- 明らかな悪性病変はなかった
- 左肺上葉に5mm以下の肺結節あり、良性と考えれるが年1回の要検診
- 回腸末端に軽度の浮腫状壁肥厚がある、腸炎の可能性あり
今回の大腸カメラで回腸でなく上行結腸に3cm大のポリープが見つかる。
良性か悪性かは生検結果待ちで未だ不明だ。
まだ癌と決まったわけではないが癌だったら転移が怖い。
大腸の腫瘍の成長は比較的遅く早期発見による生存率が高い。
そして一般的にPET-CTは大腸がんに強いといわれる。
3cmもの大きさのポリープが1年前に無かったわけがない。
もしかして今PETしても見つけられないのではないだろうか。
病院の問題ではなくPETがあてにならなくなってきたので左肺上葉に5mm以下の肺結節も気になってきた。
肺が癌を生み出した原発臓器でそれが大腸にリンパを通って転移したとも考えられなくもない。
癌と決まっていないのに転移を考えるのは順番が逆だが患者になるとネガティブな発想になってしまう。。
そこで大腸カメラを実施してくれた病院ではなくホームドクターに依頼して肺のCTを撮り診てもらうことにした。
翌々日に近所の総合病院で胸部CTを撮ってもらいCD-Rをコピーして手元に置いてオリジナルを持ってホームドクターのもとへ。
結果は左肺上葉の肺結節はあるがやはり5mm程度の結節はあるが成長はしていなさそうだった。
事前にパソコンでCT結果を見たのだがどれが結節なのかさっぱりわからなかった。
医者はあっという間に見つけて教えてくれた。
良性の確証はないし専門医の判断ではないのであくまで参考程度だが大きくなっていないというのは安心できる。
大腸カメラで-300%まで凹んだテンションが-150%あたりまで回復した。
ちなみに大腸癌や大腸ポリープの内視鏡手術には腫瘍のタイプにより3種類ある。
出典日本消化器病学会
ポリペクトミーが先日大腸内視鏡検査で見つかった小さいポリープを切除した方法だ。
検査と同時に切ってくれる。
病院も手術にすれば医療ポイント稼げるので出来るだけ見つけたいと思われる。
EMRは一般的に20~30mmの平坦なポリープの切除を行う。
こちらもスネアを患部に引っ掛けて焼き切る。
そしてESDが小さなメスを使って患部を切除する高度な手術になる。
上記内視鏡手術か開腹手術どれになるか分からないが内視鏡であればEMRかESDでどちらも入院が基本だ。
大腸内視鏡関連の論文を読み漁った。
集中するあまりESDという術式のメスがFlexかflushや素材は何がいいのか調べていたがそこまで知ったところで意味がないのでやめた。
大腸がん3cmで浸潤がなければ術式のESDで対応出来そうなので症例が多い病院を頭に入れた。
開腹手術になってしまった場合の症例数が多い病院も調査済みだ。
癌だったらポリペクトミー、EMR、ESDの順で手術の可能性を医師に相談して開腹手術が妥当なら通常手術の症例が多い病院のセカンドオピニオンを受けそちらで手術してもらおう。
もちろんEMRやらESDなどと知ったように話すと大抵の医者はへそを曲げるのであくまで開腹は負担が大きいので内視鏡手術をして欲しいと依頼する事にする。
知識が入れば少し余裕が出てくる。
病気は知らないのが1番怖い。
すると以前気になっていた腹部大動脈のプラーク(血栓の素)がCTでどうなっているか知りたくなった。
成長すれば腹部大動乖離などをおこして命を落としかけない。
同じ断面でプラークを見つけ比較してみた。
左が以前で右が今回だ。
白い背骨の上にちょこんとある丸いのが大動脈で白い影がついているのがプラークだ。
成長していないので一安心した。
ジムに6カ月通ったので見えなくなっていないかと期待したが贅沢をいってはいけない。
それよりも大きな違いは以前のCTに比べて黒い部分が減っている。
この黒い部分は内臓脂肪なのでジムの体組成計だけでなくCTからでも内臓脂肪が減ったことが分かる。
全く同じ断面がなかったので1コマズレているようだがそれでも断面積が小さくなっているのは明らかだ。
ジムの効果がはっきり現れていた。
わざわざ高い金払ってRAIZAPに行かずともそこらのジムでハムスターのようにトレッドミルで軽いランニングを週3で1時間してもこれくらいになるようだ。
皆さんも安いところで十分なのでジムに通おう。
そして精密検査は定期的にいこう。