コロナ禍(ころなか:コロナショック)で失職や収入減などでひどい目に遭っている人も多い。
来年の就職は超氷河期だろう。
自分の場合は貯蓄して寿命まで逃げ切れると踏んで退職して遊んで暮らそうと思っていたら癌が見つかって半年お休みでやっと落ち着いて旅行ができるかと思えば今度はコロナ禍でまた半年以上身動きできない。
外出できないので平日もフラフラ遊べないしスポーツジムでただでさえ少ない体力の維持すらできない。
そのうちコロナのストレスで精神面の体調不良だ。
これでは何のために早期退職したか分からなくなる。
癌については早期退職のおかげで病院に通って手遅れ前に発見できたという見方もできるがコロナ禍は違う。
自分の場合にはまだ2年間遊んだからいいものの今年早期退職してよし人生これからと企んでいた人はいきなり石ころに躓いた形だ。
これならコロナ禍が治まる1~2年間働いて稼いでいた方がよかっただろう。
会社によってはテレワークでいいのだから自分の仕事だったら家で遊んでいるのと大差がない😏
しかしそんなコロナ禍でも悪い事ばかりではない。
一つはコロナに限らずウィルスに対する国民の認識が変わりつつあること。
これまで風邪は感染された方が悪いという考え方が大半だった。
風邪やインフルを引いてもマスクはしないし咳エチケットをする人間も少なかった。
そんなもの免疫の弱い自分からすると頭おかしい。
風邪だろうが感染させる方が悪いに決まっている。
ウィルステロと変わらないし刃物を持って振り回しているのと大差ないのだ。
風邪による体力消耗はグーで3回本気で殴られる痛みと大差がないと考えている。
コロナは死者が発生するためようやくウィルスに対しても感染させる責任という概念とマスクをつける咳をする時には人に向かないという習慣が広がった。
この点だけ鑑みれば嬉しい。
今後も継続されるべきだ。
新型コロナウィルスは数年に跨って流行ることになるだろうから定着すると期待したい。
そしてもうひとつ変化したのが食生活だ。
今年から主食を米からオートミールに変えたのはコロナではなく高脂血症のためのスタチン薬が飲めなくなったからだ。
しかしおかずはコロナによって変化している。
コロナ禍で高級魚が売れないのでスーパーなどでお安く並んでいるという話はニュースで耳にする。
でも残念ながら田舎のスーパーでは見たことがない。
地方で見かけるのは毎年と変わらず高級魚だと鯛、ヒラメ、金目鯛あたりだ。
たしかにこのボリュームの鯛の塩焼きが300円台で食べられるのは嬉しい。
それでも高級品のクエ、ノドグロ、ホシガレイ、ハマダイあたりを鮮魚店で入荷されないか期待してチェックするのだが見たことがない。
田舎じゃ元々食材として存在しない魚を並べたところで売れるか分からないものは販売しないようだ。
一方で魚以外は見かけない食材をちらほら目にするようになった。
例えばウルグアイ産の牛肉だ。
食べてみたが赤身がしっかりした味がするものの臭みが無いし価格もリーズナブルでまた見つけたら是非買いたい。
調べてみると牧草育成なので本来あの豪州牛肉のような独特の臭みがあって然るべきだがペロリと食べられたことから与えている牧草の種類が違うのだろうか?
何種類も並んだ肉の中から目隠しで豪州肉だけを当てろと言われても100%の確率で当てられるほどあの匂いが苦手なのでウルグアイ産牛肉は明らかに味が違う。
アメリカ産牛肉は臭みが少なく大好きなのだが肥育ホルモン剤をガシガシ使っているらしいので毎回食べるのには気が引ける。
最近食したウルグアイ産はおそらくコロナで客が寄りつかないステーキハウス・ブロンコビリーの仕入れ分が流れて来たと思われるができるなら今後もウルグアイ産をアメリカ産並みに流通させて欲しい。
アメリカ産も輸入しないとトランプ大統領の圧力が煩いから牛丼など加工食品だけに使ってくれればいいぞ😛
コロナがなければウルグアイ産の牛肉がおいしいなんて知ることはな無かった。
あとフォーントゥエンティ―のミートパイ、これもそう。
豪州肉は苦手といったが独特の香辛料で煮込まれているので臭みも飛んでいるしこのミートパイ価格の割においしい。
1個400円や500円するならおいしくて当たり前だがスーパーで販売していた時には200円だった。
追加購入しようと翌々日に出かけたが既に売り切れて再入荷は無かったものの調べるとコストコで6個約1000円で販売されているのでこれ目当てでまたコストコに入会し直してもいいくらい。
でも入会すると大好きなブラッドオレンジジュース、やわらか焼きいか、さくら鶏、冷凍タコ焼き、お寿司、でっかいティラミスあたりがもれなくついて来て無駄使いしそうで悩みどころだ。
中国食材中心で激安の業務スーパーか国産中心のお高めなコストコのどちらに通うのが安全かなんて敢えて答える必要もない。
ミートパイ以外にもトンブリを見つけて食べたり、
シオーナなんて聞いたことがない野菜も食べることが出来た。
原価120円のサラダ、価格の大半がトマトとシオーナ pic.twitter.com/Mb4AgtrTFl
— 退職しよう (@retire00049) April 29, 2020
これはサクサクな葉っぱの中に薄っすらと塩分を持っている不思議な食感の野菜だった。
多分これらも中央(東京)の高級店などで消費しきれず流れてきたものだろう。
加工製品でも見かけない食品を販売していた。
米久の肉団子(247円)だ。
国産と書かれてこのボリュームで250円は安い。
美味かった。
レトルト肉団子であの独特の臭みがないのは衝撃だった。
もう少し軟骨が混ざっていれば食感も最高だったがこの価格で贅沢は言えない。
この食材もこれまで近所のスーパーで見たことがなかったのでコロナの影響による微妙な物流の変化が少なからずあるのではないかと思う。
日持ちもするのでセブンプレミアム食品を1,2つ削って冷蔵庫のストック用にしたいほどだ。
このウィンナーも見たことがなかった。
天狗ハムのサラミ風ウインナーだ
実のところウインナーはあまり好きではない。
サラミはピザに乗っていたりするので普通に食べる。
スーパーのポップでかなりおいしいと書かれていたので試しに買ってみた。
サラミ風ウィンナーというよりウィンナー風サラミでいいと思う。
天狗ハムは金沢のメーカーのようでこれも長年通っているスーパーで初めて見たのでコロナの影響だろう。
流通の変化だけではなく3日に1度しかスーパーに行かないため冷凍食材を使う機会も増えた。
その中でも定番になったのが焼売だ。
元々冷凍餃子は冷凍庫に常備していたがレンチンで済む焼売の方がサイドとして使い勝手がいいので利用が増えた。
よく食卓に並べるようになるのでおいしい焼売を求めて一時は黒豚シュウマイ、居酒屋焼売、エビシュウマイなど高級冷凍焼売にも手を出した。
しかしこれらの焼売は単価が高いのでメイン料理にせざるを得ないことから最終的に再度コスパでニッスイのかに風味シューマイ25(178円)に落ち着いている。
これも価格を考えればおいしい。
今後も流通が変容して新しい食材が地元に流れてくるのを楽しみにしている。
なにせコロナ禍の間は自炊の食事しか楽しみがないから。