年寄りの北海道移住の候補地

北海道移住をする際にどこに住んだらいいか?と聞いても回答するのは難しいだろう。

自分の場合に置き換えて都民や府民に東京や大阪のどこに住んだらいい?と聞いているのと変わらない。

大きさでいえば九州と四国を合わせたより大きいのだから尚更だ。

道内で転勤を繰り返している人にでも聞かない限り住む場所のアドバイスなんか出来ない。

だから自分は移住に何を求めているか考えないといけない。

避暑が1番、利便さ2番、歳を取っても生活できるのが3番だ。

避暑は北海道のどこでも名古屋よりは涼しいのでクリアしている。

当初利便さを考えると札幌以外考えていなかった。

しかし昨今はアマゾン、楽天、ヨドバシがあれば大抵のものはネット注文できるし近所にコンビニ、徒歩圏内に病院と地場の安売りスーパー、電車10分圏内に総合病院とショッピングモールがあれば普段の生活は十分な気がする。

物価の高い札幌よりアクセスのいい付近の都市の方がマンション買うにも賃貸に住むにもコスパはいい。

そして避寒のために冬はタイにショートステイが北海道移住の前提なので2時間圏内に新千歳空港があると助かる。

そしてもう一つ重要なのは70歳あたりで足腰弱ると東南アジアに行くことが困難になり最期は年中北海道に住む。

雪国に育ったわけではないので雪上を歩くのに慣れていない。

雪が積もれば雪下ろしだってしないといけない。

それが足腰弱っていたら北海道育ちの老人より不利だ。

すっころんだらそのまま寝たきりになる。

だから雪があまり降らない地域がいい。

えっと、どこだ?

調べると太平洋側だ。

有名な都市では函館、室蘭、苫小牧、釧路あたり。

そして新千歳空港に近いのが苫小牧と室蘭だ。

苫小牧か。。

住んでいらっしゃる方には申し訳ないが去年フェリーで遊びに行ったがあの街に住むのは少し厳しい。

海産物は安かったが生活するのに車移動が必要になる。

それでも北海道5位の人口で室蘭の3倍の人口で太平洋側最大の都市だ。

室蘭よりは都会であろうから苫小牧が難しいと候補は無くなる。

そこでもう少し調べてみると降雪量が少ない都市に伊達市がある。

しかし人口は苫小牧の7分の1の小さな街だ。

が、

伊達市は、病院、大型ショッピングセンター、福祉施設などの生活に必要な施設がまちなかに集約された「コンパクトシティ」で、北海道内でも雪が少なく、四季を通じて気候が温暖なことから「北の湘南」と呼ばれています。

引用 北海道伊達市の紹介

そう、自分の大好きなコンパクトシティと自治体がアピールしている。

気候も「北の湘南」なんて恥ずかしいことを堂々と言ってるので自信があるのだろう。

ここはどうなんだろ?

伊達紋別から札幌まで特急で2時間、新千歳空港には1時間強とアクセスも悪くない。

伊達市の公式サイトにメリットがまとめてあった。

豊かな自然があふれている→あまり興味が。。
生活に必要な施設がコンパクトにまとまっている→これこれ
冬は雪が少なく、屋根の雪おろしの心配がない→大切だね
北海道の中心都市である札幌市へは自動車で約90分の距離→これも大事
総合病院から診療所、歯科医院などさまざまな医療機関が充実→必要だ
介護・福祉施設が充実していて、老後も安心→いいね
日々の暮らしを楽しむための施設やサークルがいっぱい→どーでもいい

出典 伊達市

もしかしてここで決まりでは?

札幌から鉄道で2時間そこそこなので北海道1周でわざわざ回るまでもなく7月の札幌ショートスティの間に日帰りで調査に行ける。

ここが良ければ8月の北海道一周は目的を失うので別の旅行にでも変えよう。

移住シリーズは延期したりやめたりまた再開したり坂上忍の家を買うより引っ張るなぁ。。


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