銀行でパンフレットなどを見ていて知ってはいたが自分自身が使う事に結びついていなかった退職金専用定期預金。
出典 三井住友信託銀行
退職後に退職金を定期預金するとこのご時世に1%とか2%とかあり得ない金利が1〜3ヶ月の期間だけつく商品。
あくまで退職後1年間限定で退職金を定期預金に運用可能。
まあ退職金を自分の銀行に預けて貰うためのキャンペーンだろう。
これを利用しない手はない。
複数の銀行に適用期間の間だけ預け替えれば1年分の金利を手にすることができる。
退職金の源泉徴収票が必要になるので退職後でないと使えない。
通常は退職金額まで定期できるので、退職金が2700万円であればそこまでが金利のつく上限額。
同じように手持ちの資金を複数行同時に退職金の名目で分割預金すれば退職金以上に預金できる。
8000万円預ければ1%だと税引前80万円の金利が手に入ってしまう。
銀行からすれば源泉徴収票があれば預けた金が退職金なのか手持ちの資金なのかなんてわからないから問題ない。
しかし8000万円を預けるためには2667万円ずつに分けて3行同時に3ヶ月ずつ預金を4回繰り返し年間で12行に預け替えるという大変面倒な作業が必要になる。
一方、三井住友信託銀行のように退職金額の上限超えて定期預金できる銀行もあるようなので探せば年間4行だけでいけるかもしれない。
3ヶ月で金利1.5〜2%の銀行は退職金額が上限なので高金利を狙うならやはり資産を分割して預けた方が有利。
平均金利1.5%あれば税引前で120万円も入るので試みる価値は十分ある。
気をつけないといけないのは金利が5%とか7%など高すぎな商品は定期預金と投資のミックスで元本保証ではなくなるゴミ商品なので間違えてはいけない。
あくまで元本保証の定期預金で高い金利の銀行を見つける必要がある。
退職金専用定期預金の金利チェックはこちらのサイトが便利。
3ヶ月2%であれば10行以上ある。
1ヶ月2.5%〜3%も数行あるのでうまく利用すれば2%を超える。
キャンペーン期間は今年の途中で終了銀行が多いがまた新しい商品が出るはず。
困るのは銀行の所在地。
高金利は東邦銀行、トマト銀行、三重信金、滋賀銀行、西京銀行、熊本銀行、山形銀行、北日本銀行などだから日本全国を行脚して窓口いかないといけない。
全国の銀行回るルートを決めて観光ついでに預け替えていってその間の旅費を金利で賄うという考え方がいいかも。
金利2%あれば日本一周の資金になるので銀行回りつつ日本一周するのも面白いぞ。
本当に実践した場合地方の銀行に行くための諸経費として確定申告でガソリン代、宿泊費、車中泊のスーパー銭湯代は控除できそう。
辞める前にルート決めておくか、金利1%で退職金額以上預けられる近場で4行を見つけるかどちらかにしよう。