えば病気すら味方につけたのだと。

おそらく今でもスロットをやっていたら毎年100〜150万程度は消えていたから3千万以上はパチンコ屋につぎ込んでいたことだろう。

もし同じような症状を人工的に引き起こす薬が発売されたら大半のパチンコ、パチスロ依存症を救い出すことができるだろうがパチンコの利権やが必死に阻止するだろうな。

競馬や競艇もたまにやっていたがこっちのギャンブルにハマることはなかった。

競馬、競争、競輪、オートなどは自分にとって快楽的ギャンブルではなく株と同じ感覚でやっていたのでかなり冷静でハマらなかった。

基本かけていてもレースを見ずに結果だけを確認してたためだと思う。

かけている馬や人が一着でゴールした時に大量にドーパミンも出る人もいるのだろう。
競馬や競艇で身上を潰す人だっている。

人それぞれどこで快楽を感じるか違うので新しくルーレットやバカラなどがギャンブルとして遊べるようになると新しいギャンブル依存者が出てくるのは確実だ。

そしてそれが怪しげなオーナーではなく国営とか自治体が運営するとなればこれまでギャンブルをやったことがない人がハマって行く可能性もある。

自分のようにギャンブルにハマって抜け出して怖さを知っているような人間であれば、そうそう又ハマることはないと思うが、退職して趣味もなく漫然と暮らしていてカジノが近くにできてしまうとフラフラと入ってハマってしまう人も出てくる。

日本のカジノもパチンコ屋よりも高級感のある作りになりこれまでとは違った客層を狙う。

ギャンブルの免疫がなくてこれまでたまたまギャンブルに触れる機会がなくカジノのゲームで熱くなりやすい(ドーパミンが出やすい)人は高確率で依存症になってしまうだろう。

そして老後の蓄えを擦ってオケラになるという流れ。

とにかく長期的に見れば絶対客が勝てないギャンブルには近づかない、それが老後の蓄えを溶かさない秘訣だ。

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