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第四回タイ旅行記18日目 ~ ターペ門からニマンヘミンへ移動

最悪だ。

完全に不眠症になっている。

睡眠薬無しではベッドで横になり眠くても眠れない。

持病発症当時が不眠症のピークで現在は治まり症状は出ていない。

だからお守り代わりに処方してもらいたまにベッドで横になって2時間眠れない場合だけ使う。

月1回あるかないかだ。

それが連続1週間以上薬を継続してしまった。

ベッドのダニ、街の騒音、ベニヤ板以下の壁で寝るタイミングで隣が五月蝿い、と安眠できない悪い環境が次から次に重なった。

2時間眠れなきゃ服用するのが習慣化しているので睡眠時間が少し減っているだけで体調に問題はない。

ただ睡眠薬依存から抜け出すのはひと苦労する。

前もそうだった。

退職してから何度目の旅行か分からないが初めてのケースだ。

次のホテルが駄目だったら途中の帰国も検討しよう。

読書も夕方までとする。

別に仕事で来ているわけではないしタイの目的は避寒なので優先度は自分の健康だ。

気を取り直して荷物のパッキングだ。

リュックサックがパンパンなので今回もなにか捨てるか。

候補はこの2つ。

MBKで買った高い虫除けスプレーと携帯扇風機。

虫除けはあまり活躍しかなったのと長い間嗅いでいると頭が痛くなるし肌がねっとりするので塗りたくない。

蚊多い場所に行くなら日本製で十分だ。

扇風機は使うほど暑くないしたまに風が欲しいこともあるが携帯するのにかさばるのでリュックサックで眠っていた。

両方捨てようと思ったが扇風機は最初のタイ旅行前に購入したものなので虫除けだけを捨てた。

11 時過ぎまでホテルで粘ろうかと思ったがお腹が空いたのでチェックアウトして1000バーツのデポジットを受けとり50バーツをフロントに渡す。

タイではデポジットを払うときの領収書みたいな紙を渡さないとデポジットは戻ってこないのでご注意を。

ベッドメイクのチップは今回40バーツに統一している。

特に行くあてがない。

次のホテルのチェックインまで最低4時間ある。

外に出てターペ門を北上する。

気温24度湿度60%

思わず温度チェックを忘れるほどいい気温だった。(≧∇≦)b

内堀すぐにバス停と喫茶店があるのでバスが来るのをコーヒー飲みながら待つのもいい。

ワットドッカム

観光は終わったが通る寺は写真に収めよう。

歩いている途中のカフェで遅めの朝食にする。

誰もいなかったが雰囲気はいい。

朝食セット(79バーツ)とネスカフェ(30バーツ)だ。

普通のコーヒが60バーツなのになぜか30バーツのインスタントを勧めてきた。

淹れるのが面倒ではないかと思った。

朝食セット

ガストの朝食といい勝負の相場だ。

ただこれでもターペ門にもっと近かったり泊まったホテルの近くだと倍くらいするので良心価格なのだろう。

途中で歩くのが面倒になったのでニマンヘミンまで駐車しているソンテウに乗った。

言い値が40バーツで交渉も面倒なのでそのまま乗った。

他に客もないので貸し切りだしいいかと思ったがソンテウのおっちゃんは降りろといい別の走ってきたソンテウを止めてニマンヘミンまで40バーツで乗せてやってくれと中継した。

走っているソンテウなら20?と聞いてNGだったら次のソンテウを当たればよかったのだが。

辺鄙な場所へ行く韓国女性二人組に乗り合わせたのでかなり大回りになった。

しかし彼女達の責任ではない。

自分の運の悪さだ。

ニマンヘミン通りに到着したが果たしておしゃれな通りなのかな?というのが正直な感想だ。

チェンマイにしてはちゃんとした店が並んでいるがバンコクならいくらでもありそう。

観光なら旧市街の方が面白い。

ただ少し歩くだけでトイレをいくつか見つけられたのは嬉しい。

それに旧市街方面よりチェーン店も多いのでもしチェンマイに住むならこっちだ。

旧市街3泊、ニマンヘミン付近8泊は正解だ。

ただホテルがニマンヘミン通りのこの辺りまで2km近くあるので近所というわけでもない。

前のホテルのように小腹が空いたと夜にターペ門付近で気軽に飯を食うという行動は取れない。

ちょうど昼時なので昼食の時間をずらすため都合のいいベンチがあったので読書に耽った。(読みたいだけの理由付け)

ここまで生活費は4万円に届いておらず節約ペースなので多少豪華な食事をしても問題ない。

腹が減ったので少しニマンヘミン通りを北上した。

お、バンコクにしかなさそうなショッピングセンターがあるぞ。

メーヤー・ライフスタイル・ショッピングセンターだ。

トイレも食事もあるしニマンヘミンに居る間はここを拠点にして行動できそうだと一安心。

この位置でホテルまで1.5kmあるので便利ではないがバンコクのアマリンプラザのような拠点は必要だ。

よしフードコートへ直行だ。

プリペイドカードでフリーシートのバンコクタイプを想像していたがカウンター席をぐるっと囲んで調理場があるタイプの、オンヌット駅ビルの地下とかにあるようなフードコートか。

相場は1品40〜50バーツでバンコクより安めだ。

それでもここはチェンマイだ。

ここを見てあの1等地であるバンコクのアソーク駅ターミナル21のフードコートのコスパは異常だなと再認識した。

どちらにしろ席がお店の持ち物感が強くフリー席のフードコートと違い休憩しにくい。

ということで同じフロアにあったThe PIZZA companyで昼食にした。

シュリンプピザSサイズ(140バーツ)

ビール(79バーツ)

を飲み食いして一服する。

ピザは注文したパン生地だと安いがクリスピーとかになると倍以上する。

普通にMサイズのビザを食べようとしたら500バーツとかに跳ね上がる。

ピザなんだから観光価格にしてももう少しリーズナブルにした方がいい。

あとこのショッピングセンターにやよい軒が入っているようだ。

あそこは大戸屋と違いタイでも日本食が安めなので積極利用したい。

ニマンヘミンの第一印象はどこかの国のおしゃれな街の劣化版って感じでイマイチ好きではない。

但し旧市街と違って歩道が舗装されており自転車が活用できそうなので数日経てば印象は変わるかも。

それにしてもミーヤーから1.5kmの距離を甘く見ていた。

汗は出てくる脇腹は痛いししんどいぞ。

下手すりゃ通りまでデズにホテル周辺で食事を済ませたくなってきた。

そしてチェックイン。

サンシャインハウスという1泊2000円台の安宿だ。

通りから中に入ると一気にタイっぽい風景に戻るがその中でもなんとかニマンヘミンらしさを出している建物だ。

内装は、

寝てみないとまだ分からないがダニが生息していそう。

シャワーとトイレはカーテンで仕切られている。

そこそこ掃除はされている感じはする。

ただ椅子は怖くて座れない。

ベッドの上も座っているだけで横になっていないのにチクチクしているので厳しい。

すべては1泊してみればそのままいるのかチェンマイから早期撤収になるか分かること。

中にコインランドリーがあるのは嬉しかったが乾燥機が小さいのでクリーニング屋を利用した方がよさそう。

あとホテルに到着してショックを受けた。

わざわざ他の荷物を間引いて持ってきたサンダルをどこかに置き忘れたのだ。

サンダルは1000円そこそこなので失くそうが大して痛くはない。

それが何度かの休憩したときかソンテウなのかショッピングセンターで食事をした時か「どこで置き忘れたか」記憶がないからだ。

普通であればあの時点までは持っていたという自覚があるがそれがまるでない。

今朝もパスポートチェック(持っている確認)をせずにホテルを出てきているし気が緩みすぎなので海外にいる緊張感を持たなければといい聞かせた。

その後ホテルの北側と南側を探索した。

南側で気になったのはこの店だ。

アニメかわいいショップ?

アニメショップのようだがマッサージ屋だ。

調べるとSP有りの店だった。

チェンマイでは自主規制関連はコスパが悪いらしいので全てスルーしていく。

それにしてもアニメの看板で日本人用エロマッサージと把握できるのは悲しい。笑

大通りを超えて見つけた夜市のNight Market Kad Suan Kaewに引き寄せられた。

(後に気がつくがこの建物はTOPSも入っている結構大きなショッピングセンターだった)

グリーンティ(25バーツ)を飲んで

イカ焼き(60バーツ)

があまりにうまそうなので食べ、

炭水化物を探したけど食べたいものが見つからなかった。

お店で食事をする程お腹も空いていなかったのでコンビニでパンとコーラと道端でバナナ(20バーツ)を一房買ってきた。

バナナは納豆のようにねっとりしていたが値段相応でまるで甘くなかった。

(焼バナナ用なのか全然おいしくないし放置しておくと虫が湧きそうな気がしたので翌日捨てた)

今晩は読書は中断してアベマでも観て早めに寝ることにする。

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