退職後最初の1ヶ月は長く感じていたが加速度的に時が過ぎるのが早くなっている。
理由はこの生活に慣れたせいなのかダラダラ過ごしているためかそのどちらもなのかもしれない。
退職前にイメージしていた事が上手くいっているか想定外だったかをまとめてみた。
普段の生活について
飲み会にいくと定年したOBは暇で困るという。
自分も同じようになるかと気になっていた。
数日やることがなくなり焦燥感を持った時期もあったが考え方を改めてからは暇だと思ったことはない。
新しい考えとは1日ひとつのことをする。
それ以上欲張らない。
仕事をしていた頃は効率を考えて例えば出先にいけばついでにあれもこれも出来ないかと考えて行動する。
上手くハマルといいが失敗すればストレスがたまる。
退職しても最初は同じことをしていた。
役所で国民年金の手続きをして郵便局に行き不在申請をして親の住んでいた管轄の役所に行って戸籍を取得してその足で銀行で退職金定期の相談にいく。
そして更にやる事はなかったかと考える。
今日は効率よく済ませたとか今日はいまいちだとか夜に総括してみる。
辞めた直後に行ったタイ旅行でもそれが如実に表れている。
計画通りにいけばテンションが上がるし思い通りにならないとイライラする。
何事も効率的に進めていたのでは会社を辞めた意味がない。
そして効率的に行動してやることがなくなり気がついた。
時間を有効活用しようなんて考えてはいけない。
どこかで書いていたかもしれないがゲームやるときもそうだった。
PSやDSを改造コード使って終わらせていた。
例えば60時間かかってレベル上げしてエンディングを迎えるゲームのレベル上げを省略させて20時間で終わらせて喜んでいた。
仕事もプライベートもいかに早く達成するかだけを考えて過程を楽しむことを忘れていた。
もし仕事も過程を楽しめれば辞めようという気も起こさなかったのかもしれない。
その代わり評価が低くてリストラされていたかもしれない。。
ただし一度付いた癖は簡単に治らないもので最短最大の成果に辿り着く方法を考えては、いかんいかんと考え直している。
辞めていなければこんな葛藤もなかったわけなのでそれはそれで面白い。
生活費については家計簿の記事の通りでほぼ予定通りの支出で安心している。
ただ最初に決めたペットボトルのドリンクをやめるのは無理だった。
最初の3ヶ月はフィルター使った麦茶を主飲料にしていたがここ1ヶ月は三ツ矢サイダーゼロが主飲料になっている。
1.5リットルで120円なので思ったよりも家計の負担にはなっていない。
ただアセスルファムやスクラロースの人工甘味料が今年の論文で痴呆症、アルツハイマー、脳卒中のリスクが上昇するのを目にしたので直近は紅茶をガンガン飲んでいる。
食費が辞めようと決めた時点では9万円と想定していたが実際はその半分で推移しているのがいい誤算だった。
そのお陰で頻繁に旅行してもなんとか予算内に収まっている。
気にしていた交通費は夏から立秋頃までは自転車中心だったが寒くなってくると車が中心になってくる。
ただ近場の移動なのでガソリン代も大してかかっていない。
公共交通機関は用がない限り使わないのは色々な機会を失っている気もするが仕方がない。
あと怖かったのは物欲。
買える時には特に欲しいものもなく買えなくなると物欲が湧いてくるかと思ったけど一旦無くなった物欲に変化は無いようだ。
ただ普段から欲しいものはあることはある。
それでもアマゾンの欲しい物リストに入れて1週間も放置していると大抵いらないものになっている。
ほとんどの贅沢費は旅行だ。
旅行について
この6カ月間で札幌、バンコク・パタヤ、仙台、東京、香港(+博多)、苫小牧、クアラルンプール・ペナンに行っている。
(マレーシアの旅行記については近日まとめる予定。)
景色や名所を観て歩くのは苦手だ。
食べ歩いてぶらぶらして知らない街の雰囲気を感じるのは好きだ。
但しボーッとしているとブログのネタに困るので少し無理して観光しているところもある。
旅行でおいしいものが食べられないとストレスが溜まってしまう。
福岡とバンコク・パタヤにいい印象がある。
どちらも食事に外れがなかった。
他は自分のブログを見直さないと記憶からも消えかけている。
元々旅行は移住の視察として始めたのだが平凡な無職生活のメリハリとして欠かせないイベントになりつつあるが退職してこれまで出来なかった旅行をまとめて行ってみただけでこの頻度を継続する気はないし継続すると予算的にも厳しい。
それに元は移住の下見としてタイ旅行から始まった一連の旅行なのでそろそろ冬の移住について考えたい。
移住について
旅行でいくつかの土地をまわって移住せずにこのまま今の所で暮らして例えば隔月に2週間くらいのんびり旅行していた方がいいのではないかという気持ちもある。
しかし秋から冬に移って大嫌いな寒さを感じやはり冬だけでも常夏の国に居たい。
特にマレーシアから帰国して強く感じている。
選択肢としてはタイかマレーシア。
その場所が気にいるだけではなく為替、金利、生活物価やアパートの物価、不動産の投資のしやすさとインカムゲイン、キャピタルゲインや今後10年の見込みなど現実も考えなくてはならない。
為替レートと銀行金利考えたら迷いなく今はマレーシアになる。
タイは去年の1バーツ3円を切っていたころがいいタイミングだった。
マレーシアのリンギットは少し安いレンジにあると考えている。
それにマレーシアの方が金利もいいので3000万円程入れておけば衣食は利息でなんとかなりそう。
一方タイは実際に行ってみていい国だと思っているのでマレーシア旅行の前の時点ではタイが有利。
だから現時点では居住地はタイに確保してマレーシアでMM2H取得して銀行口座に預金するか不動産投資するのもいいかなと考えている。
その一方で国内の株高を見てファンドにも突っ込み始めてしまっているのでなにをきっかけに手仕舞いしてポートフォリオを組み直すか考えないといけない。
トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定したニュースで日経平均が約2%下がったのは現在株価を下げる理由を模索している感があって怖い。
資産のポートフォリオについて
気がつけば約30%をファンドに突っ込んでいる。
ここ最近突っ込み出しているのでしばらく上がり続けてくれないと手数料だけ取られて世界株バブル崩壊が脳裏にちらほら。
それでも買わないリスクもあるので30%までは仕方がないと思っている。
利が出たら早々に20%まで戻したい。
最終的なポートフォリオは20%を国内・海外ファンド、10%を金、50%を国内銀行介さない海外定期と海外不動産、20%を日本円(積立保険など含む)で変わっていない。
一旦円安に振れてファンドを処分したら円高に振れて欲しいのだが中々思うようにはいかない。
とにかく今年は風邪ばかり引いている。
なぜここまで引きやすいのかよくわからない。
記憶にあるだけで4回引いた。
以前は風邪など数年に1回ペースなので体が弱ったのか又は喉ぬーるスプレーが活躍していたのかもしれない。
2002年に禁煙を始めて口寂しさで5−6年間はフリスクを食べていた。
あまりに食べすぎるようになり知り合いが喉ぬーるスプレーをフリスクのように冬に使っていたのを自分も真似たのがきっかけ。
それをやめたのが影響していたのかもしれない。
ただのどぬーるスプレーが風邪の予防にいいと聞いたことがないのでやはり歳のせいかもしれない。
持病は8月に特に調子が悪かったがそれ以降は落ち着いているようだ。
精神面は仕事をしていた頃より変動が大きい。
自分の生きている価値は何だろう?なんてくだらないことを考えるところまでには至らないが躁鬱状態になることが少なからずある。
なんとか危ないところまで踏み込まないのは不定期の旅行が気分転換になっているからだろう。
今のところは無職の生活にも飽きていないし会社を辞めて正解だと考えている。