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札幌短期滞在費の検討

検討した結果、今年の夏は札幌に1カ月滞在し一旦自宅へ帰りその後また北海道に上陸してレンタカーで周遊するつもりだ。

何とか7月のマンスリーマンションは確保できた。

8月のレンタカーも少し割高になるが確保できるはずなのでネット予約ではなく実際にレンタカー屋にいって相談して予約するつもり。

流石にフラットになる車種の選べないガッツレンタカーは安くても使えん。

北海道周遊は気候がよくて札幌より安くある程度便利で短期滞在が出来そうな街を見つける目的もある。

2~5月の生活費から捻出した予算18万円があるので宿泊費とレンタカー代は足りるだろう。

来年は夏の2カ月間を北海道に拠点を構えて過ごす。

去年は数日の滞在で今年は1カ月+周遊、来年は2カ月滞在と着実に滞在期間を延ばしていこう。

今回は札幌に限定して長期宿泊はどれが安いか調査した。

ホテルに泊まる、賃貸アパートを年間で借りる、マンスリーマンションを利用する、民泊を利用する、車中泊、でそれぞれどの程度費用がかかるか比較する。

ではひとつずつ見ていこう。

ホテル

2カ月で90万円。。。

高いことは分かっているが改めて計算すると寒気がする。

中古車が買えてしまう。

こんな金があれば今の車下取りに出して車中泊ができる車を買って日本一周でもした方がいい。

札幌のハイシーズンは1.5万円台でようやっとビジネスホテルの最安値が見つけられる。

出典 トリバゴ

1カ月の間同じホテルに滞在したければ更に高くて1泊2万円は出さないといけない。

だからホテル住まいにしても度々移動になる。

当たり前だが金が無いと長期滞在に向いていない。

ただ設備や寝具などを持ち込む必要もなく裸一貫で泊れる気軽さはある。

ホテルは数日の短期滞在が正しいのだろう。

あと札幌での主な移動手段は自転車とする。

5000~6000円程度の中古自転車をサイクルショップで購入し帰省するときに買ったお店で引き取ってもらう交渉をしておく。

公営のリサイクルショップでも市民への抽選販売があり売れ残りがあれば安く入手できるかも。

昨年の札幌旅行で使ったエキチャリさっぽろは1500円/月と安価だが住んでいるところから札幌駅までの足が別途必要になり毎回電車で数百円払っていたら意味がない。

ポロクルは高すぎでポートがマンション近くにない。

住んでいる場所から徒歩1分圏内に置きたい。

中古で所有にしておけばマンション、アパート、ホテルの駐輪所に置けるし万一盗まれても面倒な手続きがいらないのでいい。

(処分するのも面倒なので宿泊最終日に盗んでほしいくらいだw)

アパート

アパートなので最低限暮らすための寝具、冷蔵庫、洗濯機、(暖房器具)、電子レンジの調達が必要になる。

中古で揃えれば5万円で何とかなるだろうということで家賃と設備費用で合計41万円とした。

2年目からは設備費不要で家賃と光熱費だけかかる。

共益費と光熱費込みで3万円なので2万円のボロいアパートになる。

これくらいの価格帯だとゴキブリや虫もいそうで嫌だが仕方がない。

実際に探してみると1ルームや1Kの1980年代の物件なら2万円前半から見つかるし光熱費は札幌に居ない間は止めてしまえばいい。

しかし10か月もの期間を空き家にするのはどうか。

もし空き巣なんかに入られてしまったり周りで火事が起きて延焼にでもなったら警察や消防に呼ばれて北海道まで出向かないといけない。

逆に年中通して定期的に北海道に遊びに行くなら安いアパートを借りてしまってもいいのかもしれない。

設備付きマンスリーマンション

日割りで1カ月以上契約を前提としたワンルームは8、9万円から、が相場だ。

2カ月なので19万円としている。

今回契約したマンションは色々込みになったキャンペーンで若干安かった。

不動産屋によっては清掃料を高額に設定したり光熱費の設定が現実の数倍になっており家賃、清掃料、光熱費のトリプルで稼ぐ気満々なので表示賃貸価格に騙されてはいけない。

日割りの他に3カ月が最低契約期間のマンスリーマンションだと安値が15万円だった。

但しこちらは光熱費は別で実費になる。

光熱費を実費にしている方が良心的だ。

家賃2万円のマンスリーマンションでも敷金、清掃料、共益費、想定光熱費を込みで1カ月当たり6万円で済みそうなので日割りを2カ月借りるのとかかる費用が変わらない。

実際の家賃2万円の物件の3カ月分の見積もりはこんな感じ。

ネットで見ると家賃2万円と書かれていても1年間契約の表記なので短期になると家賃が2.6万円に上昇する。

そして敷金、共益費、水道代、清掃代、不動産屋の取り分などが乗っかり15万円になってしまう。

パッと見だと3カ月で6万円+光熱費で借りられるから「安い~」と勘違いしてしまうがそれが不動産屋の罠だ(笑

ハイシーズンになると家賃2万円のマンションは見当たらず最低家賃が3万円前後なのでもっと高くなる。

日割りのマンスリーマンションを2カ月借りるなら3カ月単位のマンスリーマンションでも総支払い額は変わらない。

マンスリーマンションなら電子レンジや洗濯機など住むための設備は揃っている。

ただ不動産屋によって付帯設備は様々で例えば寝具が無い物件もあるので確認が必要。

寝具が無ければアマゾンで到着翌日に数千円の安い布団セットが届くようにして使い捨てるのがいい。

事前に粗大ゴミで出せるか業者に引き取ってもらうかなど処分方法をチェックしておく必要がある。

札幌の寝具のレンタルは安いところでも1カ月で6600なので安物でも新品の方が気分がいい。

マンションの近くの寝具屋で高い布団を買ってしまったら捨てる訳にもいかないのでどこかに保管しないといけない。

そのために札幌に倉庫(トランクルーム)レンタルも検討したが結論は使い捨ての方が安上がりだ。

もし中古自転車ではなく電動アシスト付き自転車を新車で購入して札幌に置いておくなら倉庫もありかも。

でも駐輪場は屋根なしなら年間6000円で契約できるので布団と自転車だけを保管するのではもったいないか。

それと実際に借りるときに気をつけるのは不動産屋の業務時間だ。

ホテルの要領で遅く到着すると営業が終了していて翌日まで鍵を受け取れない。

当日飛び込みでどこかホテルに泊まらないといけないので余計な費用がかかってしまう。

せっかく1ヶ月の宿泊費を10万円以下に抑えようと借りたのに高いホテルに1泊で数万円が飛んでいたら元も子もない。

不動産屋にもよるが今回借りたところは問答無用の定時営業終了でそれ以降対応不可だった。

民泊

殺人、強姦、盗撮、近隣トラブルなど事件が立て続けに起きており自分の中で民泊のイメージはよくない。

この前も自身のマンションの総会で民泊を禁止する決議を通し自治体の申請と管理規約に加えたばかりだ。

民泊は一軒家じゃないと周りの住民にとっていい迷惑になる。

それに安いと思って探してみると札幌周辺は予想していたより高い。

大人数で宿泊するのであれば1人当たりの宿泊費が安くなるがシングルでは仕方がない。

1カ月当たりの宿泊単価を12万円/月に設定したがハイシーズンでこの価格帯でも厳しい。

それに明日の6/15/2018より施行される民泊新法でオーナー側の一方的なキャンセルも出て観光客に影響を与えている。

外国人オーナーは撤収を始めているので競争原理が働かず更に価格が上昇してしまい観光地だとホテルと大差ない料金になってしまいそう。

民泊を否定しているわけではないがこのままだと国内では数年後に消えているかもしれない。

車中泊

宿泊施設と同列にするのが間違っている。

それでも今年は車中泊で北海道を周ることも計画しているので費用をチェックした。

車中泊の手段として自家用車をフェリーに積んで北海道に上陸させるか、札幌でレンタカーを借りるかの2択だがフェリー代が高い以前に自家用車はフラットにならないので車中泊はNG

だからフラットになる車種をレンタカーすることになる。

車中泊できそうな車種はこちらを参考にするのがいい。

北海道のレンタカー相場はショップのランクや車種や年度等で24時間が2000円~7000円と幅広い。

コンパクトカーで4000円前後が一般的だ。

安いところで1カ月借りて6万円台からある。

毎日温泉や銭湯を巡りなら車中泊をすれば2カ月で13万円だ。

車中泊用の寝具は札幌のホームセンターやニトリで1万円程度で買えばいい。

この中で一番安いが2カ月もそんな暮らしをしていたら体がボロボロになりそうなので各地のホテル、旅館、サウナ、カプセルホテルの併用が現実的になる。

もし3泊に1泊平均1万円で1カ月周遊する場合34万円と割高になる。。

今年は1週間~10日程度で周遊しようと考えている。

もし地方で安い宿泊施設が見つかればもう少し長居をしてもいいのだが。

まとめ

他にドミトリー、北海道に帰った知人の家に転がり込むとか以前に検討した公営住宅もあるが敷居は高い。

物件をチェックして札幌のマンション購入も再考した。

しかし東京オリンピック前に購入する必要はない。

それに購入しても管理費と積立金と固定資産税等維持費でワンルームの安いアパートが借りられてしまう計算になる。

4カ月以上住むなら賃貸アパートもコスパがよくなるが2カ月だと割高なので民泊を探すかマンスリーマンションの2択だ。

但しホテルやアパートに比べてどちらもたま数が少ない。

民泊は価格に目を瞑ればお手軽さはある。

いくら競争が減って高くなるといっても家賃3万円程のシングルルームが月20万円では誰も利用しない。

来年の相場観としてはマンスリーマンションの1.5倍に落ち着くのではないか。

1ヶ月を切るような短期間利用なら民泊がいいかもしれない。

一方マンスリーマンションは長期契約を優先しているので短期利用は直近じゃないと断られやすいし早めに予約しようとしたら実際に断られた。

オーナーの立場になれば分からないでもない。

下手に数日の短期で契約してその後半年や1年の長期契約の話があったら目も当てられない。

だから借り手も一か八かのギリギリで申し込んだ方がいい。

泊るところが見つからなかったらLCCの航空券を捨てて諦める覚悟で計画した方が結局のところ安上がりになりそうだ。

愛知と北海道の2か所に拠点を構えるのはコスパが悪いので札幌にマンションを買って引っ越してしまうのがいいと思えてきた。

前回札幌に行った時は思ったより暑いだとかで半移住をパスしたが今回の滞在で住んでもいいか再確認してもう一度考えよう。

それに30年で70%、50年間で90%という南海トラフ地震もあるので北海道に避難しておくのもあり。

地震が起きてからだとマンションも売れなくなるし。。。

(20年間で1410兆円の損失は日本壊滅状態なのでどこにいても関係ないともいえるか)

来年末に自宅を売って東京の外れに8〜9ヶ月賃貸で住んで東京五輪でも観てが不動産が下落したら札幌にマンション買って引っ越して冬はタイに行くのが正解かな。

こんな話で昨年からループしているけれど少しは進展している気もする。

Categories: 移住
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