明日は自由行動なので本日で旅程は完了する。
スケジュールは、
BTSサーパンタクシン駅付近のジョークプリンスでお粥の朝食を取る。
水上バスでワットプラケオへ向かうが入館せずスルーして、
(ネットで水上バスの船着き場の工事のためワットポーには直接行けないという情報があったため)
ワットポーまで徒歩で行き見学して、
渡し船でワットアルンも見学する。
渡し船で戻りタクシーでヤオワラートで昼食を取る。
タクシーでカオサンロードを見学して水上バス乗り場まで徒歩かタクシーで戻りサーパンタクシンの船着き場まで戻る。
サーパンタクシンから無料水上バスに乗りアジアティークで夕食を取ってカリプソでニューハーフショー(900バーツ)を観て終了という流れ。
適当に作ってしまったが我ながら過酷なプログラムだ。
バンコク三大寺院のひとつワットプラケオを外したのは広大すぎて回りきれないから。
パシャパシャ写真を撮りながら全部回っていると3〜4時間なんてあっという間に過ぎてしまうし前回出口が前国王の献花の列と交差して詰まって出られず暑さで死ぬ思いをしたから二度と行きたくない。
それに比べて2つの寺院はこじんまりとお手頃な広さなのでいい。
ショーの時間が確定なので無用なトラブルを避けるためアジアティークには17:00に入っておきたい。
細心の注意を払うべきは無料水上バスが混んでて乗れないという問題だ。
予定通り8:30にチットロム駅を出発してサーパンタクシン駅に到着して3番出口からお粥屋さんのジョークプリンスへ向かう。
平日9時過ぎでも混んでいた。
入口あたりで注文しようとしたらおじさんが空いたばかりのテーブルに案内してくれた。
そして英語で書かれたメニューを持ってきてくれる。
ネットではタイ語で注文するとあったので料理名を事前学習してきたのが無駄になった。笑
頼んだのはポークとエッグのお粥(45バーツ)だ。
優しい味。
そして臭みは一切ない。
しかし薄味好きでも薄味すぎる。
そこでテーブルにあったナンプラーを少しかけたらとても美味しくなった。
わざわざこの店を目指して来るほどでもないが旅程でサーパンタクシン駅に朝やってくるなら寄る価値ありだ。
みんなペロリと平らげて船着き場に向かう。
BTSの2番出口から降りて左側に行くと水上バスに乗れる。
今回朝食を取るため3番出口からBTS駅近くの船着き場へ戻っていくと右側で呼び込みをしていたのでそれに引っかかり高いボートに乗ってしまった。
2番出口からだとドン突きを左に行くのが通常だが今回は右のフェリーボート乗り場に行ったわけだ。
運賃が100バーツだった。
毎回乗る水上バスは60バーツのはず。
やってきたのは小舟なので寸借詐欺かよ、と当初ムカついたが水上マーケットで乗ったスピードボートと同じでライフジャケット着用させられてかなりのスピードで水しぶきもかかるので連れ二人は大喜び。
普通の船は工事中で停泊しないはずのワットポーにも直接いけるのでこちらの船で当たりだった。
むしろ行列に並ばなくてもよかったし初のバンコクならこちらの船が正解だ。
ジョークプリンスへ行ってなければ通常の大きな船に乗っていた。
ワットポー(200バーツ)では涅槃像などをみて、
渡し船(6バーツ)でワットアルン(50バーツ)を回った。
ここまででお昼になったので話合いにてカオサンロードとヤワラートは取りやめにしてホテルに一旦戻り休憩して再度アジアティークへ行くスケジュールに変更した。
やはり死ぬほど暑いのでこれ以上炎天下の活動は危ないと判断した。
「ワットポーの船着き場が工事中なのでワットプラケオの船着き場まで戻りBTSに」と事前情報を得ていたが、ワットアルンのPIER1(船着き場)からサーパンタクシン駅(サートン駅)へ移動できた。
この船着き場は連れが見つけてくれた。
運賃は60バーツだった。
今回のコースはワットポーとワットアルンだけを回りたい人には運良くベストな経路だったので参考にされるといいかも。
アマリンプラザで昼食を取り連れは一旦ホテルに戻り昼寝をしたらしい。
自分はJCBラウンジで夜のニューハーフショーのクーポンを印刷してのんびりしてた。
15:30に集合して再度サーパンタクシン駅に移動してこちらの入口からアジアティークの無料水上バスに乗る。
この先に行ってもアジアティーク専用の船着き場は無くアイコンサイアムと共用になっているのでアジアティーク行きのアナウンスを聞き逃さないこと。
アジアティークを一回りしたが特段話のネタになるものは無かった。
強いて挙げると観覧車(450バーツ)の回転速度が驚くほど速いので乗降で止めるタイミングはどうやって決めているのか、何周したら終わりなのか、もしくは時間制限があるのかが気になった。
暇だったので3人で20分程観覧車の運用方法を推測して議論していた。
MKレストランでタイスキを食べて時間を潰し、
窓口でチケットを発行してもらいカリプソに入店した。
色っぽい配色のステージだ。
徐々に席も埋まり開演前には満席だった。
ショーは70分間キッチリやってくれた。
やたら座高が高い女性が前に座ったので視界が遮られたがメガネを運河に落としたのでまともに顔は見えないのであまり気にはならなかった。
プログラムには日本、中国、インド、韓国あたりの客にいそうな人種の踊りもテーマにしていた。
サービス満点だ。
しかし日本の踊りはオチのようにひどい扱いだった。
他の国の美しい踊りが続く中で日本は十二単みたいな服を着てコウメ太夫のように変な演歌を早送りで歌ってるといったらいいのだろうか。
聴いててイラッとしてくる。
メガネを落としたので表情は見えなかったがあとで聞くと清水アキラのものまねのようにコミカルな感じだったらしい。
連れは日本文化をバカにしていると怒り心頭だった。
これを中韓のターンでやったら我が国の文化をバカにしていると席を立つだろう。
だからオチはアジア圏で寛容な(言い換えれば文句をいわない)日本人しかないと考えたと推察する。
しかし程度の問題だし世界的に日本がユーモア溢れる国と見られているなんて聞いたこともない。
日本人の多くは日本文化軽視と見做すのではないか?
連れ二人の反応もわかりやすく違って愛国精神のある人はブチ切れており、もうひとりの反日思想の人は喜んであとで別の知人にもよかったと勧めていた。
かく言う自分も表向きは怒っている人ににニューハーフが踊れるような日本の踊りで世界的に知られている文化がないのでこんな風になっているのでは?となだめる一方で日本の踊りを削除するように日本領事館に調査をして抗議するようにメールでもしようかと考えた。
大人げないので実際にやることはなかった。
日本が馬鹿にされてもヘラヘラできる人や新元号の令和だろうが日本のやる事なす事を批判したい輩なら観ても問題ないが日本文化が好きならこのショーを観るのはやめた方がいい。
日本のダンスなら和楽器バンドのコピーでアニソンやボカロでも歌えば日本人も納得すると思うけどそこまで精通しろというのも酷だし大半の外国人はキョトンとしてしまうか。
旅程の最後は失敗だったが総じて上手くいったのではないかと思う。
まあニューハーフショーは怒っていた人のリクエストだったので仕方がない。
そういえばチェーン店のMKレストランでタイスキのバリューセットを頼んだがコスパがよくて豚肉も練り物もエビもおいしかった。
シェイクと飲茶も飲み食いして約1000円払ったがタイスキだけなら一人当たり700円で十分満腹になれる。
どの店舗もタイ人で満席になっているのでMKレストランは間違いないのだろう。
そしてもと来た道を帰って解散した。
実質の最終日なので軽く自主規制活動をして1時過ぎに寝た。
一般会計はタイでおろした1万バーツをいくら残ったかで使った金額を算出できる。
おそらく3万円に届かない。
自主規制にかかった会計は日本から持ち込んだバーツだがこちらは非公開とする。