メインバンクは東京三菱UFJから変える気はない。
サブバンクは住んでいるところに密着した地銀なので移住先ではATMすら見つからず使えなくなる。
そこでいくつかの視点でサブバンクをどこにするか考えてみる。
国内移住先はもちろん札幌、仙台、福岡の3箇所に絞っている。
検討項目は市内ATMの数、銀行の健全性、土曜日の手数料無料引き出し時間、コンビニATMの連携の4つとした。
他にも金利がいいとか女性行員に美人が多いとか年寄りに優しいとか通帳作るときの粗品がいいとかあるかもしれないが調査も大変なので割愛した。
比較表作成にあたって参考サイトは下記の通り
市内店舗&ATM数 全国ATMマップ
土曜日の引き出し無料時間、提携コンビニ数は各銀行サイト
銀行の健全性 Yahooファイナンス
銀行は各都市で上位3行としたが北陸銀行、荘内銀行、福岡中央銀行は店舗数が少ないので他の調査はしていない。
北陸銀行はほくほくフィナンシャルグループで同グループの北海道銀行とまとめてもよかったが分かりにくくなりそうだったのでそのままにした。
同様に福岡銀行も熊本銀行、親和銀行と共にふくおかフィナンシャルグループとなっているが店舗数は単体で見ている。
店舗数だけではなくATMも含まれている。
札幌は北洋銀行と北海道銀行のいずれかになり、どちらも200店舗以上ある。
全てのメガバンクの店舗数を合わせても11なので圧倒的。
他行と取引などがあるという理由がない限り転勤、移住して使うとすればこの2行で間違いなさそうだ。
仙台は店舗では195で七十七銀行の一人勝ちだろうか。
ただ仙台銀行の72だってメガバンク連合の12店舗の6倍以上あり生活にはそれほど困らないだろう。
それに宮城にはみやぎネットがあり地銀、信金が加入しており平日8:45-18:00は銀行跨いでも無料なのでここに加入しているならどこの銀行でもいい気もする。
福岡は福岡シティ銀行と福岡銀行が図抜けておりどちらかになるだろう。
メガバンク連合も19店舗ある。
今回調査した6行の中で北洋銀行だけが土曜日の9時ー18時の引き出し手数料が無料になっていた。
手持ちの東京三菱UFJ銀行が(忘れたが)何かの優待で回数制限はあるものの土曜日無料になっていたので地銀だと大半が無料サービスやっているかと思ったが甘かった。
108円なんてと思ってはいけない。
月に3−4回手数料を払えばコーヒー一杯も飲める。
もちろん通常は契約銀行で引き出しをするのだが場合によってはコンビニATMを使わないといけないこともある。
メガバンクや全国展開している大手地銀なら間違ってもコンビニATMは使えるが、他の地銀は場合によっては使えないところもある。
仙台銀行がセブンのみで他は3社以上と提携している。
なので仙台銀行以外どれを選んでもよさそうだ。
銀行は潰れる。
ここ20年でも16行潰れているし足利銀行では上場廃止寸前に株で遊んでいた記憶もある。
今回絞り込んだ3市関連でも北海道拓殖銀行や徳陽シティ銀行がお亡くなりになっている。
1000万円のペイオフがあるといってもドタバタしている間引き出しができなくなる可能性がある。
出来れば潰れない銀行が良いだろう。
企業の健全性の指標としては自己資本比率が有名だが日本の場合は全体的に低いのでそれほど参考にならない。
それより連結経常利益の大きさを気にしたい。
これを見る限りほくほくフィナンシャルグループの北海道銀行とふくおかフィナンシャルグループの福岡銀行が規模的には大きい。
ただし行員でもない限り実際の健全性はわからない。
札幌は北陸銀行とのグループ化で安定しているだろう北海道銀行か店舗数と土曜日手数料無料の北洋銀行かとなるが、預金額を絞っての北洋銀行か。
仙台は前述の通りみやぎネットに入っていればどこでもよさそうなのでコンビニ提携と規模から七十七銀行を選択する。
福岡は福岡銀行と西日本シティ銀行で差はないのでサイコロ振って決めていい。