早期発見できれば進行を食い止められる若年性認知症
しかし、実情は8割の人が会社を追われている。
自主退職か解雇。
大黒柱が50代以前で認知症になると家族は厳しい。
場合によっては癌より怖い。
癌であれば軽度なら完治もできるし、逆に重度なら長くはもたない。
末期ガンは感情としてはやるせないだろうが亡くなっても生命保険に加入していれば家族は当面生活できるしガン保険に入って転移がなければ闘病できて復活の可能性も高い。
認知症だと体は何も悪くないので会社を追われた上にそこから何十年も家族が面倒を見ないといけない。
老後の介護疲れで殺人や自殺とかのニュースが出ているくらいなので40代、50代で認知症になると家族の負担は生半可なものではない。
頼りの勤めている会社側からすれば回復のめどが立たない社員をおいておく余裕は普通ないので自主なり解雇なりで辞めてもらうほかはない。
自身の組織で誰かが認知症になった場合一旦は休職扱いにするかもしれないが回復の見込みがなければやはり家族に相談して希望退職に乗ってもらって自主退職という形をとってもらう選択肢しか思い当たらない。
収入がなくなる上に要介護者ができる。
認知症に対する保険も少しずつ出てきているが加入者は聞いたこともない。
家族だけではなく会社の同僚や上司が早期発見して進行を食い止める治療をすることが必要。
考えてみれば何かしら症状が出る場合が多いので癌よりは早期発見しやすい病気だ。
そこでこれら認知症の初期サインを知っておき家族がなった時や同僚や部下がなった時に備えておこう。
認知症の初期症状
- 気候にあった服を選べなくなった
- 会話の途中立ち去ってしまう
- 反社会的行動 万引き、放火などをしてしまう
- ボタンをつける糸を結ぶなど細かい動作ができなくなる
- 夕食を食べたことは覚えているが何を食べたか覚えていない
- 大事なものをどこに置いたか忘れる。心配だからしょっちゅう探し物をする
- 蛇口、ガス、スイッチの締め忘れ 他ごとで料理を黒焦げ
- 同じものを何度も買ってしまう
- 曜日は日付がわからなくなる
- 段取りが悪くなる
- 同時に2つのことができなくなる
- 全自動洗濯機、ATM、テレビのリモコンでまごついてしまう
- 整理整頓や掃除などなんとなくだらしなくなった
- 長年やってきた趣味をやめてしまう
出典 政府インターネットテレビ 認知症 家族で知っておきたい初期サイン
そして初期症状を見つけたら出来るだけ早く専門医に診てもらう。
本人がそんなはずはといってる間に進行していくので強制的にでも連れていく。
それが家族にとっての唯一の防御策だろう。
参考