松山旅行記2日目 〜 人身事故で名物が食べられない？

予定通り本日雨天。5:30起床、6:00着、6:20バス発となる。

シャワーを浴びて身支度をしていたら朝食をとる時間がなかった。

500円とリーズナブルだし今治で朝食にありつけるか不明なので出来れば食べておきたかった。

下船は予定通りの時間だ。

下車から一方通行に歩いていけばバス停留所がわかる。

乗り場はこんな感じで松山、新居浜、今治行きがある。

松山行きだけは有料だ。

それでも無料バスで今治経由JRで松山よりは時間が節約できて運賃はほぼ同じ。

特に予定もないのでとりあえず無料バスで今治駅へ向かう。

6:03着で定刻に発車した。

そういえばアルコール入って気分よくなりとっとと寝てしまったので昨日は何も決めておらず未だノープランだ。

一旦今治へ寄って松山なので朝食ついでに一回りしよう。

雨でレンタサイクルは難しそうだが徒歩でもなんとかなるだろう。

ちなみに今治行きに乗るとバス料金が表示されるし途中の停留所で通勤らしき人が乗ってくるが港からはちゃんと無料だった。

7:07に今治駅の停留所に到着しお弁当屋さんの二葉で朝食にする。

朝ごはん定食(620円）

鯛めし定食(1060円)が名物で正解かもしれないが朝から1000円以上はさすがに高い。

それに朝ごはん定食も十分おいしかった。

今治の観光をググると毎度トリップアドバイザーが表示されるが無茶苦茶見にくくて毎回パスだ。

マシなじゃらんで調べるとしまなみ海道でサイクリングがおすすめらしい。雨じゃ無理だな。

他はタオル美術館、来島海峡、今治城、大山祇神社、亀老山展望公園、伯方塩業あたり。

海の幸が並んでいる市場は見つからない。

徒歩でいけそうなのはお城くらいか。

ただ開城時刻が9時なのでJR今治駅で時間を潰す。

パン屋さん、先程食べた二葉系列の食堂、セブンイレブン、弁当売ってるKIOSKがあるので規模の割に便利な駅だ。

構内の観光案内の看板でも徒歩だと城か港か河野美術館だ。

暇つぶしにパンフレットをみていたら名古屋観光なんてある。

名古屋で何を観光するんだろう？なんていうと河村たかし市長に怒られそう。

8:30にゆっくり歩いてお城見学して松山へ移動するか。

通勤時間帯だ。

あ、雨上がってる。

レンタサイクルを探すと駅近くにある。

駅に戻りながらレビューをチェックすると1日1000円で整備は最悪らしい。

城しか行かないし徒歩にしよう

今治市役所

税収は少なそう。

船のプロペラのモニュメントだ。でか。

インパクトあるな。

このホテルとおなじ建物が幕張にあった記憶が。

天守閣が見えてきた。

ごちゃごちゃ老人ホームやら中途半端に高いビルが邪魔して近づくまで城が見えない。

ようやくご対面。

想像していたより敷地面積広そう。

詳しくは知らないが築城の天才で戦国無双シリーズにも出ている藤堂高虎が関わっているらしい。

奥に神社がある。

神社右手に天守閣受付だ。

他の人も受付の場所迷っていたから案内もう少しわかりやすくした方がいいかも。

料金は一般500円、シニア400円、大学生250円、高校生以無料。

毎回悩んで入るんだけど今回はやめた。

展示物はこれまでも見たことないし曇っていて景色も綺麗じゃないだろう。

それにこのあと松山城にも行く。

城を出るとすぐ海がある。

全然潮臭くない。

漁港っぽいので海鮮屋でもないかと見渡すが観光地じゃないからかうどん、ラーメン、たこ焼き、割烹、釣具屋が並んでいた。

あと少し遅い時間なら今治銀座商店街が開店するかな。

気になった看板

そして今治駅から松山駅行きのJRに乗る。

普通は1時間に1本なので乗り損ねると1時間待つか特急料金払うか。

乗ったのはワンマン列車の1両編成だった。

それでもガラガラだったので1時間に1本1両編成でも走らせすぎかも。

切符を持っているが何度もアナウンスで整理券を取れと言われたので取ったが無人駅から乗車する人のためのようだ。

何度も聞いたので「整理券をお取りください」が夢に出てきそう。

車窓は当初町工場も多いしたまに海が見えるけど遠くて住宅だらけで風情はない。

菊間ー大浦は海が綺麗に見える。

あとはごく普通の住宅街ばかり。

松山駅の手前数キロで前を走っていた特急が人身事故にあった。

その影響で乗っていたワンマン列車も松山駅に入れない。

電車の中でググって伊予ひゅうが飯というおそらくこのあたりの名物であろう鯛めし+じゃこ天のセットを食べようと店も決めていた。

25分缶詰のあと折り返して三津浜駅で待つとアナウンスされる。

最近名古屋の地下鉄でバス振替と数時間停止を経験している。

乗る回数少ない割によく事故の影響を受ける。

まだ飛行機じゃなくてマシか。

事故で大変なのは車掌さん。

毎回踏切手前で都度停止して無線で指示受け安全確認しながら踏切を下げて進み速度も自転車並みの手探りで手前の駅にバックしていく。

三津浜で指示待ちらしいので振替バスも出るか分からないしいつ松山駅向かうかもわからない。

お腹が空いていたので松山駅方面に歩くことにした。

距離は4km

ジムのトレッドミル未満なのでなんともないと思っていた。

でも3.6kgのリュックを背負っていると案外きつい。

そこで伊予鉄の衣山駅まで歩いて松山駅に移動した。

時刻は12:50だ。

今治駅からここまで2時間43分かかっている。

210円も余計かかったのは事故起こした奴に請求したいくらい。

腹は減ってるし観光も面倒になりテンションだだ下がり。

更に追い打ちをかけたのは自分のミス。

松山市駅と松山駅は違う駅だった。

伊予鉄だと松山駅なら大手町で降りるのが正解らしい。

1区間電車で引き返すのも馬鹿らしいので歩いた。

こうなったら意地でも伊予ひゅうが飯を食べることだけをモチベーションとして歩いた。

そして目的地の「なが坂」に着く。

迷うことなく伊予ひゅうが飯(1550円)を注文した。

うまい。

うまい。

まあ空腹が最高の調味料とはよく言ったものでぺろっと平らげた。

これ今度タイの刺し身でやってみよ。

もう疲れた。

あとは駅前の喫茶店でゆっくりしようと思ったが時刻が早すぎる。

さてどうしよう。

このあとさらなる不幸が待ち受けていた事をこの時には知らなかった。

尺が長くなったので次回に続く。