フローリングに水性ウレタンニスを塗装した

家の整理整頓が終わりやることがなくなった。

ここまで家を綺麗にしたらフローリングの汚れが気になる。

いくら水拭きしてもワックスに汚れが混じっており簡単には落ちない。

引っ越してきた当初はワックスを塗りなおしていた記憶があるがかれこれ10年は手付かず。

特に気になるのはキッチン周りのフローリングだ。

そこでとりあえずキッチン周りだけでもワックス剥がしてかけ直そうと考えた。

当初は一気に塗り直そうと考えていたが初心者の情報を参考にすると環境によってワックス剥がしは相当苦労するようで全面塗り替えは厳しいと判断した。

そしてかけ直すのはワックスではなく塗料にしよう。

最近の塗料はかなり優秀らしいのでから拭きで10年程度は持つかもしれない。

ホームセンターのビバホームにクリーナーと床塗装の一式を買いに行った。

このビバホーム昔周りに何もない頃は丘にぽつんと立っておりバカデカく黒かったので「空にそびえる黒鉄の城」のマジンガーZのテーマがぴったりだった。

塗り替えたのだろうか記憶違いだろうかいまは茶色になっている。

ビバホームはリクシル系列だったはずだが最近アークランドサカモトが買収したというニュースがあった。

購入品のイメージはあったのでさっさと買って15分で出た。

大きなホームセンターの資材館にくるのは建築関連のプロが多く若者のマスク率が非常に低いので長居は禁物だ。

計8点を購入した。

養生テープ(128円)、ハケ(108円)、ブロックサンダー#240(148円)、へら35mm(98円)、塗料カップ2個(48円)、アトム床スーパークリーナー(748円)、和信水性ゆか用ニス(2480円)だ。

消費税が375円で4133円になる。

アマゾンで購入するとクリーナーとニスだけで4400円するのでホームセンターで購入した方が安い。

よく見るとペンキカップはニスのおまけでついていたが25円くらいだったので数個あってもいい。

雑巾3枚は百均で購入した。

コテバケというものも欲しかったが棚ごと売り切れていたので普通のハケで妥協した。

キッチン床の最初の状態だ。

奥の方が黒く汚い。

水ぶきや洗剤程度では落ちない。

カビではなくワックスにゴミが混ざって黒ずんでいるのだろう。

右側は洗濯関連や暖房器具などが並んでいたので埃っぽい。

掃除機で吸っておいたが床クリーナーを使うので水拭きでゴシゴシするのはやめた。

床クリーナーをぶっかけて塗装していくのでまず養生テープを貼った。

なんか本格的だ。

この範囲のワックスを剥がして塗り替える。

アトムの床クリーナーは通常30倍に薄めて使うがワックス剥がしには原液を使う。

でも原液は怖いので40度のお湯で2倍に希釈して使用した。

ゴム手袋をしてスポンジでクリーナーを塗りたくっていく。

そして塗り終わる頃にはワックスが糊のように浮いてくる。

但し一部は乾き出しているのでまた水をかけてやる。

雑巾で取れない程度にこびりついているのでヘラでこそげ落していった。

気持ちいいほど取れてくる。

取れたヘドロのようなワックスを下水に流すと詰まりそうなのでゴム手で集めゴミ袋に入れ捨てた。

アルカリ性溶剤なので体に触れるとただれそうなので雑巾がけをして足場を作って進めたためかなり時間がかかった。

作業に必死だったので経過写真は撮っていない。

ワックス剥がしに約2時間かかった。

とにかくアルカリ性のクリーナを体に浴びたくなかったので慎重にやっていたのとしゃがんでヘラでこする作業が腰にきて休み休みだった。

普通の人ならこの3平方メートルなら1時間もかからないはず。

ヘラじゃなくて固めのスポンジでもこそげ落とせそうだったのでアルカリ溶液を体に浴びてもへっちゃらな人なら30分コースだろう。

そして水拭きを4回してクリーナーを床から落としから拭きをして30分乾燥させる。

思っていたより綺麗なフローリングになった。

以前は場合によっては張り替えもやむを得ないと考えていたがそんな必要ない。

ここにスポンジ型のサンダーブロックでやすりをかけて掃除機で吸い取り乾拭きをした。

そしてお楽しみ塗装の時間だ。

今回は和信の水性ウレタンニスを使う。

二度塗りで8平方メートル、畳5枚分と書かれている。

今回塗るサイズは3.4平方メートルなので不足ない。

白濁色をしており薄っすらとニスの香りがするが油性に比べると臭いが少ない。

塗装剤は臭いでダメなのでこれは助かる。

ボトルの口も上手くできて塗装カップに移すときに垂れることもない。

ハケで木目に沿って塗りたくっていった。

粘度が高いせいか思ったより難しくムラになる。

それでも何とか塗り終えて1時間30分乾かす。

少しムラはあるが光沢がでてきた。

よし二度塗りをしよう。

速乾性なので1~2時間で二度塗りができる。

1回目は粘度が高く塗りにくかったので3割ほど水を混ぜて伸ばしてみた。

でもシャビシャビにした方がなぜかムラが出やすい。

でも乾くと綺麗に見える。

そして光沢が弱く気になる箇所だけ3度塗りをした。

残念だったのは二度塗りの時まだ最初の塗りが完全に乾いておらず足跡が少しついてしまった。

二度塗りで消えるかと思ったが足跡として残った。。

あとは乾かすだけだ。

昼食をとってからワックス剥がしを開始して夕食はキッチンを使わなくてもいいようにレンチンできる食材だけを使った。

旅行以外でひとりで酒を飲むことはないが部屋の整理とフローリングの一部完成祝いで床の光沢をサカナに本麒麟だ。

実際のツマミはお惣菜のヒレカツと紅ジャケだった。

ピカピカになっていたのでニコニコ眺めて飲んでいた。

もちろん翌日の朝からは普通に使っている。

数日すれば硬化して荷物も元に戻せる。

ワックス処理から水性ウレタンニスに変えるとカビが増殖し易くなるとも言われているのでから拭きを頻繁にしていこう。

障害物のない場所なのでここだけ専用で水拭きロボットを導入してもいいがこのサイズなら自分でやった方が早い。

問題なのは残りのフローリング。

廊下は綺麗なのでワックスの重ね塗りでもよさそうだがリビングと冷蔵庫エリアは一旦剥がさないと無理だ。

リビングは和室にテーブルなどを移動させれば塗り直し出来るが冷蔵庫とゴミ箱エリアの移動がきついな。

今後の課題だ。


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