ヤフーで調べてきたんですが青春18きっぷって知ってますか?
すごいんですよ、このきっぷ。
またナイツのネタのようだけど本当に知らなかった。
鉄道に興味もなくきっぷの名前はうっすらと聴いた記憶もあるのだが18歳限定の切符か何かと勘違いしておりそれ以上調べたこともなかった。
札幌、仙台、福岡に移住視察という名で遊びに行くのにLCCがいいか高速バスがいいか鉄道がいいか調べていて青春18きっぷが検索に引っかかってきた。
発売期間
平成29年2月20日~平成29年3月31日
平成29年7月1日~平成29年8月31日
平成29年12月1日~平成29年12月31日
利用期間
平成29年3月1日~平成29年4月10日
平成29年7月20日~平成29年9月10日
平成29年12月10日~平成30年1月10日
残念ながら春は終わりなのでダメだが夏は使えそう。
利用できる時期はこの通りで、全国のJRの新快速か普通が5日間フリーパスになる。
年齢制限はないが子供料金もない。
新幹線、特急、急行利用は特急券買っても乗車NGとかグリーンの自由席は別に切符を買えばOKな列車もある。
細かい規定や制限があるものの移動日と宿泊日に分けてできるだけ長い時間電車に揺られる旅ならかなりオトクな切符だ。
本州から北海道に入るなら新幹線オプションもある。
仙台、札幌と候補地2箇所をこの切符で攻略することもできそう。
新幹線オプションも2300円とそれなりの費用がかかるのでLCCで千歳空港まで飛んで北海道内を18きっぷでまわる手もある。
鉄ちゃんの専門用語でワープと呼ぶらしい。
また新幹線オプションより安くて時間的に早い青函フェリーの選択もある。
もはや移住視察というより北海道周遊旅行だ。
18切符を2セット買って東日本一周や西日本一周というのも計画できそう。
夏に行くとなるとお盆休みを避けてその前後がいいだろう。
経路やダイヤ見てプラン作るのは面倒なのでジョルダン青春18きっぷ検索使うのがよさげ。
面白そうだが難点は新快速にしか乗れないこと。
そこで探してみると各JR会社毎にオトクなフリーパスを出しているもののエリアが狭く微妙なのが多い。
その点18きっぷはJRさえ走っていればどこでも乗れる。
その中でも移動エリアや年齢など条件はあるものの便利なフリーパスがいくつかあった。
18きっぷを基準に比較してみよう。
大人・子供11,850円(2017年)
利用期間は学生・生徒が長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)に入る3つの期間で、その開始約10日前から終了日の10日前まで発売される。
青春18といっても誰でも使える。
ただし子供料金はない。
1枚で利用可能期間中の任意の日に5回まで利用できる。
5回分は連続して使用しなくてもよく、有効期間内であれば別々の日に1回ずつ使うことができる。
1枚を複数人数で同時に使うことも可能で、その場合は同一日に人数分の回数を使用することになる。
乗車可能なのは全国のJR線普通列車・快速列車の普通車自由席など。
「など」と細かいルールが複雑なので詳細はWikiへどうぞ。
大人7,710円、子供3,850円(2016年)
基本は青春18きっぷと同じ。
青春18きっぷの秋バージョン。
ただし1枚で有効期間が利用開始日を基準として連続した3日で使用する。
1枚を複数人で利用することはできない。
子供料金がある。
大人10,850円、子供5,420円(2017年)
JR東日本・JR北海道・青い森鉄道・IGR・北越急行の5社の鉄道線の快速列車、普通列車の普通車自由席並びにJR東日本のBRTが利用できる。
利用開始日から連続した7日間での利用が可能。
春、夏、冬に発売されている。
詳しくはWikiまで。
50歳以上限定会員の特典。
クレジットカード年会費 2575円(初年度無料)
新幹線を含むJR東日本 連続4日 15,000円
新幹線を含むJR北海道 連続5日 16,250円
新幹線を含むJR東日本・北海道 連続5日 26,000円
[第1回]2017年6月22日(木)~7月4日(火)
[第2回]2017年8月31日(木)~9月12日(火)
[第3回]2018年1月18日(木)~1月30日(火)
詳しくは大人の休日倶楽部まで
50歳以上限定会員の特典
年会費無料
期間限定で2017年度版が発表されるかは不明。
新幹線を含むJR西日本線、智頭急行線、JR西日本宮島フェリーの全線を連続する3日利用可能。
普通車用 18,000円
グリーン車用 22,000円
普通車用は普通車指定席、グリーン車用はグリーン車指定席または普通車指定席が4回まで利用可能。
大人の休日倶楽部パスとおとなびパスは50歳以上限定になるが素晴らしいコスパだ。
それに年齢制限から乗り鉄とも被りにくいはずだ。
例えば18きっぷ定番のムーンライトながらの乗り鉄の席取りみたいなのに巻き込まれることもないだろう。
この50歳以上限定の2種類のパスのインパクトが強すぎて他が霞んでしまうが北海道・東日本パスの7日間フリーで10850円などはゆっくり東日本や北海道を旅をするなら18きっぷよりいいかも。
18きっぷは移動なしで宿泊だけの日を挟みながらの旅行に向いていてこちらは毎日JRで移動し続ける旅に向いている。
もちろん18きっぷ同様に本州と北海道の間は新幹線オプションで移動できる。
おとなびパスのグリーン車用を利用して大阪-博多間を往復すると本来40,600円が22,000円で46%もお得なのはもはや卑怯なパス。
でも3日間の仕様なので博多やその周辺を周遊して2泊して帰っておしまいになる。
仕事をしている50歳以上の人にとってはいい旅行になるだろうが、退職後の暇な人には日数的に物足りない。
どちらかといえば大人の休日倶楽部パスが本命だ。
新幹線を含むJR東日本・北海道 連続5日フリーが素晴らしい。
26000円ではあるが東日本新幹線と北海道新幹線両方乗れて5日間なら18きっぷと比べると時間あたりの移動距離が3倍になるので周遊し甲斐がある。
年会費も必要だが初年度無料だし年間2575円足しても安いものだろう。
ただある程度の回数新幹線の駅を下車しないとコスパが悪いので、例えば札幌と小樽など主要都市を絞って観光するならLCC+ホテルを安いサイトから予約した方がよさそうだ。
移住候補地の札幌と仙台をまわるのには大人の休日倶楽部パスは都合がいい。
一方福岡の視察には高速バスかLCCの安い時期を探して予約した方がいいかな。
ただ50歳まで待てないかもしれないからやはりLCCで移動になるかな。