今日は天竜浜名湖鉄道の旅
朝の調子はいい。
天気もバッチリで最低9度最高21度の観光日和。
脚に筋肉痛らしきものはあるが歩く筋肉は問題なさそう。
8:58の掛川発の天浜線に乗りたいので8時にホテルをチェックアウトした。
今日の予定表
浜松駅から掛川駅にJRで移動をして赤丸を付けた5駅で降りて新所原駅まで。
その後は帰宅という計画だ。
(2018/3/17より時刻表が変わるのでこの計画は使えないのでご了承を)
先日の通り天浜線最大のイベントの転車台見学会は時間の都合でみない。
ホテルから浜松駅まで歩いていくとさすがに通勤時間なので駅のプラットフォームには人が多かった。
それでもこれくらいのラッシュなら楽でいい。
8:10の掛川方面の電車に乗ったが立っている人は数えるほどだ。
人が住む環境はこれくらいが丁度いいと思う。
掛川駅はこじんまりした感じだった。
JRのホームから直接天浜線に乗換が出来るようだが一日乗車券を買うために一旦外に出た。
掛川で朝食で良さげなところは見当たらないので途中の駅でなにか食べよう。
趣のある駅だ。
一日乗車券を1700円で購入した。
おまけにグルメガイドをくれた。
うなぎは新所原駅中のやまよしと浜名湖佐久米駅の咲夢茶屋が掲載されていた。
新所原のやまよしは旅中でうなぎが食べられなかった時にお土産として持ち帰るお店としてキープしている。
最後のページに掛川駅の焼きたてパン処というお店が紹介されていた。
おいしそうなメロンパンを朝飯にすればよかった。
パンでかもめの餌を買い忘れたのを思い出した。
途中で安いパンも探そう。
ホームに行くと電車が待っていた。
一両編成だ。
乗り込んで走り出した。
なんだかテンションがあがる。
ダラダラ走るのかと思えば結構飛ばす。
音もうるさいし上下に揺れる。
車酔いに弱い人は危ないかも。
そして駅間が短いのでせわしない。
中はこんな感じ
桜木駅
おお、時代物の駅だ
ガタガタ揺れる。
やばい、この電車楽しい。
窓が開けば最高なのに。
原野谷川を越える。
まずは遠州森駅で下車する。
逆光でうまく撮れていなかった。
滞在時間は17分なので駅からあまり離れないようにする。
この駅は現役でかなり古いらしい。
昭和10年3月設立。
古さから建立と記載してもいい気がする。
そして交差点まで足を進めるとセブンイレブンがあった。
新発売のコッペパンのクッキークリームを購入した。
朝飯兼少し残してカモメの餌だ。
クリームは取ってパンだけあげよう。
でもこのクリーム甘過ぎなので二度と買わない。
食べて待っていると電車到着。
乗る時は後ろかららしい。
無人駅は運転手に切符を渡すか見せる。
有人駅は駅員が対応するというように駅によって分かれている。
時間が中途半端なのか観光客はゼロなのでガラガラで貸し切り状態。
せっかくなので一番前で景色を見てた。
てっちゃんではないのであの窓でかぶりつきはしなかった。
前にいるとカーブの入りでガタつくので案外怖い。
雲ひとつない空
名所を巡るのは嫌いだけどこんな旅なら楽しい。
そして10時に天竜二俣駅到着。
相変わらずの逆光
線路から上り電車を撮ってみた。
思っていたより小さな駅だった。
動画を見たけれど伝わらないものだ。
売店で買う気はないので入らない。
売店の手前のラーメン屋「ホームラン軒」はまだ準備中だった。
道を挟んでSLが見えたので近寄って行った。
乗ってみよう。
配管が凄いがなんだかよくわからん。
写真撮るためなのですぐに出た。
転車台、給水塔、博物館周るのが定石だけどいいや。
昼過ぎに職員さんの引率の見学会があるけれどそんなに待っていられない。
この鉄道社員募集してるんだ。
週2出勤で15万円くれて運転させてくれるなら勤めても楽しそうだ。
無理だけど。
いい雰囲気の看板。
そして退避中の電車も見られた。
次は気賀駅まで一気に進む。
今度の電車は席が1つしか空いていない。
とはいっても4名掛け席に1組いるだけなので大して混んでいない。
宮口駅
折り返してから下車する予定の駅だけれど何もなさそうだ。。
フルーツパーク駅
お子さん連れの家族が3組下車していった。
ここは1日遊びに来た方がよさそうなので下車しない。
金指駅の屋根
渋い
隣に座っていたおじいさんが消えたと思って前を見たらかぶりつきで前を見ていた。
そして気賀駅到着。
去年は大河ドラマの井伊直虎生誕の地で湧いていたようだ。
さすがにブームは終わっているようで観光で下車する人はいなかった。
それでも戦国BASARAのキャラがお出迎えしてくれる。
このゲームはコーエーだと思い込んでいたが看板のコーポレートマークみたらカプコンだった。
そして本日のミッションであるうなぎを食べるために歩いて移動する。
風が気持ちいい。
そう感じたのは何年ぶりだろう。
清水家が定休日なのは調査済み。
目指すは白焼き山口
隣に舘山寺8kmと昨日の「サイクリングの悪夢」を思い出すような標識があるが無視して売店の方向に歩く。
直販所に行ったところ長焼きの販売だけでお弁当は無いと告げられた。
でも食堂に行ったらお弁当にしてくれると優しそうな若者が教えてくれた。
本場の長焼きが2100円なのでお土産には最強だ。
せっかくお店に行くならと店内で食事する事にした。
どうせまだ電車は1時間以上ある。
メニュー
もちろん注文したのは白焼きとうな重が食べられるあいのり(2700円)だ
きたー
もうね、見た目で美味いに決まっている。
うな肝もしっかり苦さがある。
天竜浜名湖鉄道旅行の際にはぜひどうぞとオススメ出来る一品。
うなぎがちゃんと熱い。
でも実は昨日のうな助の方が味は好みだった。
塩加減が絶妙で少し甘めで硬めの焼きだった。
うなぎ白焼き山口のはフワフワで自分にとっては少し塩加減がキツめ。
あと外一面に桜の木があるので桜見の季節は混みそう。
毎年4月第一土曜日にに豪華絢爛姫様道中を開催する。
今年は桜見とは少しずれそうだが見学するのもいいかも。
もう余は満足じゃ。
このまま帰るか。
あとカラスじゃなかったカモメに餌をあげるミッションが残っている。
宮口駅に行かずに下りに切り替えようかと時刻表見たらまだ1時間以上ある。
これは当初の予定通り上りに乗った方がよさそうだ。
それにしても気持ちいい風だ。
歯の痛みさえなければ夢の中だった。
昼過ぎになると帰宅時間なのか学生が多く乗り込んできた。
宮口駅から歩いて地味な古墳を見る予定。
このスケジュールがタイトで30分で帰ってこないといけない。
金指ですれ違いのため8分の停車。
時刻表で距離の割に時間がかかるのはこのせいだ。
ところどころ単線だから仕方がない。
隣でリクルートスーツ来た女性が二人パンやお菓子を広げて食べていた。
ランチだろうか。
のどかだ。
フルーツパーク駅でばあさん達が各々イチゴの大きめの箱をぶら下げて乗り込んできた。
柑橘系の匂いが凄いので元を取るようにフルーツバイキングで食べまくったのだろう。
宮口駅到着。
地図だと古墳はこの向こう側の何もない方。
さっさと歩いて見つけたい。
民家を抜けていく。
夜になると鬼太郎でも出そうな道だ。
古墳の説明発見。
GoogleMapでもこのあたりだ。
でもこの奥に入ってウロウロしても古墳らしきものは見当たらない。
マップが指しているところまで行くと人の家の庭先に入ってしまう。
そして探してもあるのは祠だけ。
ああ、祠の下のこの小さな丘が前方後円墳か。
全然気がつかなかった。
よし、急いで戻ろう。
なんとか予定の電車に間に合った。
すぐ古墳が分かれば駅から10分で往復できる場所にあるがオススメするようなスポットでもない。
また下りに乗って浜名湖佐久米に移動する。
途中でイベント列車っぽいのに出会う。
窓にカーテンが付いていた。
西気賀あたりから頻繁に湖が見えるので進行方向左側に座ろう。
上りの掛川行きなら右側だ。
逆に座ったので湖の写真すら撮らなかった。
浜名湖佐久米駅は車内からカモメが見当たらなかったのでスルーした。
もしカモメが1羽もおらず喫茶店は定休日なので1時間次の電車を待つのが辛い。
残しておいたパンは後で食べちゃおう。
それに活動限界時間が迫っている。
わかりやすくいえばもう飽きたのだ。
新所原駅で旅は終了。
15時なので9-15時の6時間とちょうどいい長さだ。
一泊二日で交通費にホテル、うなぎ2食と晩酌付けて1万8千円だった。
リーズナブルで満足できた旅行だった。