第五回タイ旅行で大活躍した扇風機を紹介したい。
これまで携帯扇風機はハンドタイプを持っていたが前回のタイ旅行で捨てた。
充電時間、可動時間、風力のスペックは満足していてポーチやリュックに入れて持ち歩いていたが国内、海外ともに1年間以上一度も使っていなかった。
いくら性能が良くても使わなければ持っている意味がない。
しかし第五回タイ旅行では35度前後で観光有だったので使える扇風機がないか探してアマゾンで購入した。
価格は999円だった。
レビューが全てサクラっぽくて悩みどころだったが価格が価格なのでダメでも諦めがつく。
製品が届いた感想は中華製なのに思ったよりまともな作りに感じた。
黒い紐を首にかけるとみぞおち辺りに扇風機がぶら下がる。
190gだが重さは感じない。
スイッチを回してみると本体の形により少し胸の方に吹き出し口が向くので胸から首にかけて風があたる。
これはいい。
但しスイッチを最大にしてもハンドタイプの扇風機の風力には敵わない。
中華製扇風機のバッテリーは大抵リチウムイオン18650か似通ったものを使っているので電力量に違いがない。
ハンドタイプと首掛けタイプの大きな違いは風車型のプロペラを使っているか水車型のプロペラを使っているかだ。
プロペラのプロではないので詳しいことは分からないが風車型の方が風力が出るようだ。
それでも最大にするとかなり涼しい。
風力を変えてバッテリーの充電放電を数回繰り返した。
風力最大で2時間40分、中で4時間、弱で4時間半程使える。
さすがに弱はそよ風なので炎天下では使えないから4時間が実用時間だろう。
裏面にはバッテリーの取り出し口がある。
型番はWT-F10だ。
電池ケースを開けてみると紫のMX18650-26Pのリチウムイオン電池が差さっていた。
写真
海外ではそこそこ有名なバッテリーで汎用性があっていい。
調べてみるとMX18650-26Pというのは中華製の2500mAのものだ。
国産で容量の大きい18650を使えば最大風力で4時間以上の連続稼働も期待できる。
実際にタイで使ってみたが軽いので首からかけていることは気にならないしコンパクトな霧吹きとセットで使うと首回りが涼しくて本当に助かった。
東南アジアの暑い時期は間違いなくあった方がいい。
変なものを首にかけて歩いていると目立つかもしれないがタイでジロジロみられることもなかった。
稼働時間が短いのでショッピングモールや喫茶店に入ったら都度停止しておかないと1日もたないのが難点だったのでモバイルバッテリーをつないで使っていた。