2020年の大河に谷垣健治氏を起用して

日テレの金曜ロードSHOWで「るろうに剣心 伝説の最期編」を観てしまった。

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20年ほど前に同作品は漫画で読んだ記憶がある。

変なニュースで巷を賑わせている原作者の話題はしない方がいいな。。

そして何年か前に映画化されていたのは知っていた。

この手の作品の映画化は脚本歪めたり短いカットをつなげたり倍速にして変なスピード感で日本の特撮っぽい映像になるのが定番なので映画館で観る気は起きなかった。

たまたまテレビをつけたら土屋太鳳らしき女優がチラッと映ったので本人か確認するために観始めたら最後まで見入ってしまった。

この映画キャストがいい。

主演は佐藤健。

ロッテのフィッツの佐々木希と出演しているCM以外で初めて見たのだが予想外に演技がよかった。

あのCMのせいで佐々木希と同じくらいの演技力?と勝手に刷り込まれていてイメージが悪くなっていた。

脇を固めるのが坂本龍馬の福山雅治とあんちゃんの江口洋介のひとつ屋根の下コンビ、吉田松陰の伊勢谷友介、元天才子役神木隆之介、事務所ごり押しの頃の武井咲、カイジの藤原竜也、西郷どんで島津久光の青木崇高、それに朝ドラまれの前の無名の頃の土屋太鳳。

藤原竜也が主演やっていない映画ってこれとデスノートくらいじゃないか。

顔を特殊メイクして包帯で隠していたのにあの存在感は驚き。

ラスボスさせると右に出るものがいない気がする。

漫画原作なので陳腐なストーリになりがちなのを福山と江口と伊勢谷の重厚な演技力で吹き飛ばしている。

圧巻なのが殺陣だ。

カット長めで倍速使わずスピード感を出している演技指導とワイヤーアクションと編集がいい。

スライディングのようなアクションを多用しているので賛否もあるが日本映画であれだけの殺陣を観たことがなかったので驚いた。

ワイヤーアクションも映画「進撃の巨人」のような陳腐さも感じずうまく殺陣に融合していた。

明らかに香港映画のアクションなので香港人の監督かと思えば香港で修業した谷垣健治という日本人だった。(右側の方)

日本人でここまでのアクションが出来るなら大河ドラマで彼をアクション監督に起用したらどうだろう?

但し来年のいだてん(五輪特集)には殺陣なんてないから使えない。

2020年の大河は発表されていないがなぜか立花宗茂で盛り上がっている。

2018年1月より放送されるNHK大河ドラマの主人公は、「西郷(せご)どん」こと西郷隆盛。明治維新の立役者だ。ちなみに、2019年は東京オリンピックを目前に控え、金栗四三と田畑政治に決まっている。両…

名は売れていないが戦国時代最強の武将の一角だ。

立花宗茂と谷垣健治の組み合わせはいい。

もし実現したら絶対観たい。

立花宗茂じゃなくてメジャーどころなら宮本武蔵あたりでもいいぞ。

海老蔵がやってるけど一回りも前なのでそろそろいいかも。

るろうに剣心クラスの殺陣のクオリティで制作すれば視聴率18%はいけると思う。

どうでしょう?NHKさん。

NHKは出演料安いから国民から搾取している受信料を湯水のようにアクションにつぎ込んで黄金の日日の再来といわれるような面白い大河ドラマを作って欲しい。

今年の西郷どんは既に脱落したし来年のクドカン五輪大河は最初から観ないので2020年の大河に期待している。


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