帰国する日がやってきた。
待ちに待ったわけでもとうとうでもない。
ああ、帰るのかという感じ。
少し前は冬が終わるまでいたかった。
でもここ数日のタイの暑さは快適と言い難かったのでそろそろ戻ってもいいかと思っている。
ロングステイ確認旅行の結論はまた今度考えたい。
とりあえず今日は帰国に集中する。
昨日は22時に寝たので朝4時に目が覚めた。
これで2時間の時差が戻ってくれるといい。
チェックアウトを済ませ6時ちょうどにワゴンに乗せてもらい空港までおくってもらう。
席は欧米人、タイ人、韓国人で一杯だった。
中国人がいないから部屋も静かだったようだ。
さすがに激安価格で旅する中国団体客相手の旅行会社が空港ホテルで1日潰すようなもったいない旅程は作らないから居ないのは当然か。
実はこのホテルから車だと大まわりになり徒歩と移動時間は変わらない。
それでも野犬を気にしなくていいのは助かる。
GoogleMapを見ていると一方通行のためドンムアン空港から離れたのでスワンナプーム空港行くつもりかと少し焦った。
フロントの送迎バスの案内には時間とエアポートとしか書いていないのを思い出したのだ。
Uターンして戻ってきたのでホッとした。
15分程でターミナル1に到着してカウンターに行くとかなりの行列。
チェックインはカウンター6なので下手すれば搭乗者全員の最後尾になりそうだ。
気合入りすぎだろ。
カウンター5のむこう側が6になっている。
これは満席に近いか。
中国人の団体客が同じ大阪行きの便に大量に並んでいた。
なぜ中国人がタイから日本に飛ぶのか不思議に思っていたらガイドらしい人物が誘導して全員消えてくれた。
中国行きのカウンターに行った。
団体だと思考停止している。
スクートのチェックインカウンターは人数が多いのでバンバン進んでいく。
早朝だったからこれだけスムーズなのかもしれないのでドンムアンからの出国も入国同様に時間に余裕をもった方がいい。
搭乗ゲートは26番だがまずはプライオリティパスが使えるラウンジを探した。
セキュリティチェックを受けて左に少し歩くと右手にMIRACLE Loungeのカウンターが銀行の両替に並んであった。
一番乗りだった。
あとから人が増えてきたが中国人がいないだけで天国だ。
白人が多いのかと思えばタイの人と若干の日本人が利用していた。
ビジネスラウンジで朝食をとる。
途中でお茶を買って9時前に搭乗口まで移動した。
便利。
途中にマッサージ屋もある。
相場はバンコクの倍だがそれでも空港内で1時間2000円しないので安い。
スクートの787に乗り込んだ。
シートは4HでBizの真後ろ。
ストレッチシートなので足下は伸ばせる程広いんだけどBizシートの並びから座っているシートが通路にはみ出たような感じでCAの移動の邪魔になる。
前方にシートがないので離着陸に荷物をシート下に置くとラゲッジに上げろと注意されるので全部載せておいた。
左隣のタイ人の女性も自分を真似て荷物を上げた。
真ん中のシートは空きで窓側は日本人が座っている。
往路が当たりだったかな。
否、大阪おばちゃんいないから復路の方が当たりだ。
サイレントエリアにはタイ人の若い子が多く乗っており思ったよりガヤガヤしている。
後ろ3人が若くて体力があるのか5時間ぶっ続けで会話をしていた。
中国人のようにでかい声ではないしイヤホン着けていたので気にはならなかった。
Bizシートに小さな子供もおり最初は騒がなかったが数時間したらぐずりだした。
Bizに乗った人かわいそうだし親も気を使って歩きながらなだめて大変そう。
それでも往路は最後尾で2列シートで隣空き、復路はこれだけ足下が広い直行便で35000円なのでコスパはいい。
食事のオプションを付けていたのでフライト後直ぐにラザニアっぽいもの、チョコレート、お茶が出た。
ラウンジで朝食をとったので昼に出してくれるとよかったのだが。。
動画と漫画で過ごした。
なんか身体が痒い。
最初はアレルギーか体力落ちてヘルペスでも出たかと思った。
けれど痒いのは肌が露出している部位だけ。
腫れるほどではないが何かいる。
飛行機の中って定期的に殺虫とかしているのだろうか。
風邪も治っていないし5時間半は長かった。
高度を下げてから着陸まで時間がかかっていた。
何かあって空中待機でもしていたのかもしれない。
15分前倒しで飛んでいて結局30分遅延で関空に到着した。
行き同様SHUTTLEの電車に乗り入国審査を受ける。
並ぶことなく終えて税関に。
また荷物を全部出すのかな。
携帯品・別送品申告書は提出したがスルーだった。
他の人も見ている限り全てスルー。
関空は甘い。
中部空港では帰国者数が少ないのか事件が多かったのか職質のように旅の目的や内容を根掘り葉掘り聞かれるし本当に目的の旅だったかをいくつか質問してチェックしている。
そしてカバンを開けてチェックする。
関空はスルー
金や怪しい物持ち込むなら関空だぞ~(冗談)
中部空港があれだけ厳しいんだから平等に厳しくしてくれ。
外は寒い。
タイに飛んだ日より寒い。
日本に出るとき大寒波の最終日で帰ってきたら全国的に雪とは、トホホだ。
さて予定通りバスにするか新幹線で帰るかどちらにしよう。
関空でSIMの入れ替えに手間取り冬服へ換装していたら大阪駅到着が19時の電車になってしまった。
予約してあったバスの時刻にピッタリなので高速バスネットで支払いを済ませてバスに乗ることにした。
電車の中で天気予報やTwitterを見ると名古屋は雪が降っているらしい。
南国から突然雪国にやってきたら風邪がどうなるか心配だ。
JR日根野では列車連結のため6〜7分開けっ放しで凍え死ぬかと思った。
大阪駅から高速バスに乗り込み1度の休憩を経て名古屋駅に向かう。
バス内は4人くらいが男性で残りは全員若い女の子だった。
そしてそのうちの一人の男性がバスに唯一の風邪引きゴホゴホで後ろの席に乗車するTT
周りにウィルスが充満していそう。
コンビニでマスク買おうか悩んで300円もするものだからカイロだけにしたのを後悔した。
停車は名古屋だけで6席まるっとシートが空いているのに何故か隣の女の子は移動しない。
それにバスの運転手も最近は動き出したら席を移動していいですよとも言わなくなった。
通路側予約していれば自分が移動したのだけれど。
今回は往復ともバスで隣の席が埋まったのは想定外だった。
途中雪の情報が入り遅延が予想されるらしい。
年に何度もない積雪に帰国とはついていない。
それでも欠航しなかっただけマシか。
愛知に入ったあたりから道路は真っ白なので時間がどうとかじゃなくて無事に着いてと祈っていた。
エンブレを駆使しながらとても上手い運転手だった。
二種免許持ってる運転手に偉そうにw
予想より早く10分遅れで到着した。
今度は名古屋駅で同じ方向に歩く風邪ひきの後ろを避け流れる歩いていてそいつが電車待ちの列に並ぶのを確認してあえて違う列に並んでいたらわざわざ並び替えて横にやってくる。
もう涙目だ。
帰宅で普段歩く道を歩いていて実感した。
それはタイで毎日1万歩以上歩いたのが体調不良で弱っていた足腰を鍛えてくれていた。
このままジムに通いたいけれど数日前からの風邪とここ数日の風邪引きの接近で伝染されて寝込まないようにしたい。
そして自宅は落ち着くなぁ。
冷凍庫を開けてみた。
旅行前に片付け切れなかったんだ。
ちょっと嬉しい、明日食べよっと。
今までお付き合いいただきありがとうございました。
これにて第二回タイ旅行記を終了いたします。
View Comments (4)
おーらさん
毎日楽しく拝見させて頂いております。
第二回タイ旅行記良かったです。
目的が移住参考旅行という目的があるから夜遊びもしなく
すごいと思いました。^^;
やっぱり移住となると
どこに住んで、食費はどれだけに抑えて、
普段何をして過ごして、夜遊びを控えと普段通りの生活+海外にいるという意識のもとの
行動が大切ですよね。
住む場所は、セキリテイーが大切ですし
(それでも日本より安くジム付き、プール付き、サウナ付きのところがあるのでお得ですよね)
食費も日本食ばかりだと高くつきますし
交通費もばかにならないですよね。
(それなりに抑えて生活するとなるとバスも使わないとですよね。。)
それでも日本人で一番給与が安いと言われる
コールセンターで働く人たちは1ヶ月3万バーツで過ごしているので
タイの過ごし方は人にによって様々ですよね。。
https://www.amazon.co.jp/だから、居場所が欲しかった%E3%80%82-バンコク、コールセンターで働く日本人-水谷-竹秀/dp/4087816338
これからもブログ楽しみしております。
ちなみに移住候補にベトナムとかはどうですか?^^;
しげさん、毎度コメントありがとうございます。
私の場合は2-3カ月のロングスティだけなのでまだいいですが
日本の住居を売り払って移住する方は生活費もセキュリティも真剣に考えないと
再度働かないといけなくなりそうです。
行っていない国をどうのこうのいうのはダメなんですがイメージとして
道路がタイより危険だと思っているのであまり行きたくはないのです。
タイ旅行記楽しく読ませていただきました。
何かで読んだ記憶があるのですが、体質的に日本人は長期の蒸し暑さには耐えられない民族だそうで、そう考えると日本の厳冬期にロングステイというのは理にかなっている事になりますね。
あと、自分もタイに行った時の中国人旅行者の騒がしさには唖然とした記憶があります。周りに人がいようがお構いなしに大声でとめどなくわめき立てる騒々しさには呆れてしまいました。あの厚かましさには負けますねぇ。
SGIさん、コメントありがとうございます。
人種によって蒸し暑さの耐性が違うんですね。
勉強になりました。
何人か一緒に仕事をしたことがあるのですが中国の人も一人一人はいい人が多いんですけど
団体になるとひどいですね。もしかしたらバブルの頃の日本人の団体旅行客も世界から同じように
思われていたかもしれません。