送別会をあちこちで開催しようとするので片っ端から断って今の所属部門と他に一つだけOKした。
その一つめにいった。
内輪だけであまり人数集めないでね、とお願いしたにも関わらず50名以上が会場に来て下さった。
定年退職の送別会であれば喜ばしいイベントなので嬉しい限りだが、勝手に辞めるのでできるだけひっそりとフェードアウトしたかったので参った。
でもこうなってしまっては仕方がないと潔く挨拶して回る事にした。
もしかして涙でも出るかなとひとりひとりと話をした。
しかし自分でも驚くほどサバサバしたものだった。
まあ仕事上の関係なんてそんなものだろう。
少し前に辞めるわけでもなく事業所の異動で先輩が大泣きしていたのでまさか自分も泣くと恥ずかしいと無意識で送別会を拒否をしていたのかもしれない。
それに他人の送別会は掃いて捨てるほど開催したが自身の送別会は2回目であまり慣れていなかったため自分の反応がどうなるか分からなかったため不安だったようだ。
部署は5回変わっているので最低5回の送別会の経験があるべきだが部署の再編成などでどさくさに紛れスルーされてきた。
最後の挨拶も差し当たりない無難な内容で決めることが出来てよかった。
実はこれも万一泣いても最後まで話せるように自宅で練習をした。
仕事でもプレゼンの練習したことがないのに 笑
結局一切涙は出ず。
取り乱さなかったので思ったわけでもないが人数制限などお願いせず来てくれる人は来て頂き素直に送られるべきだと反省している。
ただ業務上社内の知り合いが多かったので普通に集めてくれていたらとんでもない人数になり幹事が大変なのでこれくらいがやりやすいだろう。
200人越えの送別会を仕切ったことがあるがあっちこっちに気を使い大変だった。
帰宅してようやく会社を辞めるだという実感が少し湧いてきた。
あとは最後の挨拶のメールを考えなくてはいけないか。