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年寄りの扁平足にインソール

最近は少し歩くとすぐ足が痛くなる。

年を重ねるほど悪くなっている。

歩いて足が痛いといえば膝が痛い、足首が痛い、太ももが痛い、股間が痛いあたりが普通だろうが自分は足の裏が痺れるように痛くなる。

そして痛くて歩けなくなる。

理由はわかっている。

足底筋膜炎になったこともある筋金入りの扁平足。

ぺったんこではなく土踏まずのアーチが人より小さい。

だから旅行でも出来るだけ交通機関を使うか自転車を借りたりする。

それはそれでいいのだが海外旅行だとそれなりに歩かないといけない。

それにこれから足腰が弱くなるので寝たきりにならないためにもウォーキングは重要だ。

扁平足が短命なんてデータは一切見当たらないが本気で調査してみればおそらく寝たきりになり平均寿命は健康な足の人より短いはずだ。

そこで長距離歩いても足の裏が最初に痛くならない方法はないかと考えてみた。

  • 病院(靴外来)に通ってみる
  • 足に優しい靴を探す
  • インソールを作る
  • 既製品のインソールを買う

靴外来は一度行ってみたいが近所にないのと今は通えないので手段で効果がなかった時の切り札として残しておく。

靴で扁平足専用があれば売れると思うのだが探した限りは見あたらない。

ニューバランスの靴を推奨している人もいるが効果があるのかわからないしとりあえず買ってみるというほど安くはない。

インソール作成はどうだろう。

インソールとは靴に入れる中敷のこと。

靴にも通常入っており安物程インソールの作りも適当。

そこで自分にあうインソールを買ってきて入れ替えるとか重ねて使う。

オーダーメイドの相場はおおよそ3万円から。

さすがに高い。

安いのを探すと「スポーツするならヒマラヤ」のあのヒマラヤが特約店になっている日本シグマックスのカスタムバランスがある。

フットクラフトカスタムは一人ひとりの足の違いを独自のシステムで分析して成形する、あなただけのオーダーメイドインソールです。足裏のアーチなどのアライメントを適切にサポートし、足本来の機能が高まることで、パフォーマンスの向上にもつながります。

足の検査は無料でやってくれてインソール作るのに1万円弱。

オーダーメイドに比べれば安い。

足を測ってそのデータを元にインソールを熱か圧力で成型しているようなのでオーダーメイドに近い。

店頭まで行ってパンフレットを見たがどちらかといえばスポーツ選手用に特化したハードな使用のインソールを用意しているので扁平足が普通に歩きたいという目的ではなさそう。

扁平足で効果を明確にしているレビューも見あたらない。

これも次の機会に取っておき既製品のインソールをいくつかアマゾンや靴屋で買ってみた。

数百円から高くても2000円程度で買える。

タイプとしてはフラットなものとプレスして3D成型したものと合成して厚みを作っている3種類があるようだ。

まず靴屋でフラットタイプを買ってきた。

色々タイプがあるが平たいのが足にはいいのではないかという素人判断。

サイズが大きすぎて靴に入らなければハサミで切って調整する。

切り取り線がインソールについているのでそれに沿って切るだけで簡単。

フラットタイプはクッションで足の裏全体の衝撃を和らげるもの。

要は靴底を厚くして疲れを緩和する。

実際にスニーカーに入れてしばらく使っていた。

はき心地はよくなる。

しかし少し歩くとやはり足の裏がいつものように痛くなった。

扁平足にはイマイチ効果がないが捨てるのはもったいないと思いスポーツサンダルに貼り付けた。


インソールの裏にゴムや革専用の接着剤を何箇所かつけただけ。

これで充分固定された。

このサンダルはブランドものだが生地が硬めで他のサンダルより痛くなるのであまり使っていなかったがインソール貼り付けてからはき心地がいいのでメイン利用のサンダルになった。

次に試したのは3D成型と合成で出来ているタイプ。

アマゾンのレビューの評価もいい。

スニーカーに入れて歩いてみる。

お、足の裏が痛くならない。

これはいいとしばらく使っていると今度は足の甲側が痛くなってくる。

インソールが少し厚めなので全体的に底上げされる。

甲高な足なのでインソールで高くなりスニーカーに甲が擦れてしまうようだ。

そこで元々入っているインソールを抜いて入れ替えると甲は当たらないがまた足の裏が痛くなる。

何とか使えないものかと他のスニーカーに入れると足の横が痛い。

扁平足で甲高で4Eの幅広ときている。

これまで何気なく靴を買って履いていたが調整がこれほど難しいとは思わなかった。

もう少し甲高のスニーカーがあれば自分にとって素晴らしいインソールになりそう。

しかし直近の旅行で使いたいので慣れていない新しいスニーカーを買って履くのは怖いので別のインソールを探した。

3つ目は扁平足対策と記載があるものにした。

のちにアマゾンの購入履歴で知るのだがこのメーカーの足底筋膜炎対策のインソールを数年前に購入して使っていたことがあった。

冬の4ヶ月程足底筋膜炎が治らず履いていた。

もう玄関にはないので役目を果たし捨てられたのだろう。

今回は扁平足対策のインソールだ。

スニーカーに入れて歩き出す。

土踏まずが押し上げられて違和感がある。

足底筋膜炎対策のインソールも土踏まずが高くなっていたがそれ以上の気がする。


内側が押し上げられるのでオーバースピネーション(外側によじれる)になっているのではないだろうかと歩いてみると違和感はあるものの足の裏は痛くならない。

不思議だ。

痛くなる距離の倍以上歩くと土踏まずに少し痛みが出てきたがまだまだ歩けそう。

普通だと指の付け根やかかとの上方が最初に痛くなるので歩きにくくなるが土踏まずなら痛くなっても歩くのに支障を感じない。

オーバースピネーションで膝や股関節にこないかとも思ったが今のところ大丈夫だ。

ということは元々のオーバープロネーションがインソールでバランスが取れている状態なのかもしれない。

このあたりはいずれヒマラヤで足の検査をしたい。

旅行には念のためFGKと扁平足対策のインソール両方持っていくつもりだ。

今回は3つ目で何とか納得できるインソールを手に入れたが足の形は人それぞれで運が悪いと何個買っても見つからないことになる。

病気ではなく扁平足などの理由で足裏の痛みが生活に支障を与えているなら靴外来を受診されるのがいいだろう。

靴外来は保険適用外で足の型をとってインソールを作り数万円はかかるらしいので敷居が高いなと思うならヒマラヤへ行きカスタムバランスのインソールを1万円程度で作ってもいい。

その後靴を購入

5年使ったお気に入りのリュックサックの皮が剥がれてきて使えなくなった。 押入れにリュックサックはいっぱいあるのだが普段使いには大き目の...
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