秋は香港にしようと考えていたがデモで住民が必死なのに遊んでいる状況でもないので同じように日本から近い台湾にした。
4泊5日のフライトとホテルを安い時期を選んで予約してから気がついた。
何しにいこう？
台北は二度観光をしている。
一度目は大昔で様相も大きく変わったのでいいが、二度目はまだ一年半前だ。
連れと回ったので主要な観光地は押さえていた。
二回行きたい所は特にない。
猫空はオススメだが観光地に二度も行く趣味はない。
ひとり旅で旅程を決めない事にしているが今回はこのままだと何もせずに終わるので思いついたことを殴り書きしてミッションを決めた。
- オープントップバスに乗る
- サイクリングコースを回る
- 前回行ってない夜市を巡る
- 台湾茶と有名店でタピオカミルクティーを飲む
- ユイユエンとフルーツを食べる
- 台湾のコメダにはいる
- 鼎泰豐で小籠包を食べる
- 隻連市場の朝市へ行く
- 問屋街と行天宮へ行く
- 士林、天母エリアを巡る
- 十分、九份以外の郊外を一ヶ所回る
結構出たがやれなきゃそれでも特に気にするつもりもない。
旅程やノルマではなくミッションというのがミソだ。
オープンバスは台湾に最近できた観光なのでバスも新しいので乗りやすいだろう。
サイクリングは台湾にはGIANTという世界的な自転車メーカーがあるのでしっかりしたモデルコースがあるはず。
夜市は数カ所しか回ってないのであと2箇所はいけそう。
お茶は前回連れが九份で嫌がったので行けなかった。
タピオカミルクティーとコメダは話のネタ。
これだけあれば3日分は持つんじゃないかな？
気になっているのが台風だ。(10/8現在)
前日時点で900hpという強力な規模らしい。
このままの勢力で上陸することはないと思うがそうなったら伊勢湾台風を超える規模だ。
ちょうど帰国する頃に直撃する予想が出始めているので帰りのフライトが欠航にならないか怪しい。
3日目の天気予報で帰国日に台風直撃確定なら高雄でホテルを探して数日帰国を引き延ばすか体調が良ければ台風とは逆のベトナムの方向に逃げて数泊して帰ろう。
台北からベトナムのホーチミンへはベトジェットエアーで格安移動が可能だ。
毎度の軽めなパッキングをしたリュックサックで出かける。
測ってみると5kgと少し重い。
ノートPCを入れたので仕方がないか。
それでもホテルが1カ所で移動がないので問題ないだろう。
海外旅行でリュック背負って移動するなら自分の体力だと4kg前後にするのがポイントだと思っている。
台北でMRTが使えるsuicaのような悠遊カードも持っていく。
レンタサイクルのYOUBIKEの登録をしてあるので購入し直して再登録するのは面倒だ。
最後のチャージから2年が期限なので電車には乗れるはず。
前回台湾でYOUBIKEに登録した電話番号が再使用されていなければ自転車もそのまま借りられるだろう。
そのあたりもミッションではないが試してみよう。
巨大台風が通過する可能性があるので戸締りはシッカリしてベランダの荷物は家の中に入れておいた。
そして身支度をする。
日本は朝少し肌寒いので軽く1枚羽織る。
台湾はまだ夏なので半袖でいい。
帰国後台風一過で最高気温が20度の予想だが外気に晒されるのは乗換の金山駅と自宅から駅までなので耐えられる。
問題なのは足の爪。
熊野古道で剥がしてからサンダル履きで過ごしてきて靴を履くのが初めてになる。
下手に歩いて再度痛めたくない。
自転車は問題ないので前回同様にYOUBIKEとMRT中心に移動しよう。
電車で中部空港へ移動しながら到着時刻を確認する。
16:30なので入国手続き、両替、SIM入手して台北駅までたどり着く頃には夜だ。
ホテルからだと遼寧街夜市が徒歩圏内なのでここでいいか。
自分の過去ブログを見ても行ってない夜市だ。
そして毎度行き先を間違える鬼門の名古屋鉄道の金山駅も無事空港行きに乗る。
遅れていた特急に乗れたので予定より更に早く着いた。
公共交通機関で事故で遅れる頻度が高い星の下に生まれたので早めに移動するの基本だ。
空港ではターミナル2が増えたため間違えないようアナウンスをしていた。
当日時点でターミナル2に移動した国際線はエアアジアとジェットスターだ。
タイガーエアーもLCCなので移動は時間の問題だろう。
搭乗便がターミナル2ばかりだとビジネスラウンジが使えずせっかく楽天プレミアムカードで年1万円支払ってプライオリティパスを維持する意味がなくなる。
ちなみに隣国の航空会社3社もターミナル2へ移動した。
約3時間あるので空いている奥のカードラウンジで休憩して、
タイガーエアーのカウンターで搭乗手続きをした。
チェックインで手荷物の計測がある。
保安検査を通過する。
荷物をX線にかけるベルトコンベアの仕組みが変わったのか以前より手間取った。
そしてスターアライアンスラウンジでフライトまで休憩。
軽食のラインナップは微妙だが無料なので贅沢をいってはいけない。
セントレアってカードラウンジに無料ビールがあるのでビジネスラウンジの立ち位置が微妙だ。
フライトの前に海外旅行の命綱のスマホの充電だ。
空港内の写真は毎回同じものを流用してもいいが気持ちの問題だ。
3時間のフライトで到着した。
入国審査を済ませ税関のNothing to declareの出口で目に入った真ん中のオレンジ色の台湾モバイルで5日のSIMを300台湾ドルで購入した。
前回の旅行で余っていたお金を使った。
その左側にある両替屋で台湾ドル(以降ドル）を手に入れた。
今回も家計簿は面倒なので残金で使った金額を算入する。
約4倍で円に換算できる。
そしてエアポートレイル（MRT)の看板に従って歩くと、
発券機があるのでお兄ちゃんやお姉さんが声をかけてくれるので台北車站駅に行きたいというと悠遊カードを買うよう促される。
悠遊カードを見せるとチャージするようにカードをかざす場所を指してくれた。
しかし何度繰り返してもチャージ出来ないとエラーになりガイドしてくれた兄ちゃんも困った様子だったので仕方なくカードを買い直した。
前回の台湾旅行は1年半前で期限までまだ使えてもいいはずだが深く考えても仕方がない。
何かがexpiredしてるな。
100ドルのデポジットがもったいないというよりせっかく登録したYOUBIKEの手続きをするのが面倒だ。
そして台北車站行きに乗る。
空港ターミナル1から台北車站駅までは150ドルで600円しない。
車内の移動時間でYOUBIKEを登録した。
アプリが変わっておりこちらの手順が正解だ。(2019/10時点）
自身のブログの手順も含め消しておかないと古い手順が検索で表示され旅行者を迷わせる。
また作るのは面倒なので帰国したら消すかリンクを貼っておこう。
問題なく登録できたのでYOUBIKEもカードタッチで乗れる。
そして車窓を見ると日暮れ時なのでホテルにチェックインする。
最寄り駅は松江南京駅だ。
松江南京駅はグリーンラインの松山新店線になる。
台北車站駅からは乗換になり面倒なので徒歩圏内の北門駅まで歩き電車に乗る。
目印はグリーンの標識をずっと探せばいい。
色分けで案内板も至るところにあるので台北のMRTはわかりやすい。
駅から外へ。
ホテルはすぐ近くだった。
グリーンワールド 建北
フロントは日本語が話せる。
部屋は狭いが不自由はない。
ただベッドが古めかしい。
トイレとシャワーはセパレートされていた。
1泊約5000円だったので当たり。
あと翌日に気がついたがテレビをつけるとNHKにチャンネルが合わせてくれてあった。
当たり前だがほとんどが台湾チャンネルで日本のチャンネルはNHKただ一つ。
フロントから情報が伝わりルームメイクの人が合わせたんだと思う。
中々の心遣いだ。
時刻は18時過ぎになった。
荷物を置いて遼寧街夜市に出かける。
中山女高の夜道は暗い。
夜市らしい通りに着いたが思ったより小さかった。
士林などとは比べものにならない。
全長100メートルあるんだろうか？
ここの特徴は海鮮料理が多いこと。
海鮮好きとしてはテンションが上がる。
呼び込みのおばちゃんに釣られ店に入る。
呼び込みがいても地元民で混んでいるからハズレじゃないだろうと判断した。
ビールはおばちゃんチョイスで台湾金牌を頼み、
エビを指さしていくら？と聞いたら200ドルだったので注文して、
焼きそば、焼きそばとおばちゃんが薦めるのでそれも頼んだ。
エビはわさび醤油なのでまるで寿司ネタのエビを食べている感じ。
焼きそばは薄めの味付けだ。
小さく見えるが遠近法で半端ない量だ。
ビールは冷えが若干足りないが飲みやすい。
でもここ目当てにわざわざ食べにくる程ではない。
ワタリガニや牡蠣やキンメダイみたいな魚も勧めてきたが値段が怖くて聞けなかった。
値段聞いたらそのままオーダーにされる勢いだった。
頼んでいたら店の印象ももっとよかったかも。
合計330ドルと1222円だったのでボラれるわけでもなく普通だったし日本だと2000円は取られそうなので台湾の物価考えればこの夜市はリーズナブルだと思う。
あとは夜市と復興南京駅周辺を22時頃までふらついて、
ホテルに戻った。
タイや香港より日本に近い造りの街だけどニオイが全然違うので楽しい。
他の街で特に印象に残るのは景色はもちろんニオイも大きい。
まだ昼間は暑い台北だけど夜風は涼しくて気持ちがいい。
結構歩いたが足の爪はなんともない。
少し過保護だったかも。