自分は鼻がよく利く。
例えばエレベーターの残り香で誰が乗っていたかを当てられる。
目が悪く耳も悪いので嗅覚が発達したのかw
それでも普段嗅ぎ分けられないものがある。
自分自身の体臭。
しかし4年前に周りで加齢臭がニオってきて「誰だよこのクサイのは?」と思いながら家に帰り振り向くとなぜか同じニオイがする。
最初は信じられなかったので家に来た誰かの残り香かと思ったが「振り向けば加齢臭」
自分のうなじからニオっていた。
普通は自分のニオイが気になるのは自臭症を疑われる。
鬱やパニック症の前兆の可能性もある。
しかしいつも気になるわけではなく移動したり扇風機の風を受けた時だけなので実際にニオイを発している。
まさか40代で加齢臭が出ると思っていなかったのでとてもショックだった。
それから数週間でそのニオイは消えた。
そうではない。
脳が慣れてニオイを感じなくなってしまったのだ。
このような経験がなくても一定の人は40代で加齢臭を撒き散らしている。
親密な関係でも普通の関係でも教えてくれないので余計気になる加齢臭。
一度出始めたら70歳中盤位までは発生させていると考えたほうがいい。
最初は香水を使っていたが周りで同じような人がいた。
それは肥満体型の人だ。
加齢臭と香水が入り混じって悪臭を撒き散らして近寄ってくるとマジ嘔吐(えず)く。
風下だと10m先に居ても本人がいることがわかる。
スメルハラスメントどころかスメテロといっても過言ではない。
異常な嗅覚のせいもあるが周りの女性がどう感じているかと思うと自分に置き換えゾッとした。
その人と飲みに行ったこともあるが自分も加齢臭を指摘することはなかった。
彼を思い出して香水はやめた。
そこで女友達に加齢臭があるかズバリ聞いてみた。
答えはYESだった。
そこから加齢臭との戦い。
ローズヒップティがいいといわれれば飲み続けたり薔薇サプリがいいと言えば買ってきて飲んでみる。
肉食がよくないといえば減らしてみたり、専用の石鹸がいい知れば買ってきて使う。
でもこんなの効かない。
食生活は影響するが何がよくて何が悪いかはハッキリしない。
香料や消臭は香水と同じで加齢臭に匂いを足したって変わらないし体に中に消臭剤入れたって効くわけない。
「加齢臭 対策」でググってみればわかると思うけどほとんどのブログが商品紹介をしているだけ。
専用石鹸はある程度効果はありそうだけどニオイのもとの皮脂を止めるわけではないので普通のシャンプー&ボディシャンプーで変わらない。
効果が認められるならガッテン(NHK)や健康番組などメディアでも大きく紹介しているはず。
それが無いのは加齢臭に特効薬なし。
ではどうしたかといえば、人に近づく可能性がある日や特に女性に会う可能性のある日は夜風呂に入るのとは別に朝シャワーも浴びる。
それだけ。
しっかり洗うのは首と胸と背中。
特別な石鹸など使う必要はない。
これだけで加齢臭は大幅に減ることを先述の女性にも確認済み。
それから加齢臭をしばらく忘れていた。
最近また加齢臭がニオイ出した。
前回より更にきつい。
今度の加齢臭源は頭。
頭は夜しか洗っていない。
変化点として考えられるのはこの5つ
- 頭を坊主にした
- 胃腸風邪による体質変化
- 初めて飲んだ胃腸薬
- 胃腸風邪による不可抗力なダイエット
- 消化をよくするため炭水化物の多い食生活
- ストレスが減る
1は頭皮が日光に当たり皮脂が出やすくなったとか影響があるかもしれない。
2、3は一時的な体調の変化の影響があるかもしれないがわからない。
5は逆で炭水化物抜きダイエットで加齢臭が増えるといわれている。
6もどちらかといえば逆。
おそらく可能性の高いのは4のダイエット。
食事から摂取しているカロリーが足りないので身体の脂肪を燃焼させて臭い脂肪酸が放出されるようになる。
ということで朝に頭も洗うことにした。
臭いに無頓着な人も、過敏な人も、お孫さんにおじいちゃん臭い!といわれないようにしたい人も大して効果のない加齢臭対策商品なんて買わず朝シャワーをお試しあれ。