会社を退職して2年が経過する。
実績としては2016年12月時点で22万円を生活費として使っている。
これは当時の家計簿として公開している。
更に2019年末時点の家計簿を公開しており実質生活費は15.5万円となっている。
2016年時点では既にある程度の節約をしているのにもかかわらず5万円以上の節約が出来ている。
2016年以前は口座の支出から30万円以上使っており更に10年前当時は40万円近く使っていた。
年収が1000万円あるので当時は何とも思っていなかったがこれではお金は貯まらない。
それ以降生活費を削り続けて貯蓄と投資で10年後の49歳で早期退職して遊んで暮らしている。
生活水準は人それぞれなのでこの節約術が当てはまらない人もいるかも知れないが同じような生活水準の人の参考に慣れば幸いである。
ギャンブルをしない
パチンコ、パチスロ、競馬はすでにかなり前にやめている。
パチスロが約10年前で競馬は15年前だろうか。
たまにパチスロをやっている夢を見るためセミリタイアで暇なのでギャンブルをやりたくなってしまう事もあるがそこをぐっとこらえてパチンコ店や競馬場にはいかない。
いくら食費や生活の中で頑張って節約してもその分をギャンブルで使っていては意味がないので実はこれが一番重要だ。
例えば競馬ならG1に1000円だけ賭けるみたいなレジャーとして遊べればいいが自分のように熱くなるタイプはのめり込んでいくので無理だ。
もちろんコンスタントに勝てればいいがそれはセミリタイアではなくパチプロや職業ギャンブラーだろうしギャンブルで生活できているのは1%もいないだろう。
タバコを吸わない
タバコは2002年に禁煙して以来吸っていない。
健康を害する以前にタバコは高い。
以前吸っていたメビウス(マイルドセブン)は240円だった。
ヘビースモーカーだったので最低3箱吸っていた。
1日720円かかっていた。
現在の価格だと1290円だ。
1カ月で約4万円。。
野党が騒いでいる年金不足分の2000万円が補える金額だ。
会社をやめればストレスも減るので禁煙しやすい。
キャバクラ、スナックへ行かない
キャバクラ大好きだったが退職する数年前には行かなくなった。
1セットで帰れるなら月に数回息抜きに行っても経済的にはさほどインパクトはないかもしれない、
しかし自分の場合は飲むときは朝までいるタイプだったのでとんでもない金額をキャバクラに支払っていた。
ギャンブルと同じで自制心がありお小遣いの範囲ならいいが自分の場合は旅行した方がいいので行かない。
酒、女、タバコ、ギャンブルこれらを自制できればセミリタイアは7割成功している
車のコストを考慮する
自家用車をやめるのが正解だが地方に住んでいると交通手段の半分が制限されてつらい。
だからコストと利便性を鑑みてやめられそうになったらやめる。
使うとしてもできるだけコストを下げる。
例えば車種を大型車から小型車に替えて自動車税を減らす、好き嫌い関係なくリセールバリューの高い車種を選択する、任意保険を安いネット保険に変更する、駐車場をより安い場所に移す、あまり距離を乗っていなければ激安車検を利用するなどだ。
自身の場合は車種は退職前にコンパクトカーに替えたし好きな車というより中古市場で価格が高い車種で任意保険は損保ジャパンからおとなの自動車保険に替え、車検は近所のガソリンスタンドで安く済ませた。
自転車を利用
半径3~4キロの距離は自転車を利用する。
燃料代や公共交通機関の運賃を節約する目的もあるが前回の記事の安いスーパーを見つけるのにも役に立っている。
それに自転車で走っていると気持ちがいい。
公共交通機関の利用は目的をまとめる
勤務時は定期券があったのでその経路であれば土日自由に利用することが出来た。
今は会社の定期券は無いしまだシニア定期が使える年齢でもないので用事を1日にまとめて1日乗車券を利用して運賃を減らしている。
名古屋市交通局の1日乗車券が24時間乗車券にグレードアップしたので2日間利用できてうれしい。
カードや電子マネーのポイント集め
退職までほぼ現金決済だった。
それが現在は病院もカードだしスーパーは電子マネーを扱っている限り利用してポイントを集めている。
QRコードのキャンペーンでもない限り0.5~1%程度のポイントだが塵も積もれば..で楽天カードで決済して集めたポイントをedyに換金してスーパーで使っていると倹約している実感があっていい。
但しポイントを集めるために高いお店を選択するのは本末転倒だ。
優先度としては現金支払いのみの店の方が安ければそちらを利用してポイントが付くショップであれば電子マネーを利用するだけ。
使わなくなったものを売る
実践している人にとっては当たり前だがこれまで家電やガジェットは使わなくなったら押し入れ行きだった。
おかげで思い出したように古い製品が押し入れから出てきてネタにはなるが価値があるなら売って新しいものを買ったり生活費の足しにした方がいい。
退職してからガジェットは売るようにしてきた。
家電はセミリタイア生活の中で新しいものを購入していない。
手持ちを売らない人は売らない価値観があって踏み出すのが難しいが一度売ると雪崩のごとく使わなくなったものを売りたくなる。。と思う。
光熱費の節約
ガスや水道は何もしていない。
シャワーだけでお風呂に入らなかったのは持病のせいで節約のためではなかった。
電気代は無駄な電灯を消す、夏は扇風機を買って回して体感温度を下げている。
その程度か。
熱いのにクーラーをつけないとか寒いのでヒーターをつけないなんて快適さを捨ててまでするつもりはない。
安い商品をネットで買わない
楽天だと送料がかかるしアマゾンの場合はプライスに送料が組み込まれておりその分高くなる。
値引き率の高い電化製品やガジェットなら送料込みでも安くなるが元々安い製品は近所のスーパー、電気屋、ドラックストア、ホームセンターなどで買った方が安いケースが多い。
比較して実店舗の方が安ければそちらを利用する。
修理をする
10年以上使用した家電なら買い替えた方が安上がりの場合が多いが例えばエアコンなら購入ショップの延長保証以外に冷媒パーツなどは5年間のメーカー保証がある。
実際に昨年買い替えるつもりのエアコンの修理をした。
家電はいつかは壊れるが長く使えば使うほど買い替えサイクルが減り費用が抑えられる。
モノを大切にしよう。
通信料金を見直し
光熱費に迫るようになってしまった電話やインターネットの通信料金を減らす。
固定電話はひかり電話にしてコストカットした。
特殊詐欺を考えたら固定電話など失くした方がいいほどだ。
携帯電話料金はスマホにある程度詳しく自分でググって何とかできるならMVNOにすべき。
キャリアだとスマホ購入で優位性があるかもしれないがSIMロックフリーのスマホとMVNOの方がトータル支出は安くなる。
外出先で数十Gの通信がありそれでも安くしたいならFUJI WiFiなどの業者を利用するのがいい。
散髪はバリカン
バリカンを買って自分で頭を刈る。
定期的に利用していた理容店は月2000円程度なので微妙な節約だが一応塵も積もれば..ということで。
但し女性は無理だ。
書籍は図書館で
月何冊も本を購入していると馬鹿にならない。
だから可能な限り図書館を利用する。
新刊だと図書館にない場合が多いが隣接している市や区の図書館も利用できる可能性があるのでそちらで探すのもありだ。
図書館を回りブックオフを探して見つからない本だけ買えばいい。
VOD契約は常に1つだけ
毎日できるような趣味を持たずにセミリタイア生活をおくると暇な日が多い。
そんな時にNETFLIX、HULU、アマゾンプライムビデオ、dTV、AUビデオパスなどで映画やドラマを観るのが便利だ。
何せネットで観られるのでいちいちレンタルショップに借りに行かなくていい。
1契約500~2000円とお安いので気がついたら3、4つ契約しているかもしれない。
放送期間が限られているのであれも観たいから、これも観たいからと契約して結局1社分の動画しか観なかったなんてことにならないように観たい番組を放送しているVODサービスを定期的に切り替えて解約、契約を繰り返した方がいい。
自分の場合はアマゾンプライムビデオはプライム会員で支払っているので固定にしてdTV、dアニメ、NETFLIX、HULU、Paraviを観たい動画を探して切り替えている。
衣類はスーパーで
衣類はパルコか名駅で安いものはユニクロで買っていた。
最近はユニクロでさえ高く感じるのでGUかユニー系列のスーパーの衣類コーナーを利用している。
GUといい勝負の価格なのだが素材がいい感じがする。
ザッと並べたがこんなところだろうか。
食費と同じだが一気に節約することは難しいので徐々に変えていくことが大切だ。
あとできるだけお出かけしないというのも節約に貢献するが老害になったりセルフネグレクトになるリスクがあるのでやめた方がよさそうだ。
まとめ
節約している人から見ると当たり前で馬鹿げた節約術かもしれないが分からない人には分からないのだ。