アリババグループのネットショッピングモールであるアリエクスプレスでブラックフライデーが開催されていた。(日本時間で2019/12/04 17:00迄)
先日11.11前後に独身の日セール期間があって直ぐにブラックフライデーがあるなら11月、12月を丸ごとセールにしておけばいい気がするが期間が長すぎても売り上げが伸びないのかもしれない。
独身の日はスマホを注文していて何も買わなかったし12月の旅行が無くなったので何か買おうと考えた。
中華製品の品質は以前に比べて圧倒的に向上しているが品質のばらつきは相変わらずなので福袋感覚で購入した方がいいだろう。
欲しいものではなく実用に耐えそうな商品を選んだ。
見ているとおもちゃ箱ようで変なグッズに手を出しそうになるのをぐっと堪えてこれ使うのか?と自問しながら10品目購入した。
トラブルもあったのでその辺りも含めて買ったものを紹介していきたい。
(セール終了後にはリンクが切られている可能性もあるので商品のURL貼り付けていません。あくまでイメージのみです。もし買いたい方はアリエクスプレスで説明文などで検索してください。）
自転車用スマホフォルダー475円
アルミ素材で見た目はかっこいいが送料含めて475円だった。
日本だとプラスティック素材で1000円以下の商品を見つけるのがむずかしいので安い。
気になるのは挟める最大が6.2インチスマホなので手持ちのスマホだと少し窮屈かもしれない。
あと万力のように挟むクリップのスマホガードの黒いラバーがぽろりと取れないかも気になる。
その辺りの運も含めて福袋感覚だ。
Oneplus7のスマホケース214円
Oneplus7用の透明なTPUケースを買って使っており機能的に不満はない。
ただリセールを考えて背面のIMEIシールを剥がしたことがないので貼ったままに透明ケースだとかっこ悪い。
色付きのケースの方がいいかなと一番安い約200円の製品を選んでみた。
写真ではお値段以上の質感に見えるが実物どんなものだろう。
バックル無しベルト 302円
オーダー写真では全く分からないので女性が巻いている写真を。
こんな感じでバックルがないタイプだ。
ベルトループに負担がかかりそうな気もするが脱ぐのにバックルを取る必要がないので、問題なく使えたら今後ベルトはこのタイプに変えたい。
ステッカー100枚 432円
100枚入りのステッカーになる。
著作権で危ないのが一杯ありそうなのを選んでしまったがそのあたりは触れないで拡大なんてしたらダメだ。
使用目的は先ほどのスマホケースが使い物にならなかった場合にIMEIシールを隠すためケースの上から貼り付ける。
アマゾンやヴィレッジヴァンガードなどでシールやステッカーを購入すると１枚で数百円するので大量に欲しい場合ALIで買うのはお得だ。
USB LEDランプ 213円
USBで直接充電できる手のひらサイズの小さなランプだ。
以前使っていたモバイルバッテリーはLEDランプがついていた。
現在のRAVPOWERにはないので災害対策としてモバイルバッテリーと一緒にバッグの中に潜ませておく予定。
自宅にも数個買おうと思ったが品質がダメだったらもったいないので１個にした。
USB-C 4Aケーブル 337円
Oneplus7に付属している充電ケーブルと同じメーカーのオリジナルケーブルだ。
日本やアップルで販売しているスマホの純正品はびっくりするほど高いのが相場だがこちらは337円と良心価格だ。
USB テスター 536円
一家に1台USBテスターだ。
USBに流れる電圧と電流を計測するテスターだ。
最近の急速充電はPD、QC、PowerIQやスマホメーカーのVOOC、SuperCharge等と乱立していてよく分からなくなっている。
更にメジャーなPDでも3世代もあり下位互換が微妙な製品もある。
そこで専用ではない充電器とケーブルを使った場合にどの程度電流と電圧が出ているかをチェックしたくなる（はずだ）
変な充電器やケーブルを使うと規定以上の電圧や電流が流れていないか心配になるから尚更のこと。
アマゾンでも最安のUSBテスターのこれくらいで買えるがこの製品は日本で購入するともう少し高いのですぐには壊れないと信じたい。
マグネット式USBケーブル 1113円
コネクタが取り外しできてマグネットでケーブルとくっつくUSB-C・マイクロUSB・ライトニングケーブルだ。
11本の合計が1113円だった。
充電のためマイクロUSBをはめるのが面倒なので片っ端らにこのコネクタをはめて磁石でピタッとくっつけて使おうと考えた。
イヤホン、ヘッドホン、サブスマホ、モバイルバッテリー、ゲームパッドとまだまだマイクロUSB充電が残っている。
そしてUSB-CのメインスマホとiPad Miniも同じケーブルで充電できればコネクタを確認しながらはめる必要がなくなって楽だ。
だから今回の商品の中で一番実用度が高く期待していた。
しかしこの商品というか、セラー（販売店）の問題で買えなかった。それは後程に。
Oneplus7カメラカバー177円
Oneplus7のカメラレンズは出っ張っているのでケースをつけていても傷をつけてしまいそうなのでポチった。
５層構造らしいがそこまで必要かよくわからない。
1000円位すると躊躇するが177円でスマホカメラをガードできると思えば安いもの。
ハイドロゲルフィルム 149円
スマホディスプレイ用のフィルムだ。
ハイドロゲルフィルム（ヒドロゲル）に興味がある。
日本ではまだあまり見かけないプラスティック、ガラスフィルムに続く新しい画面保護素材だ。
曲面に貼りやすい、指の滑りがいい、自己修復能力の特徴を持っている。
メインスマホでいきなり挑戦したくはないのでサブスマホ用に購入した。
よければメインスマホもハイドロゲルにしよう。
これだけ購入して3653円だった。
アマゾンプライムとは違い楽天のように全て販売店単位で配送されるので、楽天で10品目購入したら送料だけで軽くこれくらいかかりそう。
品質はギャンブルな一面もあるが売上数上位ばかり狙って買ったのでそれなりに使えるはずだ。
セラーに送料を負担させているとは思うがこれで利益が出るのだろうか．．．
安く買えたと喜んでいたが注文したのちに自分のオーダー状況を確認したところマグネット式USBケーブルのステイタスがおかしかった。
他の商品は「出荷待ち」か「配達を待っています」になるのだが「閉まっている」という不思議な状態だった。
在庫切れかな？
国内のサイトで検索して調べてもよく分からない。
そこでALIEXPRESSのアプリから注文をチェックすると状況がつかめた。
注文は通っていないが支払いはされている。
そしてあなたのために注文は保留中なので1日以内で対応してねという状態だ。
詳細を確認するとアカウントのセキュリティ上の問題で注文が通らない。
なんだよ、アカウントのセキュリティ上の問題とは？
他の注文は通っているのに、
ちょっと何言ってるんだか分からない。（サンド富澤）
それ以上の情報はないので行き詰まる。
が注意深く確認すると「クーポンを削除して注文しなおせ」というのがミソだ。
クーポンを削除したらセキュリティ問題が解決するわけがない。
因果関係はない。
確かにアリエクスプレスにユーザー登録した直後に貰えたクーポンがこの商品に自動的に割り当てられて注文していた。
だから販売店がクーポンを使われるのを嫌がってキャンセルの理由にセキュリティと適当に理由をつけたんじゃないか？と考えた。
適当なキーワード検索してみると日本語では見つからなかったが英語圏で同様な事例が引っかかった。
この手口でクーポンやお金を損するので使う時にはカストマサポートに相談するようにとアドバイスしている。
What Does “Order Closed for Security Reasons” Mean?
Recently there have been many complaints from the customers about closed orders with the newbie’s coupons. The administration explains it to be done for the security reasons. But there can be confusion on the website sometimes. It’s better to consult the customer support on how to use the coupons not to lose coupons and money.Why does AliExpress close orders after the payment? The reason is the same – the seller seems suspicious to the administration. There is no need to worry – you will get your money back within two weeks in this case.
ありゃあ、250円のクーポンは消えてしまったのか。
返金もヤバいのかと読み進めると最後の方に２週間以内に返金されるので心配するなとあるので千円は戻りそうだ。
最悪でもRefunds & Disputesで文句をいえば返金されるだろう。
ここから読み解けるのはアリエクスプレスが発行している入会後のクーポンは販売店の負担にしている（楽天よりアコギな商売だ）、だから安い商品でアリエクが勝手に発行したクーポンを使われると販売店も利益が出ない。
しかし販売店側の一方的な理由によるキャンセルはそれなりにペナルティがあるのでペナルティが発生しない「アカウント上のセキュリティ」でキャンセルしているのだと推測できる。
それで上記解説の通り顧客が混乱するわけだ。
販売店も被害者のようだ。
楽天の販売店なら泣き寝入りしそうだが中国ショップは抗うのだろう。
仕方がないので別の店舗でマグネット式USBケーブルを本数減らして同額程度で注文した。
さて全て到着するのはいつ頃になるだろう。
海外旅行の予定があっても国際郵便なので不在届を郵便局に出しておけば問題ない。
DHLだと国内配送は運送業者なのでそうはいかない。
郵便とわかっていれば到着日を気にして旅行計画を立てなくていいので気楽だ。
あと商品ごとかショップごとか分からないが発送期限が設定されておりその期間内に発送しないとアリエクスプレスが自動的に注文をキャンセルをする。
定期的にチェックして期限内に発送していなければ延長して待つかそのままキャンセルされるのを放置するか決める。
そのためか当日中に４つの販売店から発送準備が完了した通知があった。
あと数百円の商品でも追跡番号がついているのでロスっても販売店に連絡すれば返金か再送に応じてくれるはず。
輸送方法（送料）によって追跡番号があるか決まっている。
注意：輸送費用は商品によって異なる
送料をいくらにするかは高額商品なら安全そうなEMS以上にするとか、安い商品でも国内ショップで売っていないので割高になっても至急欲しいならDHLを使うとか、数百円の商品でどれだけでも待てるなら無料のFree shippingと使い分けるのがいい。
興味ある方はアリエクを覗いて少しだけ買ってみるのもいいでしょう。
急ぎはヨドバシで安かったらビックのトリオキ、遅くても安ければいいものはアリエク、食材は楽天の使い分けでアマゾンプライムが無くても何とかなりそう。
ショッピングインフラを１社に独占させるのはよくない。