本日は仙台市内観光の予定。
利用するのはるーぷる仙台というクラシカルなバス。
中は木目調とかではなくホントに木で出来ている。
バスの経路は仙台市内の名所をジグザグ走り70分で一周する。
そして行き先は掲載されていたモデルコースを少し変更した。
出典 るーぷる仙台
赤字で消したのは入館料が必要なところと昨日行ったメディアテーク。
予定
- 仙台駅(出発)
- 晩翠草堂前(石碑)
- 瑞鳳殿(広瀬川)
- 博物館・国際センター前(五色沼)
- 仙台城跡(仙台城跡、伊達政宗公騎馬像、仙台城見聞館)
- 大崎八幡宮前(大崎八幡宮)
- 仙台駅(終了)
るーぷる仙台の一日乗車券は仙台駅西口バスプール案内所で8:30発売開始なのでその時間に合わせてホテルを出た。
バスのみ乗り放題620円、地下鉄乗り放題付きで900円。
どちらにするか迷うが地下鉄は明日にしてバスだけの620円にした。
一日乗車券と一緒にもらったしおりがよくできてる。
見開き10ページ程で各停留所の解説と開くとA4サイズのマップ付。
これを見て3番の晩翠草堂前(石碑)は止めて7番の青葉山植物園に変更する。
入館料が230円と安いのがいい。
腹が減ったのでバスのりばから近い仙台朝市の「しょう家亅で朝ごはん。
場所は駅から仙台朝市の奥の方にある。
朝市丼が500円
安いからとてもおいしく感じる
るーぷるの発車時間は20分おきでジャストを起点にしている。
8:55に店を出てギリギリ始発9:00のバスに飛び乗った。
スピーカーから観光案内のテープが流れているが運転手さんがクイズを交えて名称を説明してくれている。
運転手さんによって案内の仕方が違って面白い。
まずは4番の瑞鳳殿で下車。
瑞鳳殿は入館料550円なのでいかない。
広瀬川を見にいく。
普通の川だ。
ダムの放水で濁っている。
次のバスに乗る。
目指すは博物館・国際センター前から歩いて五色沼だ。
ドブ池が見えてきた。
これを越えたら五色沼かな。
歩いているとグーグルマップがこの池を指している。
坂を登ると沼らしきものはさっきのドブ池だけだった。
日本初のフィギュアスケートの場所らしいが名所ではない。
フィギュアやっている人に取っては聖地かも知れないがガイドブックとかに載せないで欲しい。
他に見たいものもないので停留所に戻りバスに乗る。
ここまで観光は20分以内で済ませている。
次は仙台城跡なので1時間はゆっくりしよう。
城跡は思いの外狭かった。
市内展望はいい見晴らし。
今日も晴れてよかった。
政宗公の騎馬像も見慣れていると思うので後方からの写真。
少し歩くと神社発見。
神社と大和と天皇陛下の記念碑。
写真は左に寄っているが中味は右に寄った構図だ。笑
大和1/100モデルは見たかったが大人300円、高校生以下無料だったのでスルーした。
神社で財布の10円以下を全て投げ込み参拝。
横に自衛隊へ東日本大震災の活動のお礼を書ける紙があった。
箱の中に何枚かメッセージが入っていてちょっとウルときた。
やはり有事の際に頼りになるのは神でも政治家でもなく自衛隊だ。
更に奥には休憩所とお店とタクシー乗り場がある。
少し休憩してバス停に戻る。
次は青葉山植物園。
ササッと見てどこかで食事でもと軽い気持ちで入ったのが運のつき。
この旅行最大のイベントになるとは思いもよらない。
入園券は入り口コンビニのデイリーで購入。
230円とお安い。
コンビニのお姉さんにチケットをもらい道を教えてもらって進む。
入り口発見。
入園券投入口に券を入れると鉄の回転扉が一定時間回るようになって入れる。
面白い。
さて中に入ろう。
最初の標識がある。
植物園まで何メートル歩けばいいか書いてあるのかな。
え?え?え?
30分とか45分とか何変なこと書いてある。
植物園どこ?
一周一時間半かかってここまで戻らないと帰れない?
うわー
だから誰もいないのか 笑
敷地は東北大学のものらしい。
途中で倒れても誰にも見つけてもらえそうにないぞ。
戻るか進むかヤブ蚊と戦いながら数分考えたがそのまま帰ったら負けた気がするので進もう。
右の見晴台方面か左の望洋台方面か。
景色よりも距離の近い望洋台から歩くことにした。
妥協点を見出すのも大切だ。
ひえええ
これは本格的なハイキングコースだ。
歩くこと5分で望洋台、何か見えるのかと思ったが何もない。
頭にきて鐘を鳴らす。
そこから頑張って25分程歩く。
途中やばいほどの急勾配の下り。
スポーツサンダルだと滑りそう。
ヒールは絶対無理。
こんな坂だらけ。
太もも痛い。
膝がやられる。
そして帰りの上りが思いやられる。
6番から1番まで歩いたがクタクタ。
やっとついた展示館はこんな感じ。
展示の一部じゃなくてこれが全てらしい。
施設は展示室とトイレと自販機と休憩所のみ。
最初からハイキングとして長袖とスニーカー準備して周っていれば一時間半のいいコースだ。
しかし普通の植物園のつもりでバス停留所から気軽にサンダルやヒールで入ると地獄が待っている。
帰りは気合入れてスポーツサンダルの留め具を絞って固定して歩いたので20分もかからず戻れた。
脇目もふらなかったので景色は一切見ていない。
ここには休憩入れて計一時間半滞在した。
この旅行で最長かもしれない。
そういえば誰ともすれ違わなかった。。。
観光として人気はないのだろう。
小中学の遠足の候補地にはなりそうだ。
停留所へ戻ると時刻表では出たばかりだったがバスが遅れていたのですぐに乗れた。
次の地下鉄青葉山駅は日本一標高が高い地下鉄駅らしい。
乗り換えれば7分で仙台駅に着くらしいが降りるのはやめて残りはバス内から観光にする。
疲れていたので運転手の細かい情報を交えた案内も耳に入ってこなかった。
仙台駅でランチを探した。
駅弁売り場を見てここで朝買って城跡で食べればよかったと少し後悔した。
駅3階には牛タンと寿司屋。
もういらない。
街を歩くときついのでサイゼリヤでランチにした。
夕食は仙台でラーメン食べておこうと仙台駅前の仙台っ子で食べた。
ラーメンは専門外なのでよくわからないが臭みが少ない割においしい。
豚骨と魚介使っているようだけど生臭さが少ないのに旨味が強いのは旨味調味料入りだと思う。
でも旨味調味料特有の食べた後の気持ち悪さがこない。
たまたま入ったんだけど有名店なのかな。
値段も大盛り750円。
るーぷる仙台で市内観光はとても便利で郷土愛に溢れた運転手さんの案内も面白く一日乗車券を買ってまわるのはオススメ。
ただし植物園には騙されないようにしよう。
これで予定していた観光は終了。
15時以降は前日も歩いたクリスロードやパルコ、AERをうろついていた。
天気いいけど台風はどこへ行ったんだろう。
仙台、松島を散策して宮城はリーズナブルに回れるいい観光地だと感じた。
ただ県外や海外へのアピール下手なのか観光客が少なかった。
北海道なんて閑散期だって中国や韓国の(鬱陶しい)観光客で溢れている。
そこで僭越ながら観光客が増えそうなアイディア考えてみた。
- 松島の遊覧船はもう少し長いコースがあってもいい。50分だと他に回るところも少ないし時間が余る。
- 牛タン・ずんだ・笹かま・牡蠣だけじゃ単調だから伊達政宗の好物の伊達巻に鰻入れてう巻きを名物にするとかこじつけてあと5つくらい名物が欲しい
- 城跡だけじゃ何が何だかわからないので1/10の仙台城でも作ってドーンと展示する
- 伊達政宗一色だけど葛西晴信、大崎義隆、国分盛重、大崎義直、支倉常長などもフューチャーするとか坂本龍馬のように歴史に埋もれてた人物を探したら見つかるかも
- ジョジョ展をメディアテークで期間限定でやってたけど石巻の石ノ森萬画館みたくジョジョ館を作っちゃえ
- 杜王町をまるっと再現してしまえばジョジョファンが押し寄せる
- けやき並木はこの際空が見えないほど鬱蒼とさせちゃおう
無責任なのでやってみて失敗しても責任取れない。。
個人的には仙台も松島も気に入ったし訪れることができてよかった。
大変だった植物園も後になれば楽しい思い出だ。
明日は住宅街をまわって第三の住処として有りか無いか調べよう。