7月と比べ8月は体調も悪くやる気も起きなかった。
体調が悪くなると精神的にも落ち込んでしまいそれがまた健康に影響を与えるという負のスパイラルに入る。
仕事をしていた頃なら各種納期、顧客からのクレーム対応などで自分の事どころではなくなりある種精神が麻痺していたのか体調がそれほど落ち込むことはなかった。
退職してからの健康と精神のバイオリズムの浮き沈みは仕事をしていた頃の比ではなくなっている。
先日言及したストレス耐性が下がった事も一つの理由だと考える。
例えばもしかして経済的に困窮している状態でセミリタイアをしてこれからどのように生活をしていこう、何になけなしの資産を投資すればいいかと考えながら生活すると精神の注目がそちらに向き気が沈む余裕を与えてくれなかったのかもしれない。
経済的に不安はない安定した状態になっているのが自分の場合は良くないのかもしれない。
だから気を紛らわし精神を安定させる意味で再就職もありかとすら考えている。
もしかすると持病やら色々病気を抱えながらもある程度の忙しさとストレスが健康を維持できた秘訣ではないのか。
いや長い間夢に描いていたセミリタイアからのスローライフで半海外移住をここで手放してどうする。
退職して2ヶ月も経っていないのにこの精神状態では先が思いやられる。
などと葛藤をしている日々が続いた。
そして週1回で通っているミスドでモーニングを食べながらブログを書き始め外部騒音を軽減しようと以前ふるさと納税で貰ったというより購入したソニーMDR1000Xを頭にかけた。
普段は無音のまま外部音消すために使っているのだがたまたまその日はスマホでアマゾンプライムミュージックを立ち上げ適当に音楽を流し始めた。
音楽はLINE MUSICやアップルミュージックなどからダウンロードしてスマホやウォークマンで聴くことなんてなくてお店の有線などで音楽が耳に入ってきたら聴く程度。
ヘッドホンから流れていたのは槇原敬之「どんなときも」、KAN「愛は勝つ」、森高千里「私がオバサンになっても」、岡本真夜「 Tomorrow」、スピッツ「ロビンソン」、リンドバーグ「今すぐ Kiss me」という曲。
自分の世代だとどの曲もリアルタイムに聴いて知っているはず。
森高千里の曲から岡本真夜の曲に切り替わり体調に明らかに変化があることがわかった。
気持ちが乗る程度では無い。
正確に説明することは難しいのだがテンションが突然切り替わったといえばいいのだろうか昔取り寄せた抗うつ剤のプロザックを飲んだときのような気分といえばいいのだろうかはっきり気分が高揚しているのがわかった。
Tomorrowという曲に思い入れは無いし岡本真夜は好きでも嫌いでもなかった。
このアーティスト中でいえば若い頃の森高千里の足が好きなくらいだ。
しかしなぜかこの曲に精神が感応する不思議な体験をした。
音楽聴いてテンションアップが出来る人の話を聞いたがなんのことか理解できないし好きでも嫌いでもない音楽でそれを感じたのは驚きだった。
この不思議な体調の変化は躁うつ病など精神疾患の予兆じゃ無いかと少しビビっている。
LOH症候群→総合失調症→双極性障害では王道すぎる。
まあそんなことばかり考えていても仕方がないので他の曲でもテンション上がらないか色々試してみた。
AVEX系でアップテンポな曲がいいのかもと昔よく聴いた島谷ひとみ、TRF、Hitomiあたりを片っ端に聴いてみたが反応がある曲はなかった。
かなりの曲数をランダムにサビまで聴いてようやく見つかったのが家入レオの「太陽の女神」
家入レオだったら純情、サブリナ、Shineがテンション上がりそうだと思うがそちらには反応はない。
太陽の女神なんてこれまで数回聴いた程度かも。
何に反応しているのかわからないが面白いのでしばらくテンションが上がる曲探しをしてみよう。
曲を集めて鬱に振れた時聴け程度対処療法になるかもしれない。
心療内科にもいった方がよさそうだが予約して1ヶ月くらいはかかりそうだしとりあえずいいか。