LOH症候群で総合失調症の症状を対処療法で軽減するのに大学病院で治療したことがある。
この病気に関する権威は泌尿器科にいるのだが如何せん症状は泌尿器以外にばかり出る。
これがLOH症候群の問題で症状の多くは鬱や循環器、呼吸器などの症状が出るため泌尿器科の医師では専門外で対処が難しく症状に合わせた専門医にも診てもらう必要があった。
だから泌尿器科と併せて大学病院の総合内科で診てもらっていた。
今回の不整脈が安全なのかそうでないかを近所の小さな病院の判断に任せるのは怖いので7年ぶりに大学病院へ行くことにした。
受診するのはもちろん循環器内科だ。
8時半少し前に病院に着いて診療申込用紙に書こうとしたら裏の注意書きに紹介状なしの初診は5400円(税込み)と書いてあった。
1分考えて大学病院をあとにした。
少し前なら躊躇することなく診察してもらったがこれからは少しでもお金を気にする生活に変えて行く必要がある。
心臓の病気かもしれないから初診料五千円やそこらをケチっている場合ではないかもしれない。
でも大学病院だろうが小さな病院だろうが常に症状が出ているわけでないため心電図で見つからなければ24時間ホルター心電図で検査するしかない。
初診で5400円ということは検査してホルター心電図検査するとかなりの金額になる。
それに大学病院で講師以上のベテラン医師に当たればいいが初診飛び込みだと研修医に毛が生えたような先生に当たる可能性だってある。
いや症状が不正脈だったら高確率でそうなるだろう。
若手の医師に診てもらうなら循環器専門の医師のやっている個人病院の方が遥かにマシだ。
そこで循環器内科を主に診ている病院を探して行くことにした。
ググって見ると家の近所に内科と循環器内科だけやっている病院を見つけた。
例えば内科, 外科, 胃腸科, 循環器科, 小児科, 整形外科, 肛門科と何でもやってるところは何が専門かわからないので風邪以外でかかりたくない。
出来るなら循環器内科専門がいいがそれだけでは食べていけないのでついでに内科もやっているところが無難だろう。
大学病院には電車で30分かけていったがまた逆戻りして自宅の近所の病院に行った。
9時過ぎに到着。
個人病院にしては大きい。
しかし院内に患者が少ない。。
朝で5名しかいない。
それもこんな時期に風邪ばかり。
(マスクしてこればよかった。。)
待ちが少なくて助かるのだがまたここもホームドクター同様にヤブなのか?と嫌な予感が走る。
ただホームドクターの病院はいつ行っても無茶苦茶混んでいる。
さてまずは心電図検査。
あらかじめ寝ている時は不正脈は出ないと伝えた。
やはり普通の心電図では何もでなかった。
診察ですぐに24時間のホルター心電図をつけることになった。
端子は5箇所で50g程度の機械を首からぶら下げて服の中に入れて端子を胸に貼り付けて行く。
機械を腰に固定する専用の包帯素材のベルトを巻きつけて完了。
看護師が説明書を見ながら戸惑いながらつけてくれるのが気になる。
医師にはシャワーはOKと言われたが看護師には水につけると壊れるから1日我慢しろといわれた。
いつ症状が出たか時間と何をしていたかを書く紙をもらう。
後で調べるとホルター心電図の仕様はシャワーOKだった。
循環器専門なのにぎこちない取り付けはホルター心電図あまり使わないのだろうか。。
あと血圧測定でも上が106とかありえないし50歳は超えていそうなのに若い看護師から指示を受けていた。
看護師免許持っているのだろうか…
それとも看護師辞めて20-30年くらいで子供が独り立ちしたからシニアで看護師でもやってるんだろうか。
人の人生勝手な想像しながら病院選択間違えたと思った。
だいたいこれだけ患者のいない病院で医師1名に受付3名、診察室2名、心電図・体温などの準備や検査に1名の6名って看護師の人数多すぎるし配置のバランス悪すぎ。
患者より看護師の方が多いぞ。
受付1、診察室2、検査1で診察室を受付と検査の応援にまわれる体制で充分だろう。
ただでさえ看護師は大切な資源だし、2名減らせば他のもっと忙しい病院が楽になるしこの病院の運営も楽になるはず。
と勝手に人の病院の経営を考えていると会計で呼ばれた。
5830円
明細見ると初診料の点数は低くほとんどが検査料になっている。
心電図とホルター心電図だけでは高い。
これだけ支払えばCT検査は受けられる。
血液検査のフルオプションもいける。
エコー検査だって余裕で大丈夫。
MRIはもう少しかかるか。
色んな病気で病院通ってるし親の癌治療もあったので医療費の相場は大体わかる。
患者数が少ないから点数積んだかな。
これで杓子定規な診断結果だったらこの病院はヤブでぼったくりで病院経営能力なし決定だ。
結果は返却後10日程度で出るらしい。
それまで何事もなければいいが。