脳ドックを名古屋で受けてから1週間も経たないうちに結果が届いた。
脳に問題がなかったので一安心だ。
それに依頼通りにMRI画像データの書き込まれたCD-Rも同梱してくれていた。
結果はこんな感じ。
文字に起こしてみる。
- 脳実質に明らかな異常所見を認められません。
- 脳室、脳溝に病的拡張や左右差はなく脳脊髄腔に異常所見を認めません。
- 頭蓋骨に明らかな病変を認めません。乳突蜂巣の発達も良好です。
- 副鼻腔に異常所見を認めません。
頭部MRAでは主要脳動脈の抽出は良好で瘤形成や狭窄、壁不整を認めません。
なんとなく乳突蜂巣(にゅうとつほうそう)以外の意味は分かる。
乳突蜂巣は耳の奥にあり炎症を起こすとめまいなどを起こすようだ。
ただ脳の部位は他にもいくらでもあるのに耳のパーツの正常をアピールしたのかよく分からない。
なんとなく素人相手だから難しい部位名でも入れておけばそれっぽいと考えたのかもしれない。(相変わらず裏ばかり読んでろくな正確でない)
パッと見で結果に満足したのだがそれにしてもこうやって文字に起こすと前回の脳ドックより内容が薄いではないか。
前回の脳ドックの診察結果を並べてみる。
- 無症候性脳梗塞
- 大脳白質病変
- 無症候性脳出血
- 無症候性未破裂脳動脈瘤
- 無症候性脳腫瘍、腫瘍性病変
- 無症候性脳動静脈奇形
- 海綿状血管腫
- もやもや病
- その他の脳の病変
- 頸動脈の狭窄、閉塞病変
- 血管壁隆起性動脈硬化性病変
- その他の頸動脈
上記について異常所見なし
こちらの方が多いではないか。
なぜ今回の方がしっかり調べてくれたと感じたかといえば文章になっていたから。
前回はテンプレートだった。
異常所見なしとAの印刷がされた紙をそのまま送っているだけなので本当に画像診断してくれたのか心配になる。
ただ今回の文章もテンプレートの可能性もある。
検診で癌を見落として亡くなったニュースを目にするので人の判断は完璧ではない。
なにか症状を訴えて撮っているならまだしも健康で脳ドックを撮った画像の中から診察もせずあるかないか分からない病巣を見つけるのは困難だ思う。
それでも診断結果は文章の方が印象がよかった。
医師の手書きだったら尚のこと診てくれた感が増す。
世の人間ドックを生業にしているクリニックさんはバイトでも雇って手書きで所見を写させて最後に医師が名前の欄に捺印すれば見た目の信頼性が上がりリピーターが増えると思うがいかがだろう?
あとCD-Rでデータを貰っておいたのは、
素人が診てもさっぱり分からないが脳を疑うような症状があれば総合病院に持ち込んで診てもらえるし数年後に頭部MRIを撮った時と比較して収縮したとか脳梗塞が増えているとか確認することもできる。
先日決めた検診周期だと再来年に受診する予定だ。
安いクリニックを探せば自費2万円前後で脳ドック受けられるので皆さんもいかが?
個人的にはCD-Rを貰えるか事前に確認するのがおススメ。