札幌滞在21日目。
久々の晴れ。
これが確か4日目の晴れで滞在中最後のいい天気になりそう。
しかし地元の気温を比較すると雨ばかりなんて文句はいえない。
帰ったら干からびてしまいそうだ。
雨でも過ごし易い気温の方がいい。
どちらにしろ札幌で最後の晴れになりそうなので市街以外に出かけよう。
といっても何も思いつかないので小樽で前回見つけたレンタサイクルの電アシ自転車に乗ろう。
JRバス1日乗車券800円で小樽までと調べたが住んでいるエリアだと乗り継ぎが悪く1:40かかるので諦めてJRにした。
しかしJRも乗り方をミスったのか時間帯が悪かったのか鈍行に乗ったら手稲止まりで次の電車が20分待ちでエアポート号が来てなんのかんので1時間近くかかった。
手稲を越えたあたりから曇りだす。
また雨雲に向かっているらしい。
小樽駅到着。
小樽駅で下車すると毎度の観光客ラッシュ。
まずは三角市場を越えて去年昼食をとったお店へ。
シマホッケ定食(1200円)を頼んだ。
さすがシマホッケ食べごたえのあるサイズだ。
んー前回食べた時程おいしく感じない。
ホッケの質なのか魚ばかり食べていたので舌が慣れてしまったのか。。
それでもシマホッケはボリュームがあるし前回も感動したクラゲときゅうりのつけ合わせが絶品だしホタテの味噌汁もうまい。
お腹も膨れたので駅西のアーケードの中にあるレンタサイクル屋まで歩く。
人のよさそうなレンタサイクルの店長が中国人女性相手に乗り方を説明していた。
英単語と身振りで操作説明して女性が自転車に乗るがフラフラで誰が見ても危ない。
それでも店長はなぜか2速発進にこだわり中国語が話せる知り合いに電話で説明させてそのまま行かせた。
「あれ大丈夫ですか?」と尋ねたら中国の人は自国で(自走するタイプの)電動自転車に乗ってるから電アシや普通の自転車にまともに乗れない人が多いようだ。
確かに中国から輸入しているアシスト自転車はアシストと謳っているのにもれなく自走電動自転車だ。
自走ではなくアシストになっているのは知る限りカイホウのSUISUIだけだ。
もはや自走電動自転車はバイクだと思うのだが中国では自転車と言い張るのだろう。
それにしても最近は中国人も団体ツアーばかりではなく一人旅を楽しむ人が増えた。
スマホや家電の進歩するスピードも速いが団体ツアーから気ままな旅への変化など生活向上のスピードも高速でどちらも日本人を追い抜いている気がする。
そして免許証を提示して600円支払い2時間電アシを借りた。
ヤマハ製のパスナチュラだった。
小樽周辺は坂が多いので電アシが必須だ。
この自転車所有しているパナソニックの電アシよりもパワーがある。
車重が軽いか本当にアシスト力が高いかどちらかだろう。
それに札幌でアシストなし変速なしの中古自転車に乗っていたのでアシストがより一層強く感じられたのかもしれない。
小樽を縦横無尽に走り回った。
小樽の自転車ルート
アシストのおかげでどんな坂でも問題なく登れたのだがこの坂だけは別だった。
これまで見かけた坂で最高勾配だと思う。
水天宮へ入る裏道だが反り立つ壁のような坂で電アシで何とか登っていけたがうしろを見ると怖くなってきたので途中で断念した。
通算4回目の小樽なので観光スポットはスルーして気になるところを見て回った。
小樽の役場は真っ黒でシックだ。
走っていると晴れてきて暖かくなった。
小樽駅周りは車が頻繁に走ってるので徒歩より危なく感じた。
歩道にレンガのようなブロックが貼ってあるのは歩行者では模様と思っていたが自転車で走るとハンドルを取られるほどの振動になるので自転車進入禁止になっているようだ。
退職者として気になるのはやはりここ。
車も人もあまり出入りがなかったので小樽の失業者数は少ないのか。
境町商店街のメインストリートから外れた寿司屋だったが客がバンバン寄ってきていたので有名なんだろう。
レトロなおもちゃ屋を見つけたのでノスタルジックなフィルターをかけてみた。
まるで40年前のおもちゃ屋さんだ。
三丁目の夕日のテーマをのせるとしっくりくる。
これだけレトロなお店は最近滅多に見かけないので是非これからもずっと続けて欲しい。
1時間40分ほど走り回りローソンでコーヒーを飲んで自転車を返して小樽駅前にあるスーパーの長崎屋で買い物をして家路につく。
糖度15の北海道産メロンのライデンが680円なので買ってみた。
ついでに夕食にウナギまぶし丼。
小樽でまぶしを買うな!というツッコミはしないで欲しい。
食べたかったのだ。
そして札幌に来て初の北海道産メロンを買った。
これまで北海道産は高くて茨城産しか食べられなかった。
運送費を入れても地場より安い茨城産ってすごい。
そういえば以前テレビ番組の秘密のケンミンSHOWで茨城ではメロンは買うものじゃなくて農家の人に貰うものだって放送していたことを思い出した。