旅行日和のいい天気。
海外旅行なので国内の天気は関係ないが出かけるとき晴れているとテンションも上がる。
体調はここ数日あまりよくない。
風邪を引いている事はあっても旅行で持病が出たことが無かったので油断していた。
それでもここ数日の中ではまともな方だ。
今回は台湾なので感覚としては国内旅行と変わらなかったのかも知れない。
当日カバンに荷物を詰め込む。
カバンもキャビンゼロではなく普通のリュックサック。
ここ数日の台湾の気温が22/11度(*)なので日本より少し涼しい感じだが嵩張るのは嫌なので半袖Tシャツにパーカーで1枚だけネルシャツを着込んで行く。
(*)後に天気予報がおかしいと判明
傍から見ればハイキングの格好だ。
あとノートパソコンは重くて思ったほど使わないのでタブレットにした。
今回は台湾でAbemaTVを見られるように自宅のルータにVPNの設定を仕込んでおいた。
最近将棋観戦に嵌っていて今は名人戦の真っ最中で旅行よりそちらの方が気になる。
台湾のSIMは使い放題なので動画を見ても大丈夫なはず。
2局2日目なので移動中に終わってしまわないかが微妙なところ。
旅行は4泊5日で初日は夜着で最終日は朝一番の出発なので実質3日間の旅行。
連れもいるので普通の観光になる。
空港はセントレア(中部空港)で昼過ぎ発なので通勤を避けてたどり着けるのは楽でいい。
台湾はビザなしで90日間滞在できるのでロングステイ場所にいいかなとも考えたが気候が沖縄に近いので避寒の候補には難しい。
ただ食事はおそらくタイより日本人の口に合うし物価は約半分位なので春、秋のロングステイには有りだ。
住居も台北を外せば格安で借りられそうだがビザが無いと難しいようなのでタイほど気軽にとはいかない。
早めに空港ラウンジに出かけたのだが夏みたいな陽気。
久々のセントレアになる。
今年のタイ旅行は関空からで国内も京都と浜松なので去年のペナン以来だ。
カードラウンジのプレミアムセントレアラウンジで待ち合わせなので取り敢えず隣の第二ラウンジに入ってゆっくりする。
この時間は安定のガラガラ。
そしてキリンラガーを午前中から少しだけ飲みながら名人戦観戦。
それにしてもセントレアは駅からチェックインカウンターが近くカードラウンジも近くで使いやすくていい。
地方空港だからこじんまりしていると言われればそれまでだが比較的新しい空港なので利便さは国内でもトップクラスではないだろうか。
将棋を観ながら第5局が大須万松寺で今日前夜祭のチケット発売日だった事を思い出す。
5戦目にもつれるか分からないので決まったら大盤解説か前夜祭のチケットを手に入れようと考えていた。
気がつくと待ち合わせ時間になったので第一ラウンジへ移動。
そしてチェックインする。
タイガーエアは手荷物の重さを必ずチェックするようだ。
制限は2個迄で合計10kgと教えてくれた。
3階で食事をする。
毎度安定の魚錠。
びっくりするほどうまくもないがこれで980円(税抜)なら悪くない。
連れが台湾で「はしか」が流行っている事を見つけた。
台湾観光の外国人がはしかを撒き散らして沖縄が酷い目にあっているようだ。
潜伏期間は4-5日のようなのでもし感染されても日本の病院には行けそうだ。
乗るのはタイガーエア
残念ながら尾翼しか見えない。
往路が3時間10分で復路が2時間55分の予定になっている。
席はほぼ満席だったがアイルサイドシートが空いていたので二人で三席を使えたのはラッキーだった。
タイガーエアの足元はこんな感じでLCCらしく狭い。
かなり時短で2時間30分と短いフライトなのでゲームをやっていたらあっという間に到着した。
入国審査出口付近で3万円を両替する。
レートは1台湾ドル=3.7円だったので4倍弱すれば日本円に変換できる。
少し戻ったところにモバイラーショップがあるので300台湾ドル(以降ドル)でSIMをゲットする。
5日間で50ドル無料通話がついたプランだ。
中華電信はお姉さんがスマホに入れてくれた。
APNくらいしか設定するところはないので自分でもできそうだがやってもらえるなら楽でいい。
空港に直結しているMRT(地下鉄)でまずは台北駅に移動。
そのためにヨーヨー(悠遊)カードを購入しようと発券機に近寄るとMRTの従業員らしきおばさんが操作を全てやってくれた。
500ドルだが使えるのは手数料を除いた400ドル。
電車にあまり乗らないなら利便さを切り捨てて切符の方がお得。
空港から台北駅まで160ドルだ。
台北駅の地下街は盛況だった。
せっかくなので上がって街を見る。
ジ・アジアって感じだ。
中心街はタイの方が近代的だ。
グーグルの天気予報の気温はいい加減だったようで実際には30度あり湿度も高いので日本の梅雨が明けそうな7月と変わらない。
1時間ほどうろついてまたMRTに乗り古亭駅に移動してそこから1km以上歩いてホテルに到着。
狭さは香港旅行のホテルに次ぐ。
連れが見つけてきたホテルなので仕方がない。
予約する時の情報を見ていて怪しい感じがしたがある程度自分で決めた感を出したいようだったので折れた。
3畳以下の部屋だ。
それもベッドの下半分は隣の部屋なので空間として2畳あるか怪しい。
香港の狭いホテルよりマシなのは机があることだった。
それに清潔。
寝るだけだと思えば気にならない。
但し全泊ここでなくてホッとした。
細いベッドだと寝返りが打てないから長期だと腰がやられる。
連れはこれだけ狭いホテルに泊まったことが無かったのでショックのようだった。
自分で見つけたホテルなので仕方がない。
直ぐにMRTで士林夜市へ移動した。
着いた当初は雨が降っていたが途中で止んでくれた。
食べ物は地下の食堂と聞いていたので行ってみる。
連れがどうしてもと臭豆腐を頼んだが1個だけ食べてそれ以上手を付けることはなかった。
自分はひとかみして無理だった。
牡蠣オムレツはなんとか食べられたが他は全滅。
これに菜っ葉の料理を入れて280ドル。
ここは口に合わない。
その後地上の屋台で練り物みたいな団子を食べたが美味しかった。
胡椒かかりすぎで辛かったけど。
プリプリの食感のさつま揚げって感じで辛くない方だったらビールのつまみに最高だと思う。
〆は牛肉麺を食べた。
麺はあっさりしていて日本だと鍋の〆に入れそうな感じで普通だが牛肉とスープは美味かった。
150ドルとまあまあの値段。
その後豚の丸焼きの皮を北京ダックのように切って売っていた店を見つけたがお腹いっぱいで手が出せなかった。
入り口付近で有名なカエルの卵のジュース(もちろん本物ではない)を飲んだ。
緑豆は小豆のような味だった。
士林夜市の料理はイマイチと聞いていたのでこんなものだと納得した。
3日目に美味しいと聞いている夜市に行く予定なので味を比べられるだろう。
ちなみに地下の食堂ならビールもあるが地上でビールを見つけるのは大変なので士林夜市の入り口付近にあるコンビニで買おう。
地下食堂に行かずに地上の屋台で買い食いしながら飲んだ方がよさそうだ。
士林はでかいので回っていて楽しい。
ホテルに戻って万歩計をチェックすると三万歩近かった。
ジムに通っているおかげでこの程度で脚は痛くないのだが足裏が痛くなり始めた。
そしてベッドに登って気がつく。
柵がないに等しいので寝返りすると落ちて死ぬと。。
あと見た目きれいな部屋だがベッドはチクチクした。
<本日の移動内容>
自宅から電車で中部国際空港へ移動。
タイガーエアで桃園国際空港にフライトしてターミナル1からMRTで台北車駅に行く。
台北車駅からMRTで古亭駅に移動してホテルにチェックインして剣潭駅の士林夜市に行った。