先日アサヒビール工場の見学会そして札幌でサッポロビール博物館に寄ったのでキリンビール工場に行かないのは失礼だ。
ということで早速予約して連れとでかけた。
どこのビール工場見学会もひとりの参加は電話で要相談と面倒なので、こんな時には飲み仲間、もといビール製造に興味がある勉強熱心な知人がいると助かる。
開始は14時からなので途中の駅のドトールでランチをとる。
よく利用するドトールで食事をしたのは初めてだがローストビーフサンド思ってたより美味しかった。
コーヒーとセットで673円とコスパがいいのも嬉しい。
そしてJRで枇杷島駅まで。
枇杷島駅から工場までは徒歩で2.2kmだ。
城北線の尾張星の宮駅が最寄りだがこの列車に乗り継ぐなら歩いても変わらない。
それに2km程度歩いた方が早いという気の短い人達なので枇杷島駅からバスにした。
工場への無料バス停の目印は西口を出て直ぐに見える長い時計の向こう側になる。
マイクロバスの中では大きめの車種だったが平日にも関わらずかなりの人数で補助席も2名使って満席だった。
そして綺麗な待合室で10分程度待って見学会が始まった。
工程の説明や
麦芽を食べるところは
アサヒビール工場見学と同じだったが一番搾りの麦汁の試飲もできた。
ビールとは違い甘い。
飲んだことがない飲み物だった。
旨いかといえばそうでもない。
この甘さの糖分がアルコールに変わる。
工場が稼働していなかったため工場見学の時間は少なく、
VRやARを駆使してビールの作り方を説明していた。
VRでビール缶と一緒に工場ラインに乗ってみたりガイドの方がフリップをかざすとそれを映している大画面ではARで芽が出てくるとか演出が凝っている。
等身大でスマホのように薄い有機ELに工場長が映し出されてあたかもその場にいるかのように説明していたのは少しやりすぎだった。
ITテクノロジーを見せたいのかビール造りを説明したいのか内容がイマイチ入ってこなかった。
それでも工場非稼働時間帯の見学者を楽しませようとしているスタンスは素晴らしい。
連れがアサヒビールの見学に比べかなり短かったと喜んでいたことにも表れている。
ほぼ同じ時間回っていたがそれだけ飽きない工夫をしていたわけだ。
そして念願の無料のビール試飲。
一番搾りと黒生と一番搾りプレミアムが飲める。
合計3杯でどれを飲んでもいい。
時間は約20分。
アサヒビールはアルコールを3杯とノンアルコールを3杯なので試飲では少し負けている。
ノンアルコールはどうでもいいのであまり問題ではない。
連れは3種類を飲み比べていたが自分は黒が苦手なので一番搾りを2杯とプレミアムを1杯にした。
一番搾りはこれぞキリンビールという味で出来たてなので爽やかな味だ。
プレミアムがフルーティーでマジおいしかった。
スーパーやコンビニでは見つけられないお歳暮などの贈答用に入っている。
プレミアムを3杯すべきだったと帰りのバスで少し後悔していた。
もし県下でキリンビールが工場見学を開催していたら是非工場直送一番搾りプレミアムビールを堪能していただきたい。