第四回タイ旅行記24日目 ~ 夜市の営業外でもガートスアンゲーオは面白い

前日はTIFFYを飲んで睡眠導入剤を飲み寝た。

その甲斐あってか睡眠時間を風邪で邪魔されることなく6時間ほど寝ることができた。

起きるとのどの痛み、鼻づまり、鼻水、肩こりの順で症状がきつい。

寝起きに熱はなかった。

熱が出ると背中、腰が痛くなるのでそこまで悪辣な風邪ではないのかもしれない。

それでも朝7時には効き目が切れており喉は痛いし鼻水のおかげでゴミ箱はテッシュの山だ。

高いテッシュだったけど昨日買っておいてよかった。

前倒し帰国をしたいのは山々だが実際にエアアジアで国内線と国際線の日程変更をして確認したところ2.7万円の支払いになったので諦めた。

そして帰国前のバンコクのホテルも予約した。

何かあって前倒し帰国をしても問題ないようにBTS駅から少々離れているが安くキャンセル払い戻しなしでも諦められる価格で広さもまともな古めのホテルを押さえた。

TIFFYを飲み40分程で効果が出て鼻水は止まる。

喉の痛みも軽減されるが痛みは残っている。

薬に慣れたのか昨日のぼーっとした感覚はない。

もう少しいいホテルなら寝ていたいが床や机には蟻が居たりダニなど他の虫も居そうなので寝るとき以外はここから離れたい。

今日もミーヤーのCAMPの外でぼーっとしていよう。

本当は1日どこかでスマートバスに乗って街をぐるっと一周したかったのだがそんな気は起こらない。

マスクをして長時間軽めのマッサージを受けながら寝ているのもいいと考えたがマッサージ師の接触感染は免れないだろうからやめた。

ミーヤーのCAMPを目指した。

気温22度、湿度76%

朝食は餅パンの残りとバナナを食べたのでラテホット(60バーツ)だけにした。

カップがラージサイズしかないらしいので仕方なくラージにした。

300mlはありそう。

洗濯物もコーヒーもそうだがタイって単純に量に正比例して価格が決まるのかな?

普通スタバでも量が倍になったから2倍も料金にはならないはず。

それにしてもデカすぎて紙コップの強度が足りず持ち上げると液体の重さを支えきれずひしゃげるので飲むのに気を遣う。

カフェの話題でタイでホットかアイスか聞かれない店では自動的にアイスが出てくる。

だから必ずホットが欲しければ聞かれる前にホットも付け加えてオーダーした方がいい。

普通のコーヒーはカァフェー・ホットで通じるがカフェショップだとカプチーノ、アメリカーノなどコーヒーの種類を選択する必要があるので確実に通じるラーテー・ホットを注文している。

ブラックコーヒーはカァフェーダンで通じるがタイ語が話せると思われて確認されるのでブラックカフェで通している。

コーヒー飲んでいたら風邪引き中国人カップルが目の前に座る。

二人共ゴホゴホ、グシュグシュしながらラーメンのような料理を頼んで二人共9割以上残して帰っていった。

席も結構空いていたのに俺に伝染すため目の前に座ったとしか思えない。

自分が風邪引きを引き付けるホルモンでも分泌しているのじゃないかと疑いたくなってきた。。。

今日もCAMPのバルコニー側で半日過ごす事にした。

11時を過ぎた頃には喉の痛みと痰が薬に打ち勝ち始めていた。

昼飯をどうするか考えて日本のラーメンに決めた。

そこそこ栄養価も高いだろうし体調が悪くても食べられる。

ググると近くに2つある。

通っているガートスアンゲーオとメーヤーの中間に位置する忍者ラーメンと友達ラーメンだ。

そういえばそんなラーメン屋の看板があった気もする。

問題なのはラーメン屋の営業時間は短いこと。

タイのラーメン屋も右へ倣えで2店舗は2:30PMと2:00PMで昼食営業が終わる。

それまでに行かないと食べられない。

気がつけばガートスアンゲーオとメーヤーとホテルを結ぶ三角形の中が生活圏になっていた。

なんて狭い空間だろ。

チェンマイに今いる意義は日本より暖かくバンコクより涼しくて大気汚染が少なめ、ただそれだけ。

昼過ぎにはティッシュが必要になり腰がガッツリ痛くなってきた。

このあたりが風邪のピークであって欲しいと願いながらラーメン屋に異動した。

入ったのは忍者ラーメンだ。

友達ラーメンの師匠筋らしいのでまずはこっちかな。

頼んだのは特選醤油ラーメンL(139バーツ)だ。

豚骨もあったが寸胴に豚骨を放り込みきっちり灰汁を取りながら煮込むなんて七面倒な作業をタイ人が得意とは思えないので無難に醤油味とした。

米津玄師やら日本の曲がかかっていた。

Jpopの有線でもあるんだろうか。

日本の曲といえばガートスアンゲーオでは高確率でジブリのBGMが流れているしメーヤー5階のゲームセンター付近からなぜかNHK「今日の料理」のテーマソングが定期的に流れていて耳に残る。

ラーメン到着。

お茶らしき飲み物もついていた。

量はL(ラージ)で1人前。

MやS何品かをみんなで食べる人達が頼むのだろう。

肝心のラーメンだがスープはまずくない。

研究している感じはある。

ただ何かが足りずキレが悪く間延びした味だ。

比較するなら昔食べてた400円の社食の業務用スープで作ったラーメンより美味いが日本で800円位の醤油ラーメンよりは下。

麺も悪くない。

ただスープが熱くなく麺も茹ですぎ。

ぬるいため風邪を引いていても大して鼻水に苦労もしなかった。笑

だから総合的には微妙な味だ。

ぬるいのと茹で過ぎはここの客の比率で1番多い中国人か現地のタイ人に合わせており日本人だとアピールすれば熱々が出てきたかもしれない。

以前香港でラーメンを食べた時もぬるくてキレの悪い味だったのを思い出した。

まあ日本人にしてはラーメンを食べていない方なのであまり信用しないでね。

その後ガートスアンゲーオのフードコートでマンゴーシェイク(25バーツ)を飲んで、

しばらくすると鼻水が止まらなくなりしばらく我慢していたがかみすぎで鼻が痛くなりそうなので薬を1錠飲んだ。

朝飲んでちょうど6時間だった。

春節まで1週間を切っているのでメーヤーもガートスアンゲーオも中国人向けの飾り付け準備が始まっていた。

メーヤー前

ガートスアンゲーオ前

日本がバブルっていた頃渡航先が日本人向けの例えばお盆の飾り付けとか特別扱いをしていたニュースは聞かなかった。

ただ当時日本人の海外旅行といえばハワイ、グアム、シドニー、パリ、ローマあたりでいくら金を落としても第二次世界大戦敗戦国に優遇なんかしなかったんだろう。

ガートスアンゲーオを探検したらバンコク銀行のPassbook Update(通帳記入機)を発見した。

バンコクでは銀行店舗以外で中々見かけないレアな機械だ。

通帳を入れる場所もないし液晶パネルを押しても何も表示されないしどうしたらいいのだろうと考えていたが機械下部に書いてあった説明を読むと記帳途中のページをガラス下から差し込むだけ。

すると通帳が飲み込まれていき内部のプリンターで印刷されて吐き出される仕組みだった。

余計な可動部が少なく壊れにくい構造でメンテナンスに手間がかからなくていい。

ガートスアンゲーオの前に出る夜市は木、金、土しか開催していないがビルの内部を歩いても面白い。

探検を続けるとこのビル4階(B1とG階があるので実質5階)まで商業施設でお店があった。

これまで回っていたのはB1階とG階だけだ。

B1がTOPSを含むレストラン街が奥の方まであり、

G階と2階は服、アクセサリー、靴、鞄などに飲食店も混ざって、

3階にはMBKほどではないが10軒ほどのスマホ屋と他に本屋、楽器屋、ぬいぐるみ屋などが並んでおり、

4階にはシアターや卓球台などで、

あるアミューズメントパークのようになっていた。

建物がかなり古く雑居な作りだが秘密基地感があり楽しい。

個人的にはバンコクのターミナル21、エカマイ駅ビル、MBK、アマリンプラザに次いで好きなショッピングセンターだ。

立ち寄る機会があれば是非一通り見て欲しい。

探索を終えてTOPS横のフードコートでオムレツ卵1個トッピング3(30バーツ)を食べた。

卵2個で40バーツなのでそちらの方が満足感が高そう。

薬のおかげで症状が出ていなかったが突然寒気が襲ってきたのでパンを買ってホテルに戻った。

体温を測ったところ平熱なので熱が出ない風邪だとわかり一安心した。


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