転売。
あまり響きのいい商売ではない。
最近だとプレイステーションVRやニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータなどの価格をアマゾンでつりあげているのもこいつら。
転売はヤフオクで昔からあり商売として成り立っている。
もちろん闇雲に仕入れたところで儲からないので情報収集と仕入れの努力が必要。
最近流行っているのがレンタルボックス。
転売目的で販売しているとは気がつかなかった。
実は自分のコレクションに高値をつけてショーケースに入れて人の往来に置き自慢しているのかと勘違いしてた。
1月号のBIG tomorrowに記事があり商売として成り立っている事を知る。
あんな誰が見ても割高な商品やガラクタ一体誰が買っているのか?
海外からの観光客がほとんどらしい。
そうか、思いつかなかった。
何年も見ていたのに。。
置いてあるのは一昔前は欧米人、最近は中国人や韓国人の観光客の往来が多いところ。
誰が見ても高いのはあくまで国内の日本人の相場観。
海外からやった来た外国人にしてみればアメリカのオークションサイトならいざ知らず日本のヤフオクに手を出すには言語の壁があるし難しい。
それがショーケースに入って買える状態になっていたら3割増、4割増でも買う人が出てくる。
更に今は円安。
日本はアニメーションの聖地。
自国で入手が難しいグッズだったらなおさらだろう。
レンタルショーケース屋の近くにまんだらけでもあればそこから仕入れて並べておくだけでももうかりそうな気がしてきた。
もちろんレンタル屋にどの国の観光客が多いか調査してその国でどんなアニメが流行っているか、どんなグッズが入手し難いかをマーケティングする必要はある。
せこい方法だとレンタルショーケース屋に行って写真を定期的に取りどれが売れてるか確認して同じものか似たものを売るコバンザメ商法でもいいだろう。
レンタルショーケース屋によると月100万円売る棚もあるらしいので仕入れから40パー利益乗せて手数料10〜15パー取られて25万円は稼いでいるコトになる。
そうやって考えるとレンタルショーケース屋もおいしいか。
利用料取った上に販売手数料も取れて他人のふんどしで稼げるわけだから。
なぜ増殖しているかようやく合点がいった。
会社を退職したらショーケース転売を趣味でやっておくのも面白そうだ。
今年前半は生きてきた年数よりも多くのアニメを数ヶ月で一気に観てなんとなく何が人気なのかは掴めてきたので新しめのフィギュアに手を出してもいいし、案外中国では聖闘士星矢とか乱馬なんかも人気があるので他のショーケースと差別化したブランディングを目指してもいい。
106万円の壁を超えず月10万収入を目指すにはいい商売一つかもしれない。
売れた商品の補充だけで済むので多角化商売のひとつとしていける。