ダイキンエアコンを通販と直接工事依頼で格安購入した件

延長保証の考察からしばらく過ぎ11月の寒い日に寝室のエアコンが暖房をつけると1時間放置しても生ぬるい風しか出なくなった。

昨年に霜取りから復帰しないトラブルを抱えて騙し騙し使っていたがとうとう冷媒ガスが抜けてしまったのかも。

真夏に冷房は問題なく使えていたのでせめて来年まで頑張れと考えていた。

取説見ても東芝製は暖房が弱いとアピールしているくらいなので冷媒ガス抜けは冷房より暖房に顕著に現れやすいのかもしれない。

寝室のエアコンは7年経過しており保証はない。

リビングの霧ヶ峰同様に有料で冷媒ガス充填してもらうのも一か八かの賭けになるので冬の繁忙期前に踏ん切りをつけて買い換えることに決めた。

ネット通販でダイキンのベースモデルに5年保証を付けて購入(4.3万円)し、くらしのマーケットでよさげな業者を見つけて設置(1.7万円)してもらった。

購入前に収集した情報ではダイキン、三菱電機、パナソニックが壊れにくく余計な機能がないシンプルなモデルがいいようだ。(個人調査)

エアコンの故障に詳しいブログではパナソニックがデータでは1番壊れないらしいのにエアコンと無関係なお掃除ロボがよく壊れるから除外と理論破綻しているのでステマっぽさが漂うが参考にはなった。

他のブログで業務用エアコンも製造している三菱電機とダイキンがいいと推していたのでなるほどと今回は使ったことがないダイキンのベースモデルにした。

ベースモデルでも日本で生産している三菱電機の方がいいという意見にも惹かれたがいずれリビングのエアコンは三菱電機から三菱電機に買い換えるので寝室は違うメーカーがいいと考えた。

量販店に偵察に行くとダイキン製はベースモデルでも高い。

これまでダイキンを買ったことがないのは価格なのかと思ったが以前家電はヤマダ電機で揃えておりダイキンの取り扱いがなかったので選択肢に入らなかったようだ。

ヤマダ電機と販売価格で折り合わず量販店の1社ごときの取扱いがなくて上等!と考えている程こだわりとプライドがある。(と勝手に解釈)

稼働外気温-15度〜45度と全メーカー最大範囲を保証しているのもその表れか。

一番小さい冷房能力22kwのベースモデルですら安い店舗で8万円で9万円前後が一般的だ。(工事費込み)

他のメーカーならミドルモデルすら視野に入る価格。

量販店から価格.comに目を移すとネット通販の最安モデルS22VTESが4万円だった。

まじか〜

これに保証料と工事費で6万円前後で買えるんじゃない?とウキウキしてチェックしたら甘かった。

1万円で10年保証付与してネット通販の設置工事の相場が設置1.4万円+取外し0.8万円+廃棄0.5万円=2.7万円なので合計すると7.7万円になってしまう。

ありゃま、支払い額が量販店とかわらん。

それに量販店のベースモデルにはストリーマーなる機能がついているので実質格上モデルだ。

次にネット通販で買って延長保証を量販店と同じ5年に引き下げ業者探して設置を頼むと6万円まで下がった。

ダイキンでコミコミ6万円ならお買い得感がある。

決めた。

先日10年保証を語りながら5年保証を選ぶとは言行不一致だ。

だがダイキンは空調機専門メーカーなので壊れにくいはず。

ある程度の金額払って10年保証の代わりに壊れにくいメーカー製を安く入手して壊れたら買い換える方を選んだ。

うーん、全く学習していない気がする。

あと量販店や工事込みのネット通販だと設置業者がエアコンを持ってきてくれる。

しかし今回はエアコンを自分で受け取り設置まで大きな箱を保管しないといけない。

それに初期不良があるとすぐには部品交換ができず業者にキャンセル料を支払うはめになる。

購入時に工事のセットであれば設置業者が小売業者の代理人のようなものなので納品物に何かあっても何とかしてくれるだろうが購入店と業者に利害関係がなければ自己責任だ。

その連携がピンハネとして価格に反映しているので資本主義を支持する身として安く買うなら容認しなければならない。

いやそんな小難しい話ではなくリスクを取って安く買うかどうかだ。

購入した日に寒かったので効かないはずのエアコンを最大温度設定にして部屋を暖めてみた。

前回と違い部屋が暖かい。

あれ?室内機の温風の温度と室外機の排出口の温度差を測ってみれば15度もあった。

ありゃ今日は正常に動いている。

今年の冬が寒波じゃなければ1シーズンなら乗り切れたかもしれない。

でも暖まるかどうかわからない気まぐれエアコンでは困るので買い換えて正しいと自分を慰める。

配送距離が短い方が予定通り届くだろうと地元のネット通販店舗を選んで買ったのだが伝票番号から配送状況をチェックすると配送元は埼玉だった。

そして配送業者は西濃運輸なので日時指定があてにならない。

もとい45kg以上の個人宛配送の日時指定はできず気の向くままの配送になる。

お届先が個人さま宅宛で、たて・よこ・高さの3辺合計が280cm以上~450cm以下、もしくは実重量45kg以上~90kg以下の大型商品は配達日時指定に対応しておりません。

予定通り届くかあてにならんので事前に設置業者の予約はできない。

驚いたのが個数2で重量60kgになっている。

60kg – 室内機 8kg + 室外機 22kg = 30kg

この30kgの差はなんだろう?石でも同梱したのか。笑

木箱使ってもこんな重くならない。

45kg以上扱いにするためサバを読んだのか本当に重いのかは届けばわかる。

(宅配便の重量に関してコメントを頂きました。ありがとうございます。

「通常のサイズ(130など)を超えたものについては実際の重量ではなく容積重量(荷物の縦×横×高さ(メートル)×280kg」

なので重さではなく体積で大型商品扱いとなっているようです。)

あと土日配達もしていないので平日家に誰かいないと受け取れない。

ヤマト、佐川、郵政が競う世界で法人優先で生き残っている運送会社なので仕方がない。

ネット通販もコストを抑えるため安い運送業者にする策なのだろう。

しかしネット通販に工事依頼をしないなら地元で探す必要はない、東京の評価の高い店舗を選んでおけばよかったと学習した。

配達当日事前に西濃から電話連絡があると待っていたら11:45に連絡があり11:50に到着した。

室内機は無茶苦茶軽い。

片手で余裕に運べる。

ちゃんと入っているか心配なほど軽い。

室外機も軽くて合わせて30kgもなさそうだ。

あの重量表記はやはりネット通販が配送料を安くするため運送業者と考えた苦肉の策なんだろう。

安いし普通に受け取れたのでこれ以上の文句はやめよう。

室外機は通路に放置だ。笑

まさかコレだけ盗んでいく泥棒もいない。

サイズはこれまで使っていた東芝製とほぼ同じだった。

くらしのマーケット経由で設置業者にコンタクトを取って翌日設置の予約をした。

翌日予約は本来できない仕組みだがメッセージのやり取りで適当なダミーの日で予約して翌日にねじ込んでもらった。

繁忙期は無理だろうがこの時期なら暇なはず。

業者の選び方はエアコン専業で評価が高いだけでなく低評価におかしなのがないかを確認し作業時間は1名なら120分、複数なら90分を探す。

1人で90分はいくらなんでも作業時間短すぎ。

先日のメーカーのプロだって室内機の修理で70分かかっていた。

だから配管のつなぎやテープ巻きや真空引きで手を抜く可能性がある。

業者名をググって悪評がないかも確認した。

実際に評価のトップグループにひとつ手抜き工事でクレームのやり取りをブログで詳細に晒されてしまっている業者があった。

そこを避けて4つの候補を選んでおいた。

候補の上から真空引きに電動ポンプを使っているかメッセージで確認してYESなら翌日予約できないかコンタクトする予定だったが1軒目であっさり確定した。

もしかすると真空引きを手動ポンプでやる業者の方が経験値が高い人がいるかもしれない。

でも電動なら真空引きしている間に他の作業が出来るし放置しておけば規定の-0.1paまで気圧を下げてくれる。

手動で急いでいたら手を抜かないまでもゲージを見誤るかもしれない。

それに10万20万円するような機材でもなくアマゾンで安いのなら数千円で売っている。

重いからと手動ポンプを好む業者もいるらしいが2万円出せばハンディだってある。

専用の道具をケチる業者は広く浅く家庭工事を請け負っていそうであまり頼みたくない。

そして翌日時間通りに設置をしてもらう。

腕がいいかは分からないが丁寧に作業をしてくれていた。

作業が終わって外の配管のパテを埋め忘れていて最後にやっていたのはご愛嬌。

閑散期で日に1〜2件エアコンを設置している業者さんに立ち話で聞いたのは三菱電機、日立、ダイキンの順で設置依頼が多いようだ。

設置依頼の多くはこの三社らしい。

受けたことがないのは東芝といっていた。

東芝製は量販店のチラシで最安の目玉にしているほどだが通販だと3メーカーと価格が変わらないので通販で買うくらいなら割安感のある工事付きの量販店を選ぶのだろう。

だから個人から直接依頼を受けている設置業者に東芝製の設置がないと勝手に納得した。

作動させて温風と冷風の温度を測って少し温度が上も下も足りない気がするがガスを入れたばかりなのでそのうち安定するだろうと約束通り17,000円を支払った。

本体が送料込みで43000円だったのでちょうど6万円だ。

あとは保証書のメールが通販業者より届くのを待つだけ。

量販店では高いダイキン製や三菱電機製を可能な限り安く入手したいならこれがベストだろう。

あと、

エアコンの底のメードインチャイナの文字を見て暖房でカタカタと気になる音を聞きつつ

分かっていたがやはり品質は、

三菱電機国産ベースモデル > ダイキン中国製ベースモデル

だったかなぁと少しだけやっちまった感が漂っている。

いい買い物をしたかはこのエアコンが何年持つかにかかっているので頼むぞダイキンさん。


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