昔から扁平足対策といえば必ず4Eの靴を買う程度だった。
まあ扁平足=幅広ではないのだがおそらく扁平足の人は幅広の靴の方が楽なんだと思う。
旅行が増えて徒歩が多いので足裏の痛みから歩き方が変則になり膝や腰も痛くなって楽しめないことが多い。
扁平足の痛みは旅行だけの問題ではなくこのままだと徐々に悪くなり出不精になり寝たきりになり兼ねない。
以前考えた対策は下記の通り。
- 既製品のインソールを買う
- 足に優しい靴を探す
- インソールを作る
- 病院(靴外来)に通う
靴をニューバランスにしたりインソールを入れたりしていたのだが痛みは緩和されるもののまた別のところが痛くなりといたちごっこのようで劇的な効果はみられない。
1と2は実施したので残るは3か4のスポーツショップでインソールを作るか病院に通って医療用インソールを作るかの選択になった。
扁平足の人がオーダーメイドのスポーツインソールを使っている情報もあるがあまり効果はなさそうだ。
元々スポーツ用なので扁平足にまで効果を期待するのが間違っているのだろう。
そこで病院で医療用のインソールが作れないか相談に行くことにした。
まずは病院選び。
ポイントは義股装具士の出入りがある整形外科であることだ。
但しググったところで義股装具士がいるかなどわからない場合が多い。
名古屋だと今池付近の病院に義股装具士が明記されているが自宅からは少し不便なので他の病院を探した。
それにこの病院は混んでいると直感でわかる。
時間がかかるとインソールを作るモチベーションも下がる。
義股装具士の明記がなくてもインソールを作成していますと明記しているか靴外来の看板があれば常駐者はいなくても出入りはしているはずだ。
そこで靴外来で検索して行くことにした。
医療用インソールの事前知識
- 作成には義股装具士さんが必要
- インソールは3万円程度かかる
- 作成は一週間程度
- 扁平足と診断されれば保険適用で3割負担
- 作成すると1年半は保険が効かない
ロックオンしたのは小さな病院だが週の中日でもそれなりに混んでいる。
悪い病院ではなさそうだ。
ただ経験則として整形外科はヤブでも混むのであまりあてにしない方がいいか。
看護師さんより症状を聞かれ扁平足で何度か足底筋膜炎になったことと少し歩くと痛い旨を伝えた。
インソールを作りたいとかは敢えて切り出さい。
医師から言い出してもらわないと保険適用外になってしまうかもしれないと考えた。
しばらく待っていると診察の前に足のレントゲンを撮る。
うわああPET-CTに続き被曝量がまた増えるううう。
なんて拒否しても仕方がないので従った。
数分後に診察。
あれ、レントゲン撮った人が先生だと思ったけど診察と違う人なので放射線技師がいるのかこの病院。
どう見ても個人経営なのに珍しい。
でも整形外科だと確実にレントゲンによる診断も必要だから効率的といえば効率的だ。
友人のご子息が放射線技師になりたてなので総合病院だけでなく個人病院でも受け入れ先が増えるといい。
足のレントゲンを見る限りは問題なさそうという診断。
そう、見た目は人並みに土踏まずがあるのだ。
実際の足を診ても問題なさそう。
体重をかけると扁平足になる人もいるですよねと解説されて立ったところで土踏まずをチェック。
あーそうですね、ペッタンコになっていますね、なんか人に言われると少し腹が立つぞ。
治療は?(インソールしかないとわかっていつつ聞いてみる)
対策はインソールを作ることになりますと説明を受ける。
インソールのパンフレットも貰う。
それ以上の診察はなくインソールを作るのは義股装具士なので予約が必要との事で1週間後にお願いした。
保険適用について確認したところ一旦全額支払って保険で7割返還される事になるとだけ説明を貰った。
詳細な費用や詳細は予約日に義股装具士から確認することになる。
初診の費用は2190円。
レントゲンを撮っているので妥当な医療費だろう。
やっぱり扁平足にレントゲンはいらない気もするが仕方ないか。
病院に最低3回は通う必要がありそうで初診、2、3回目の通院とインソール費用で1.5万〜2万円かかるのではないかと予想している。
さて次回は型取りだ。
楽しみ、楽しみ。