アマゾン サイバーマンデーでHuawei Honor9が4万円で販売されていた。
デュアルカメラを積んでベンチマークAntutuで14万ありミッドからハイエンドにあたる機種だ。
セールが終了したので元の価格に戻っている。
欲しい。
思わずポチリかけたが画面サイズが5.15インチだったので思いとどまった。
軽い老眼なので最低5.5インチは必要だ。
それに昨年11月に購入したXiaomi Redmi note 4がまだ現役で頑張っている。
当時2.2万円で購入した。
Xiaomiは中国人就活者に日本語専攻は出ていけ!のニュースで有名な嫌日メーカーなのでスマホの言語に日本語が選べない。
Androidはマルチランゲージでもちろん日本語もサポートしているのでメーカーのカスタム化をする時にあえて消しているのだ。
だから当初はロケーションを追加するアプリでごまかしていたがMATE7にメインを戻している間にROMをカスタム版に書き換えて日本語を使えるようにしてまたメインとして使っている。
バッテリーも設定を駆使したらあまりいじらない日なら3日は余裕。
同じ4000mAあるMate7に比べてバッテリーのヘタリも少ない。
Helio X20というマイナーなSoCだがAntutuが10万近くコスパが素晴らしい。
ブログ用の写真もこいつで撮っている。
最大の難点は日本で販売しないので技適マークを取得していないのだ。。
だから大々的に使っていますとはいいにくい。
このスマホに味を占めてまた日本で販売していない中華スマホを2-3万で買ってみようと考えた。
実はHonor9を買おうと調べていて同じメーカーのファーウェイに面白そうな機種にたどり着いた。
Honor 7Xだ。
HonorはHeaweiの中でも特殊なブランドでメーカ名を出さずにブランド名だけでグローバル展開をしている。
少し毛色が違うが車ならトヨタのレクサスみたいなものだろう。
この7XはHonorブランドでも7、8、9どれとも似ておらず、Mate10 liteの姉妹機のような外観とスペックになる。
仕様はこの通り。
OS:Android 7.0 Nougat
ディスプレイ:5.93インチ液晶 アスペクト比18:9 2160 x 1080
プロセッサ:Kirin 659
RAM:4GB
ストレージ:32G/64GB + マイクロSD
メインカメラ:16MP + 2MP デュアルカメラ
フロントカメラ:8MP
バッテリー:3,240mAh
サイズ:156.5 x 75.3 x 7.6 mm , 165g
出典 ガジェットウォーカー
価格は32GBモデルで230$なので日本円だと約25000円になる。
ファーウェイの中では廉価版のデュアルカメラを積んでいる。
カメラ性能は思ったよりよさげでお得意のLeica仕様ではないものの暗所にも強く一眼カメラのような背景ぼかし風のポートレートモードも使える。
手持ちのXiaomiの不満は暗めの場所での撮影だった。
格安スマホにそこまで求めては酷だが暗いところで撮れるのであればそれに越したことはない。
エントリー用のKirin 659はSnapdragon625や630と同性能といったところで同じSoC搭載スマホとしてはAQUOS S2、Zenfone3、Moto X4あたりで今となっては非力な部類だ。
それでもAntutuで7万もあればゲームをしなければ問題ない。
それに上位のSoCを載せるとミッドレンジからハイエンドモデルとの兼ね合いもありこの値段では販売できない。
バッテリーのもちも同じメーカーで同じSoCを積んでいるNova2と同じくらいでレビューを見る限り悪くなさそうだ。
画面サイズはアスペクト比が18:9とGalaxy s9を意識した縦長の6インチでサイズ感は5.5インチのままになっている。
通常のアスペクト比の6インチよりは小さいが5.5インチよりは細長く感じるだろう。
Nove2もMate10 liteもHonor 7Xも日本で発売すればヒット間違いないが同社の他の廉価スマホが売れなくなるので戦略上日本では出さないだろう。
早速ポチろうかと思ったが少し思いとどまった。
他にもっとマイナーメーカーの中華スマホで面白いモデルはないのか?
そこで2万円から2.5万円前後に価格帯を絞り、画面が5.5から6インチでデュアルカメラを積んでいる機種を調査してみた。
3つか4つあるのかな?と思ったら甘かった。
色のバリエーションも含めて数十台見つかった。。
中国のスマホ市場は恐ろしい。
Antutuが4万なら1万円でデュアルカメラ積んだスマホもあるのでカメラ専用機にする手もある。
でも何台も持ち歩くのは嫌なので2万円台でメインスマホになってくれると嬉しい。
それに安すぎる機種はカメラのセンサーに粗悪品を使っていそう。
SoCがそこそこでデュアルカメラで画面が5.5~6インチの機種に絞ってリストを作ってみた。
ついでに各機種のアマゾン・インドの評価もチェックした。
インドは激安スマホ激戦市場で彼らはITに詳しく1万円でも物価を考えると高級品であり評価も厳しそうだ。
あと国内で出回っているSIMフリーのエントリーモデルも比較のために並べた。
並べてみて分かるのが日本で展開されているエントリーモデル(灰色)とパフォーマンスが同じくらいでデュアルカメラを積んでいながら価格帯が重なる。
海外サイトの購入は相変わらずお買い得だ。
但しワランティーを受けるのが難しそうなので直ぐに壊れても泣き寝入りになる覚悟が必要だろう。
まずSoCだがHelioはコスパがいい。
ただHelio積んでいる手持ちのRedmi4を見てるとスリープ時はいいのだが使うとSnapdragonよりもバッテリー消費激しいのでLeTVはやめておく。
同じ理由でLeagooも避けよう。
Coolpad Cool1がSnapdragon625積んでいてバッテリーのもちは良さそうなのだがSDのスロットがないのでパス。
Xiaomiは日本語が・・と思ったけれどこの機種はメーカーのカストマイズしたOSではなくAndroid OneなのでROM焼きなどしなくても日本語もそのまま使える。
Coolpad Cool Play6はSnapdragon653を積んでいるのに何故かパフォーマンスが悪いので却下する。
antutuが6万切っている機種はMate7並みの速度なので今更同等のスペックに戻るのは厳しい。
Honor 7X は実機テストで6万強の結果もあるがなんとか合格ライン。
結果選ぶとしたらHonor7XかMi A1のいずれかになる。
何がすごいかってファーウェイとシャオミの2つの大企業が新興系企業と同じ土俵でスペック競争を続けている。
日本の大手企業になるとブランドで売ろうとして尖ったスペック競争に関わらない。
日本企業はグローバル化に失敗した以外にもスペック競争に立ち向かわなかったため中国勢のスマホがドンドン進化した。
それとシックスシグマなど品質管理が厳しいので品質維持のため無理な技術の実装が出来ない。
その原因はちょっと故障が多いと大騒ぎする日本の面倒な客のせいでもある。
インドのスマホ評価についてMi A1は星3だが評価者が少ないのでなんともいえない。
Honor7Xは評価すらない。
ただ前機種のHonor6xに星4がついていているのでHonor7Xも高い完成度が期待できそうだ。
バッテリーはHonor7Xが3300mAにMiが3080mAなので誤差のようなもの。
カメラはMiが12MPの同じ画素数でワイドと2倍光学テレを並べており、Honor7xはメインに16MPにセンサー用に2MPを並べている。
望遠が欲しいならMiになる。
メインカメラの画素数はHonor7Xの方が上だがあまり気にしていない。
12MPや16MPまでになると画素数よりレンズとF値とセンサーの製造メーカーがポイントでMiはオムニビジョン社製でHonor7はメーカーは公開されていない。
メインカメラのF値は両者2.2で同じ様だ。
ファーウェイは日本製の部品を好んで使うのでセンサーはSonyの可能性が高いが憶測でしかない。
この会社のハイエンド機種はカラーカメラとモノクロカメラを並べてデュアルカメラにしているがこの機種は廉価版のため画素数の少ない2MPを深度測定センサーとして使っている。
MATE10 liteのリアカメラとおそらく同じものでSoCや液晶の形も含めスペックも近い。
違いはMate10 liteのフロント側がデュアルカメラになっているだけのようだ。
Android Oneだし望遠もあるしMi A1を選択するのが正しい気がする。
しかし何せ今持っているRedmi4とフォルムがほぼそのままでカメラがスペックアップしてSoCはスペックダウンしてバッテリー容量も減るので差し引きマイナスになる。
今のスマホをカメラだけスペックアップして他がスペックダウンしたものを所有して嬉しいかと考えると微妙だ。
あとHonor 7Xの画面サイズの縦長6インチを使ってみたい気もする。
ファーウェイは国内展開しているので技適マークを取得している可能性があるのでもしかすると日本で正式に使用できる。
シャオミの技適マークは絶望的だ。
だからHonor7X 4GB/32GBの黒をGeekbuyingでポチった。
価格はDHL EXPRESSを付けて日本円で26333円だった。
アマゾンで数少ない専用ケースもオーダーして合計27231円かかった。
保証が効かないので故障が怖いならアキバとかで並行輸入品のショップ1カ月保証とかを買うしかないかな。
Geekbuyingは音信不通で届くのに3週間近くかかるので買ったことを忘れて待つことにする。