大容量ポケットWiFiから大容量SIMに変更した都合でSIM二枚挿しでストレージが128GB程度使えるスマホを検討をしていた。
下記条件で
- トリプルスロットかDSDSかDSDVで内部ストレージが128GB以上
- Snapdragon660以上のSoC
- バッテリーが4000mA以上
- 重さが170~180g前後がいい。200g以下必須
- ドコモとソフトバンクバンドのプラチナバンド対応、ドコモのプラスエリア対応
- USB-C対応
- そこそこいいカメラ
- 4万円以下
4機種が候補だった。
- OPPO RENO A 128GB(楽天版) 約4万円
- OPPO A5 2020 約3万円
- モトローラ― Moto G7 約2.6万円
- Oneplus 7 約5万円
Oneplus7が4万円以下であれば即決したが予算オーバーなのでしばらく考えていた。
しばらく考えていたらXiaomi(シャオミ)からまた悩みのタネのようなスマホが発表された。
コンデジ検討しているんだったら代わりにこれ買ったら?といいたくなるほどカメラが高性能でリーズナブルな価格設定だ。
メインレンズが1億800万画素で1/1.33インチセンサー、
他にマクロ用、117度広角、ポートレート2倍光学、ズーム用5倍光学レンズの5眼を搭載している。
深度や白黒センサーで複眼足して4眼、5眼なんてスマホもあるがこちらは用途別の5眼だ。
Snapdragon 730G、バッテリーは5000mAhオーバー、DSDV、3キャリアバント対応で5.6万円だ。
OPPO Reno 10x Zoomよりも高性能なズームカメラと標準カメラを搭載し3眼を5眼にしてSoCとROM/RAMをダウングレードして価格を6掛けにした感じ。
単に数字上の性能が高いだけではなく、カメラベンチマークでも121ポイントでiPhone11 ProMAXより上位でトップになっている。(ベンチマークでは中華版のCC9 Proとして記載)
とんでもないコスパモンスターだ。
シャオミスマホは以前使っておりファーウェイと違いバッテリー寿命も長く作りもしっかりしているので購入に躊躇はない。
シャオミを選択する問題はソフトバンク以外のバンド対応だがスペックサイトをチェックするとこのモデルは3キャリアに対応している。
買うしかないだろうとポチるところまで進めて重さとストレージサイズが引っかかり思い留まった。
iPhone XS Maxと同じ208gもあるので手首をやられそう。
重いロレックスをはめていて手首の腱鞘炎と肩こりになりはめるのやめたら治った経験があるのであながち冗談でもない。
そしてストレージが128GBなので心もとなく感じる。
Oneplus7を知らなければ即決していたかもしれない。
しばらくOneplus7とスペック比較を眺めていた。
製品 | Xiaomi Mi Note10 | Oneplus7 |
価格 | 5.6万円 | 4.7万円 |
SoC | Snapdragon 730G | Snapdragon 855 |
RAM/ROM | 6GB/128GB | 8GB/256GB |
UFS | 2.1 ? | 3.0 |
AnTuTu(ベンチ) | 約23万 | 約36万 |
OS | MIUI 11 | Oxygen OS 9 |
サイズ | 157.8mm 74.2mm 9.67mm | 157.7mm 74.8mm 8.2mm |
SIMスロット | NanoSIM×2 | NanoSIM×2 |
SDスロット | なし | なし |
ディスプレイ | 6.47/有機EL | 6.4/有機EL |
解像度 | 1080 x 2340 | 1080 x 2340 |
重さ | 208g | 182g |
リアカメラ | 広角 108MP 超広角 20MP ポートレ-ト12MP 望遠5MP マクロ2MP | 48MP + 5MP |
フロントカメラ | 広角32MP | 16MP |
イヤホンジャック | あり | なし |
バッテリー | 5260mAh | 3700mAh |
充電 | 有線充電30W | 有線充電20W |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
認証 | 画面内指紋、顔 | 画面内指紋、顔 |
おサイフケータイ | なし | なし |
防水防塵 | なし | なし(*) |
*IP認証のコストがもったいないので認定無しだが水の入ったバケツに落としても大丈夫なCMを公開
「カメラとバッテリー」を取るか「容量と速度と重さと安さ」を取るかの選択になる。
どちらも予算の4万円をオーバーしているので安くはないがそれでも1万円の差は大きい。
旅行が多いのでカメラが高性能で大容量バッテリーというのは魅力的だ。
3Dゲームをやるわけではないのでantutuで20万以上のSoCの演算速度はあまり関係ない。
どちらかといえば遅いSD730Gの方が消費電力が少ないと思われるのでバッテリーのもちにアドバンテージがあるはず。
5眼のカメラを駆動するために大容量バッテリーを積んでいるのだろうがカメラを使わなきゃ旅行中でもモバイルバッテリーなしで運用ができるはず。
5.6万円という価格もこのスペックならもし次のスマホに替えてもカメラ専用としてバッテリー寿命が尽きるまで使えるので高くはない。
むしろ高級コンデジにミドルスペックスマホが付いている感じ。
ついでにイヤホンジャックがあるのも強みだ。
シャオミかなぁ?
気になるのはどちらもアップル製品同様にマイクロSDカードが挿せないので例えば必要時にはSIMを1枚にして容量追加なんてことが出来ない。
だから128GBより256GBと容量が多い方が安心だ。
Mi Note10もいずれは256GB版が販売されるだろうが現時点でGearbestで販売されているのは128GBモデルで、もし256GBが発売されれば5万円台の価格設定なんて無理だろう。
一方Oneplus7のグローバル版やインターナショナル版で販売されているのは256GBで4万円台で買える。
それにOneplus7もバッテリーのもちはいいという評判だ。
せっかくSD855という高スペックのスマホを入手したら宝の持ち腐れにしないため旅行の移動時間にゲームで遊ぶ選択もある。
やはり普段使いも考慮したらOneplus7か?
でも全スマホでトップの性能を誇るカメラは魅力的。
ここまで両者譲らずイーブンという感じだ。
うーん、悩む。
そして最後の決め手になったのがOneplus7の搭載するストレージ規格のUFS3.0で一般的なハイエンドスマホに使用されているUFS2.1の倍近い読み書きの速度が出ること。
何枚かのマイクロSDカードを入れ替えての運用ではないので動画や漫画をスマホ本体へ、そして写真をPCに移動するシチュエーションが増えそう。
ストレージが速い方がストレスがたまらない。
カメラ性能に後ろ髪を引かれるが普段カメラで撮ることも少ないしどちらでも現在のカメラより性能が上がると言い聞かせOneplus7が正解という結論に至りbanggoodでポチった。
PayPal経由で保険を付けて支払い総額4.6万円だった。
11.11の中国独身の日が明日に控えているので混乱は必至だろう。。。
救いは中国国内ではなく香港倉庫発送なので2週間程度で到着してくれないかと期待している。
12月の旅行は未定だが持っていけると嬉しい。
で、購入して気がついたがアマゾンの業者で購入しても千円程度しか違わなかった。。
国内倉庫らしいのでこちらの方が納期は早い。
スマホ使用履歴
iPhone3GS、iPhone4S、Galaxy Note2、Arrows F05F+iPhone5C、ファーウェイ Asend Mate7+iPhone6(業務用)、シャオミReadmi Note4、ファーウェイHonor7X、OPPO R11s → Oneplus7
Arrowsを除き自分が使ったスマホメーカーがその後に国内で大きく販売台数伸ばしているので次はOneplusの時代が来るかも。笑
その前に日本上陸の噂があるシャオミが先かな。
なお今回は、
カメラ+バッテリー容量 vs ストレージサイズと速度+軽さ+安さ
で天秤にかけて後者のOneplus7を購入したがMi Note10は高性能カメラのSIMフリー端末を探している方は検討機種に加えてみるのもいいかも。いくつかのレビューアーの比較をチェックするとMi Note10のカメラ性能はチューニング不足なのかイマイチのようです。
Onpelus7や7Pro、7Tはゲーミングコスパ端末探している人におススメ。
もちろんキャリアのサポセン頼りでスマホを使っている方にはどちらもおススメしません。