新型コロナウィルスの影響で世界の音楽の再生回数が減っている。
音楽どころではないという人もいたり時期が悪いとアーティストや音楽会社が新譜発表を取りやめたりと複数の理由が重なっている。
音楽がストレス解消に効果があるかは論文などを読んでも意見が分かれるが映画や小説と同じで好きな曲を聴けば感情を左右するのは間違いない。
こんな時だからこそ自宅で音楽を聴こうと考えた。
これまで音楽といえばCDからリッピングやダビングして昔はMDやウォークマンやカーオディオ、ここ何年かはスマホかカーナビの音楽機能で聴いていた。
そして普段聴くのは通勤、旅行、ジム、クルマの移動だった。
わざわざ自宅で聴く機会はあまりない。
映画、CM、ドラマ、アニメ、ネットなどで見つけた気になる曲をYoutubeで捜して聴くくらい。
店舗に行ってCD借りてなんて感染リスク高めるよりコロナの間だけでも音楽サブスクに加入してもいいかもしれない。
音楽の定額配信アプリは数々ある。
出典ICT総研
どれに加入しようか迷っていたら図の4番目にあるSpotifyで無料会員なのにフルに音楽を聴ける太っ腹なプランがある。
そのフリープランだとシャッフル再生のみで音質も160kpbsらしいがジュークボックス代わりなので充分だ。
まずはスマホでアプリをダウンロードしてFacebook使って会員登録をした。
実際に好きな曲を集めて聴いてみたがよく出来てる。
好みのアーティストと好きな曲を片っ端から選んでおくと、
選んでいないアーティストでも好みそうな曲も集めてその日のあなたへのおすすめアルバムみたいに表示してくれる。
最近だと新譜はスポーツジムなどの有線で聴いて気に入ったら歌詞でググってCD借りてエンコードして増やすという20年前と変わらないやりだったけれどこれなら勝手に好きそうな曲を見つけていつでも聴ける。
ちょうどこれを書いてたらマツコの知らない世界でスマートスピーカー特集をやってたので「アレクサ天気教えて」のEcho dotというスマートスピーカーを持っていたのを思い出した。
Echoとセットで使うと便利なはずのアマゾンミュージックアンリミは流して欲しいタイトルかアーティスト名を決め打ちしてスピーカーに依頼しないといけないので馴染まなかった。
Spotifyなら自分の嗜好に合わせた曲を見つけてくれるので単に曲を聴くだけの目的ではないのがいい。
実際には知らない曲はあまり入らなかったもの、そうそうこの曲好きだったの忘れてたというのを結構選んでくれる。
もし新譜でも自分が好きそうな曲を見つけてくれればホント助かる。
最後に好きな曲をプレイリストに追加してジュークボックス化した。
皆さんこれをAIと呼んでいるらしいがそんな複雑ではなくナレッジベースの活用かな。
プレミアムの試用にしていないが加入したばかりの特典なのかよくわからないが早送り巻き戻しもOKでシャッフルでもなく好きな選曲で聴くこともできる。
あとはどうやって聴くかだけど、
自宅でスマホ+イヤホンで聴くのは変だし仰々しくブルートゥースのレシバーからアンプを通してKEFのスピーカーを鳴らすのも面倒だ。
そのままスマホのスピーカー垂れ流しでいい。
しばらくOneplus7で流しっぱなしにしているとバッテリーを思ったよりも消費するのでiPad miniに替えた。
音もいいし家の中でも持ち歩いているので家中で音楽がついて来てくれる感じがいい。
もちろんバックグラウンドで曲が流れてるのでiPadを使うのに何も問題ない。
曲揃えも豊富で例えばパチスロ打ちなら皆さんご存知承知の吉宗の姫ビッグで流れる若い頃の浜崎あゆみっぽい尼崎まゆみさんの「そこにあるかも知れない」までラインナップされていた。
パチスロはとうの昔にやめたけれど当時この曲でよく連チャン引いてたのでいま聴けるのが嬉しい。
あと阿川泰子さんの80年代から90年代初頭に流れてた「コピーは三田」のCMテーマソング12曲中で9曲も見つかったくらいだからかなりの曲揃え。
もちろん街中で阿川さんの前を空母が移動して艦載機が離陸しそうな場面で流れるNight Lineもあった。
そういえば阿川さんといえば古舘さんと司会をしていたおしゃれ30・30がもうかれこれ26年前に終わっていたというのはショックだ。
ちなみに三田工業は倒産して現在は京セラの子会社になってる。
血族会社で二代目が贈賄やら粉飾やらろくでも無かったんだったなんて話をしてた記憶がある。
あれも早20年前か。
閑話休題、マイコレクションの2名のミュージシャンが著作権の関係かバッサリ全曲無かったけどかなりマイナーな曲も見つかったりするので一度使ってみるのもいい。
そのうちフリープランは曲の合間に広告が入りだしてウザくなるので有料会員にするか検討したい。
月額980円だけど音質は無料会員のままで機能だけプレミアムにグレードアップしたプランを480円で発表してくれたら有無を言わず加入するぞ。
映画(プライムビデオ)に500円、アニメに500円、音楽サブスクに500円の1500円なら貧乏生活にはバランスがいい。