朝は6:10に起床した。
寝ていると細かく揺れを感じるが船酔いにはならなかった。
苫小牧へ行ったフェリーも2日めに酔ったのでもう少し乗っていると酔うのかもしれない。
起床してすぐに展望デッキで空気を吸う。
いやー肌寒いが空が青くて海もきれいで気持ちがいい。
このためにフェリーに乗ったようなものだ。
それでは朝食バイキング(750円)にいこう。
夕食とセットにしたので受付で券を渡すだけ。
夕食同様に料理が並んでいるので好きなものを取って食べればいい。
味はまあおいしい。
玉子焼きの味付が甘めにしたいのか塩辛くしたいのかどっちつかずだったが全体的に味付けはいい。
ひじきはスーパーの美味しくないのばかり食べていたので旨く感じた。
味噌汁に乾燥ネギをたっぷり入れたのがおいしかった。
コーヒーを飲み20分程ゆっくりしてシャワーを浴びた。
2便の下船時間は8:30だ。共同風呂でもよかったがゆっくりしすぎると下船に慌ただしくなり忘れ物をする。
そしてトイレ(大)にいくと満室だった。
船内にはいくつかあるが少ない乗客でも朝便が混むので余裕をもって行こう。
小倉行きの無料バスに乗れるか不安なので8:10には部屋の鍵を案内所に返却して新門司港下船口で並んだ。
そして下船は軽く走る。2階の休憩室横を過ぎ1階に降りて
2番手で到着する。
待っていたバスに乗車する。
全員乗り込んでも6割程度。
走る必要無しだった。(*´ω`*)
一応2台のバスが待っていたが1台で十分だ。
但しGWやお盆などは無料バスのキャパシティが足りないかもしれないので下船口で並んでダッシュがいい。
2便の小倉行送迎バスは8:45発車とHPでは書かれているが集まったら出発するようだ。
実際8:35に発車した。
グーグルマップとにらめっこしながら小倉でどうしようか考える。
小倉城かな。
名古屋城ですら入城していないので城巡りに目覚めたわけでもないが他にランドマークが見つからない。そして昼食は旦過(たんが)市場にしよう。
ご飯を貰って市場の中で好きな具材を買って自分好み丼を作るのがここの目玉らしいが結局高くつくので普通に海鮮丼を食べるつもり。
ご飯に大量のいくらを放り込んでイクラ丼にするのにも後髪を引かれるがそんなことをしている人はお金を貯めてセミリタイアなんて夢のまた夢だ。あとここまで順調だ。順調というのは旅行としてあまりよくない。
旅で思い出に残るのはキツかった事や辛かった事、ひどい目にあった事だ。例えばアユタヤの死ぬほど暑かったオプションツアー、浜名湖の股と関節が痛くて大変だったサイクリング、京都で原因不明の喉痛で病院から旅程キャンセル、苫小牧までのフェリーで船酔いになり仙台上陸でケロッと治ったこと、マレーシアペナン帰りの飛行機で腰痛がひどかったこと、香港の宿泊所が汚いし狭すぎて大変だったこと、仙台で植物園と騙されて入りただの森でサンダルでシャレにならない距離を歩いたこと、とパッと挙げられるほど鮮明に記憶に残っている。(長文失礼)
ひどい目に合いたいとは思わないがこのままだと旅行の記憶が残らない。
そして小倉駅に到着する。
外に出ると雰囲気は愛知県の豊田駅周辺に似てるかな。
ただ小倉城まで歩くと豊田と比べ物にならないほど大きな街だとわかる。
国民から徴収した視聴料で建てた建設費高そうなNHKビルをみるとムカムカする。
歩道が広いのでポタリングしたら楽しそうだ。
この付近雰囲気いいので住んで毎日散歩していたら楽しそう。
写真に収めるのにいいサイズのお城だ。
入城料350円だが不思議と悩まず入った。
写真不可の展示物がいくつかあり登っていくと天守閣?らしき部屋がある。
天守閣っぽさはまるでないが小倉の街を四面で見渡せる。
窓が空いているので天守閣にある椅子に座っていると風が通って気持ちがいい。
小倉城物語の上映や籠に乗るとか体験コーナーもあるのでお値段以上だと思う。
道すがら松本清張記念館があるがスルーする。
そして小倉ぎおん八坂神社にお参り。
新天皇陛下バンザイ\(^o^)/
そして旦過市場へ徒歩で移動した。
普通の商店街だ。
しかし魚屋が多い。
まぐろ屋やクジラ屋など魚屋でも専門店もある。
もちろん野菜や果物も売ってる。
一本道ではなく支線もありそちらにおいしい刺し身が売ってたりもする。
小樽三角市場も魚介専門だがあそこはカニとホッケがメインで観光用で高級だ。
魚介好きにこの商店街はテンションが上がる。
ちなみにご飯を受け取って他の店で乗せるおかずを買い漁るシステムの大學堂は休日なのか営業していなかった。
テンション高めで三度も見回って最初はイートインコーナーがあるまぐろの店に入ろうとしたがそれよりもこちらのお寿司が旨そうに見えた。
上握り盛り合わせ(1000円)を近くの古船場公園にいって、
食べた。
これ大当たり。
まぐろ店でマグロ尽くし2500円を食べたらこの価格なら当然旨いっしょって感想になるが1000円ならお得すぎ。
値段も味に影響する。
おいしかったので盛り合わせじゃなくてムツの炙りとイカの握りにしておけばよかったかなと少し後悔した。
徒歩で旦過駅まで歩いて、
電車で小倉駅に戻った。
磁気が塗ってないので今どき改札で切符切か?と思ったら表面にQRコードがあって改札にスキャンさせ通る仕組みだった。
但し出る時は回収口に入れるので間違えないようにしたい。
もちろん間違えて自動アナウンスで回収がへ入れるよう優しく指示されたw
そして旦過駅から小倉駅まで100円という安さ。
市役所はボロかったけれどその分税金を街に配分している感じでいい自治体なのかもしれないな。(勝手な妄想)
小倉駅から博多駅に移動する。
急ぎの用もないし15分の新幹線(2110円)ではなく66分かかるJR快速(1290円)に乗った。
1000円も差がないので少し迷ったがこの差額を喫茶代か夕食の足しにすればいい。
観光をしっかりしたい方は時は金なりで新幹線1択だろう。
ウトウトしながら博多に辿り着く。
念の為いつもの。
博多よ私は帰ってきた!
といってもう回る場所もないので駅内で引きこもり。
地下のドトールでゆっくりしよう。
ホテルにチェックインして荷物を置いて早めにモツ鍋食べることにした。
ホテルユニゾ博多駅博多口に宿泊する。
手前にあまり評判のよくない花畑牧場とコラボしている喫茶店が邪魔をしているのでホテルを見つけにくかった。(邪魔なのでdisっておきました。別に田中義剛氏が嫌いというわけではありません)
フロントは2階、女性の対応はとてもよかった。
エレベーターはカードをかざすと宿泊の階で止まるようになっている最新型。
部屋は出来たてなので狭いけど綺麗。
水回りもピカピカ。
価格が揺れるホテルなので安く泊まれるなら新しくてきれいだし博多駅からもそれ程遠くもないしいうことなしだ。
そして17時前にモツ鍋を食べに行く。
狙いはKITTE博多の地下にあるモツ鍋おおやまだ。
平日17時前とあってまだガラガラだった。
注文したのはもつ鍋味噌味とビール、頼んでいないお通しと生ビールと合わせて2343円だった。
はっきりいおう。
まじ旨い。
これまで食べたモツ鍋は一体何だったんだ7days(ふるい)
味噌バターのようなコクのスープなのだがバターの臭みは一切感じないのでなんの脂を混ぜているか知りたい程旨い。
但しモツはふつうだし野菜も豆腐もふつう。
とにかくスープが旨すぎるので中身全てが旨くなる。
生ビール590円(税別)はちょっと高いのでモツ鍋だけ食べるのが正解かも。
奥の方に座っていた常連っぽい綺麗な女性はモツ鍋だけで水貰って食べていたから大丈夫だ。
お腹は膨れるし追加の麺類を食べなければダイエット食にもなりそう。
ここでモツ鍋を食べられたので今回の旅行は完了でいい。