タイ旅行記 六、七日目

今日は帰国の日。

到着は翌日なので飛行機泊になる。

同行者が搭乗不備を起こしているので早めに空港行かないといけない。

15時には空港入ってチェックインする予定。

昨日すっからかんになってしまったのでデビットカードで金を引き出しおみやげの軍資金を入手する。

最終日に新しいところへ行くのはリスクがあるので二日目に行ったナショナルスタジアム駅のMBKでショッピングをすることにした。

開店前なのでMBKの一階のマクドナルドで朝食をとる。

マクドナルドは1階に2箇所あり駅側は開いておらず真ん中辺りスタバ横のを利用した。

MBKの駅をはさんで反対側にもマクドナルドはある。

グーグルマップでは違う場所を指していたけどもう少しまっすぐ歩けば見つかった。

そこで10時の開店まで時間を潰してMBKに入る。

ここを出るとスワンナプーム国際空港へ直行するが今回の旅行は思ったよりも廻れなかった。

同行者が歩くのが苦にならないのでタクシーを余り使えなかったことや自分のお腹の調子が悪かったのもあるがやはり外が暑いのが最大の理由。

リバークルーズに行けなかったのも心残りだった。

1階のスーパーマーケットを廻り3階の服飾でTシャツを買って薬局でヤードムを買う。

ヤードムとは鼻で嗅ぐハッカ油みたいなもの。

日本のいくつかのブログではタイで流行ってるとのことだったが一週間の滞在で使っている人を見たことがない。

もう廃れたかな。

でも使って見たかったので見つかってよかった。

そしてMBKのフードコートへいく。

ターミナル21よりキャパはありそうだが全体的に値段が高く高級店ぽい。

あんかけ揚焼きそばのようなものは最初は美味しかったが途中で飽きてきた。

その後フードコートでストロベリーバニラソーダという仰々しいものを頼んだ。

中身はかき氷のシロップのソーダ割りだった。

フードコートでデザートはカットパイナップルを食べた。

安くてお手軽でおいしいのはさすが南国だ。

さてフードコートを出てスワンナプーム国際空港へ移動。

BTSのナショナルスタジアム駅からサイアム駅で乗り換えてパヤタイ駅からエアポートリンクで空港の駅までいく。

ほんの一週間前に使ったエアポートリンクのコイン型切符が懐かしく感じる。

30分の乗車でタイのSIMが使えるうちにやっておきたいのが旅行前にDアニメでダウンロードしておいた動画を日本のVPN経由でライセンス認証。

これやっておけば一週間前にダウンロードした動画でもまた観られる。

それと忘れてならないのがアマゾンプライムデーが始まっているのでFIRE TV STICKの購入。

旧型持っているがサクサクになって3500円で買えるんだから逃してはいけない。

出発3時間前にベトナム航空のカウンターに到着したがチェックインは2時間前だった。

1時間ほど時間を潰してチケットもらった。

同行者の不備は出国カードをなくしたのだがベトナム航空のカウンターでブランクをもらい記入して出国審査で特に引っかかることはなかった。

ググると紛失届けを警察に云々と書かれていたのでビビって早めにいったのだが、ビザの延長などをする場合は必要なようで予定通り帰る場合は何もいわれない。

ネットに書いてあることはこのブログも含めて100%信じてはいけない。

そして念願の空港ラウンジ探す。

プライオリティカードをまだ一回も使ってないので今年の1万円の年会費が無駄になる。

ベトナム航空出発のFゲートにはなかったかもしくは見つけられなかった。

そこで隣G2ゲートのミラクルラウンジ(CIP LOUNGE)に入ってみた。

どちらかといえば小さいラウンジだろうか。

お酒、ビール、スープ、ジュース、パン、ケーキ、焼き飯、カレー、サンドウィッチなど一通り揃っている。

で、本気で食べた。

まず緑のギャバジュース、ビールはシンハーを取ってきた。

待ち時間がまだ2時間あったのでスワンナプーム空港でどれだけプライオリティパスで入れるラウンジがあるか挑戦したかったが連日の歩きで正に足が棒になっていたのでやめておいた。

このミラクルはもしバンコクに通うことになればおそらく利用するラウンジになる。

そうそう、ギャバジュースはおいしかった。

焼き飯とマフィンはイマイチだった。

メジャーなラウンジではないのか人は少なめで過ごしやすかったかな。

ただ意外に日本人が多かった。

なおガツガツ食べていたのは自分と欧米人くらい 笑

残念だったのはソファや普通の席には電源もUSBポートもなくPCデスクだけ設置だった。

日本だとカードラウンジでもついているところもある。

バンコク離れてハノイのトランスファーでまたセキュリティチェック。

ここは毎回靴を脱がせてX線検査をする。

ベルトはオールプラスティックと宣言したら取れとは言われなかった。

バンコクは人を立たせてX線でスキャンしたりセキュリティチェックもお国柄があるようだった。

トランスファーの待ち3時間入れて約9時間でバンコクから中部国際空港へ戻った。

5泊7日でバンコク、パタヤ、アユタヤを周り航空券、宿泊費、オプションツアー、射撃場、食費、その他で総額12万円の旅行だった。

予定よりちょっとかかり過ぎたのでしばらく節約しなきゃ。

日本に戻ってきて感じたのはセキュリティ意識の違い。

ハンドバッグを開けっ放しにして何が入ってるかわかる状態で後ろに抱えている女性や開けやすいバックパック背負っている学生トートバックの中身が上からまる見えで寝ているおばさんが当たり前のようにいる。

冗談だがタイのスリを日本に入国させるブローカーでもしたら彼らは「おお、黄金の国ジパング!亅と大喜びするに違いない。

タイ旅行の総括だが微笑みの国というほどみんなニコニコしているわけでないが総じて日本より親切な人が多かった。

食事は全般的にまずいと思ったものは無い。

日本だと例えばランチで600-800円出していても飛び込みだとまずい店は多くある。

おそらく日本人よりタイ人の方が味にうるさく競争が厳しいのだと思う。

タイは良くわからないローカル店でもかなりおいしかった。

独特の香辛料やパクチー苦手だとダメだが安定感でいえば日本より上だと感じた。

日本で高級食材と呼ばれているものとなぜかエビが日本より高くて味もイマイチだったのでこの辺りを避ければ食費も抑えられそう。

300円以下の朝飯をまとめたことがあるがバンコクでセレクションしようとしたら200円以下でも大変だと思う。

200円台の朝食コスパランキング
200円台で食べられる朝飯を集めてみた。 定義としては単品ではなく洋食なら飲み物がセットになっている、和食なら味噌汁がついている、期間...

飲み物事情については水道水が飲めないが元々水を飲む習慣がないのでストレスはたまらない。

ペットボトルが日本の半値から3分の1で買えるのでいい。

それに日本だと中々お目にかかれないフルーツのクラッシュジュースが飲めるのは嬉しい。

だがそれほど安くはない。

スタバのようなチェーン店以外にも小洒落た現地の喫茶店に行くと日本と同じくらいかかるしマクドナルドもどちらかといえば高級店でバーガーキングあたりは日本も高いので同じくらいか。

今は水だし麦茶がメインなので飲み物代は確実に上がる。

フルーツはライチ、マンゴー、パパイヤ、スイカとフードコートでパイナップルを食べたがマンゴーのコスパがよかったと思う。

スマホなどガジェットも高め。

また案外高いのが服飾。

300円のTシャツもないことはないのだが中心は750円あたりだし少しいいのになると1000円以上する。

ジーンズは3、4000円あたりで売っていた。

行った店が高級店扱いなのかもしれないが日本のGUと同じくらい。

なおタイのユニクロも日本と同じ物価なので高級店展開なのだろう。

あと観光地はタイ人と外人価格が別になっておりどこに行くにも余計に金がかかった。

イメージするような生活をバンコクでおくろうとすれば今より豪華になって費用は変わらないといったところだろう。

治安は爆弾テロが起きているようなので平和ボケした日本ほどではないが街中を歩いているぶんには大丈夫だった。

バンコクの気候は暑さは地元と大差ないがホテルから外に出るだけでメガネが結露起こすほどの湿度さえもう少し低ければましになる。

しかし年間通してあまり湿度の変化はなさそうなので乾季に期待しても難しそうだ。

気になったのは身体障害者の扱いで路上生活者も多く日本のように腫れ物を扱うような対応はなく身障者が生きていくには辛そう。

それと貧富の扱いの差が日本より強いようだった。

より強い遺伝子を残そうとする人の本能としては正しいのかもしれない。

常にサウナ入っている蒸し暑さ以外はとても気に入った国だった。


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