大腸の精密検査(内視鏡検査)の翌日脇腹の痛みが最大になり熱が出たので近所のクリニックで抗生物質の点滴を打ってもらい少し収まった。
ホームドクターの診断では憩室炎でも起こしているのではないかという事だった。
憩室とは大腸に出来るポケットでポリープの逆で外側に膨らんでしまう症状だ。
このポケットに糞が詰まり化膿したり炎症を起こすのが憩室炎となる。
低繊維食や老化で発生しやすくなるので当てはまっている。
その翌々日に検査結果を聞きに行った。
担当医曰く問題なく内視鏡ESDで切除できるとのことだった。
(この検査が本当に必要だったのか疑問だ。。)
そして脇腹が検査翌日からひどくなったのとホームドクターが憩室炎ではないかと診断した旨を伝えたところ大腸カメラでは憩室はないと断定した。
しかし検査翌日に痛みが強くなったことから医療過誤を気にしたのか前回の対応とは違い直ぐに造影CTを撮ることになった。
CTは何度か撮ってもらっているのだが造影CTは初めてだった。
造影剤を点滴のように静脈注射してCT画像診断検査をより分かりやすくする。
説明をしっかり受けていたのでよかったのだが身体全体が熱くなる。
それも感じた事がない熱さなので結構ビビる。
そして数十分後に再受診してCTをけっこうな時間診断してくれて特に問題ないと担当医が安心していた。
結局痛みの原因は分からずじまいで担当医曰く軽い盲腸か小腸の炎症ではないかという事だった。
そして手術については2週間様子を見て再受診した時に日程を決めることになった。
全身CTを撮ったので転移がないかもチェックしてくれて大丈夫だったので手術に猶予があるようだ。
手術は四泊五日で皮肉なことに10月に行く予定だった2つの旅行の日程と同じ。
術後海外旅行はどうなのか確認したが2カ月はNGで半年まではやめた方がいいとのことだった。
理由は痛みでもあれば開腹出術になり、医療費が莫大になるのでダメであり、旅行中に穿孔があれば死ぬ可能性もあると脅された。
担当医にとって海外旅行はアメリカらしいので東南アジアの医療費ならアメリカより安いとは思うがご警告ごもっともと素直に受け取った。
健康保険加入による医療費の安さと医療技術の高さを考えた場合日本を越える国はない。
医療大国日本万歳だ。
だからやはり海外に半移住するのは無謀なので安い宿泊施設を借りて1~2カ月の短期滞在を繰り返すのがいいか。
もちろん移住して住処を1つにする方が安上がりだが予算に収まるなら国内と海外を行ったり来たりでもいいわけだ。
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こんばんは。
わたしも日本の医療から離れることに危機感を感じますので、外国への移住には腰が引けます。
この国は、一文無しでも教育が受けられて医療も受けられて、食べることもできるという希有な国です。しかも、その医療水準が高いし安い。
この条件を棄てるのはかなりの勇気がいりますね。。。
コメントありがとうございます。
海外移住は健康優良児かサバイバル資質が必要ですね。
国内の病院でも医師と意思の疎通が
難しいのに海外だと単純で
分かりやすい病気以外にかかったら
諦めるくらいの覚悟が必要ですね。