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第四回タイ旅行記23日目 〜 タイの風邪にTIFFY

喉が痛い。

鼻と喉の間が結構痛い。

たまにある原因不明の喉の痛みとは場所が違う。

風邪かぁ。

チェンマイではあまり人に近づいていないので空気感染の可能性は低い。

さすがに昨日の知人とその家族からもらったにしては潜伏期間が短すぎる。

数日前にトイレに入ったときに隣でグシュグシュしていた奴がいたのでその時拾ったか。

(風邪を引いている人間は全て「奴」で統一しよう)

あとはCAMPかホテルの接触感染か。

タイ人は風邪でもマスクをしないので誰が引いているのかさっぱりわからないのが困る。

食事前と定期的に手を消毒してたアルコールをドンムアン空港の保全検査前で捨てたのも一因か。

もし風邪だとすると前回もタイで引いたのでここ1年以上タイでしか風邪を引いてないことになる。

日本より風邪を引きやすい国だ。

風邪を伝染されるのが大嫌いなのでタイのショートスティもこれが最後でブログも折角タイ旅行と分割したのにまた統合しなおしかなんてブツブツ文句を言いながら外に出る。

どうせ治れば懲りずにやってくるのだ。

10時、気温22度、湿度77%

実際は24度くらい。

午後まで様子を見て、マスクとティッシュとのど飴を準備しよう。

歩いていたらネコカフェ?らしき喫茶店があった。

カフェでネコが椅子の上でくつろいで白人が横でコーヒーを飲んでいた。

メーヤーの地下で朝食にする。

ラテ(30バーツ)とたこ焼き?(50バーツ)豚焼きと書いてあったが豚は入っていないが極微量のタコを感じた。

マヨネーズ、鰹節、青のりと小麦粉に出汁が入っており日本のたこ焼きを忠実に再現しているのでおいしい。

食べていたら鼻水が出てくる。

突然ダラダラ出始めた。

風邪確定だ。

あのグシュグシュの奴から伝染されたか。。

感染源もほぼ確定。

日本の風邪は引いたかな?と思って1日くらいは軽い体調不良の猶予がある。

前回もそうだったがタイの風邪の特徴は一気に症状がくる。

ここで選択に迫られる。

帰国を早めるか安静のため最後のバンコク宿泊ホテルのランクを上げるか。

ざっくり頭で計算すると帰国前倒しが、

国内線取り直しで5000円、国際線変更できれば1万円前後だ。

変更できず取り直しだと2万円なので1.5万〜2.5万円の追加旅費になる。

最後2泊のバンコクのホテルのランクを上げても若干安い。

あとは熱が出るかと明日朝どれだけ動けるかで決めよう。

メーヤーの地下の薬局とスーパーマーケットで風邪対策を揃える。

風邪薬はTIFFYにした。

タイで1番有名な総合感冒薬だ。

4錠で8バーツだった。

大人4〜6時間おきに1〜2錠を服用と書いてある。

1週間分買ってもたった56バーツだ。

前回の風邪はバンコクのブレズ薬局で支払ったのは430バーツ。

のど飴抜いてもいかにぼったくられたかよくわかる。

TIFFYの成分は

パラセタモール500mg

クロルフェニラミンマレイン酸塩2mg

フェニレフリン塩酸塩10mg

詳しい事は専門家に確認していただきたいがパラセタモールが鎮痛、解熱でロキソニンかカロナールのような効能、クロル…が抗ヒスタミンなのでくしゃみ、鼻水、フェニ…が鼻詰まりってところ。

最後の成分が血圧上昇の副作用もあるようなので出来れば含まれていない方がよかった。

他は前回もお世話になったStrepsilsという鎮痛剤入りのど飴(58バーツ)と水とテイッシュ(49バーツ)だ。

のど飴はこの赤色のパッケージが一番効く。

とりあえず薬を1錠飲んでのど飴をなめてみた。

のど飴の効能は前回の風邪で確認済み。

喉の痛みがかなり軽減される。

そして30〜40分経過して鼻水がピタッと治まる。

唇が乾き少し身体がだるくてふわふわする感じもある。

脇腹も少し痛みがある。

だが鼻水にヤバイくらい効いている。

買ったティッシュが無駄になりそうだ。

のど飴の効果が切れたのか喉の痛みは少し残っている。

かなり強い薬で副作用も気になるのでこの程度の症状で飲むべきではなくもう少し悪化して辛くなってから服用してもよさそうだ。

(ひとによって効能、副作用も異なるので医師もしくは薬剤師の指示に従い服用して下さい)

おそらく日本の薬局で買える風邪薬は万人に安全第一なので思ったほど効果がない薬が多い。

タイでは安全より効能が優先されていると考えられる。

体力を失って風邪をあまり悪化させたくないので1日中あまり動かずにCAMPの外で過ごす事にした。

薬を服用して3時間ほどで喉の痛みがかなり復活してくる。

薬の効能低下に風邪の症状が打ち勝ち始めた。

トイレのため室内に戻ると寒気が強い。

37度くらいの発熱がありそうだ。

但し体感はかなりいい加減でマレーシア旅行の後に原因不明の発熱を起こして熱っぽいなと思ったら39度近くあったのだ。

そういえばカフェアマゾンがそろそろ開業しそうだ。

そして未だタイではピコ太郎の映像がダンス系ゲームで見られる。

動けなくなった時の非常食に胡麻餅パンを買いメーヤーを出た。

都度気がついたことを書いているが、チェンマイは歩道もフラフラ歩いていると危険だ。

バイクが歩道を突っ走ってくる。

中央分離帯が長いとUターンが出来ないせいか歩道を使って逆走するのだ。

この国に道交法なんてあってないようなものだ。

対策としては車と同じ方向に歩くのがよさそうだ。

最悪でも前からバイクが突っ込んでくるので避けることはできる。

そして週の後半だけ夜市のあるガートスアンゲーオのフードコートでカオマンガイ(40バーツ)を昼食にした。

風邪のせいかあまりおいしくない。

それでも残すほど食欲は落ちていないしまずくも感じない。

このフードコートの25バーツのジュースはドラゴンフルーツを飲めば制覇出来るのだがあの何だか分からない味に食手が伸びなかった。

このビル更に奥にフードコートと喫茶店があった。

探索すればするほど新しい何かが見つかるショッピングセンターだ。

言い換えれば内部が一目で分かりにくい構造になっているだけか。

その奥の喫茶店でブルーベリーケーキ(69バーツ)とカフェラテ(55バーツ)を注文した。

実際にはストロベリームースケーキ、ストロベリー、ストロベリーと何度もタイのお兄さんに念を押したがOK!ブルーベリーといってブルーベリーチーズケーキが出てきた。

20バーツ高いものをコミュニケーションが取れないから敢えて間違えたふりして持ってきた。

タイ人て分かっていてやる時は目が泳いでいる。

そしていちいち怒っていたらタイ旅行なんてしてはいけない。

味はごく普通だった。

チーズケーキを余り好んで食べないので仕方がない。

それでも124バーツなら日本より遥かに安いのでいい。

それにしても身体がだるい。

同じビルのTOPSでいつものサラダ、バナナ、お菓子を買ってレジ付近の薬局でマスクとTIFFYを追加で2枚買っておいた。

この薬局では1個9バーツだった。

赤いパッケージののど飴も他の店だと58バーツではなく30バーツで売っていたしタイでは定価なんて概念ないのだろう。

余程ひどくない限り一旦薬の効果が切れるのを確認して服用することにした。

あとはホテルで動画でも観ながら養生する。

Categories: 健康 旅行記
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