退職して3年が経過してこれまで購入した高額商品をランキングにしてみた。
単なる興味から集計を始めたが今後の節約のためにも退職して使った金額の高い商品は把握しておくべきだろう。
それに高いなりに満足度が高くなければ余計なモノを買ったと反省すべきだ。
ランキングのルールとしては一括で支払った商品やサービスを並べる。
スマホに対するケース、ガラスフィルム、モバイルバッテリーなど本体と別に追加購入したアクセサリー類は別とする。
設置工賃が必要なモノは含めないと製品として成り立たないので含める。
旅行の場合は旅費全体ではなくひとつのホテル代、往復の航空券、フェリーの乗船券単体の価格で勝負だ。
家計簿で現地で使用した費用の集計がその月の生活費に歳入していたり別枠で円換算して記入したり持っていったお金の残金から算出したりと基準がまちまちなので仕方がない。
ランキングを作るまでは最近購入した冷蔵庫がトップで残りは海外旅行の航空券やホテル代が上位を占めると想像していた。
しかし実際は予想を反して意外なサービスや商品が上位だった。
10位 バリ島往復航空券 49,420円
約5万円からランキングが始まった。
10位以下の次点にはスマホのOneplus7や名古屋〜ドンムアン(バンコク)の航空券がいくつかと折りたたみ自転車などが並んでいた。
一方この10位は2020年に唯一行った海外旅行のバリ島の航空券だ。
テンパサール空港はこれまで行った東南アジアのなかでは距離が遠いことと便数が少ないため航空券が高い傾向になるのは仕方がない。
しかし日本からの距離が近しいバンコクはエアアジアがバンバン飛ばしてくれているので格安だ。
あとは連れといっているのでスケジュール調整が入りどうしても割高なチケットになる。
それは不満だ。
でもこの旅の内容そのものはよかったので満足としよう。
9位 iPad mini 2020 49,453円
iPad miniは三世代使っておりiPadを含めると7台購入した。
自宅でのブラウザで調べ物やネットショッピングや料理をするときのレシピチェックも旅行予約もブログ更新も株チェックも大半がこれで済ませている。
家でスマホを起ち上げることはメールかLineなのでそれ以外のシチュエーションで八面六臂の大活躍で前機種だけで3年以上使ってきたタブレットだ。
iPad mini4のバッテリーがへたりiPad mini 2020が発売するのを心待ちにし発売と同時に購入した。
自宅に籠っている現在は1日平均5時間も使っている。
もはや生活の一部で無いと困るツールだ。
それで5万円は安い。
大満足の製品だ。
次のモデルもサイズさえ変わらなければ買い続けたい。
miniが少しサイズアップする噂があるのでもしそうならmini2020が廃止になる前にもう1台買っておくつもりだ。
8位 バンコク往復航空券 53,888円
なぜ2019年の名古屋〜ドンムアンのエアアジアの航空券がこんなに高かったか理解が出来なかった。
エアアジアなら足が広いホットシートを確保しても3万円台で往復できたはず。
ブログを読み返してみると連れといったバンコク旅行で、この連れのひとりが退職しているにもかからわず多趣味でスケジュールの調整が物凄く厳しくてわざわざ学生の春休みという繁忙期を選ばざるを得なかったのだ。
こんなシーズンに計画していたらいつでもいけるリタイヤ組のメリットがない。
金額上位の航空券はこの8位と10位で連れといく海外旅行は余計に金がかかると再認識した。
やはりコスパがいいのは最安でチケットや宿泊施設を予約できるひとり旅だ。
お金の無駄なので特に多趣味で調整が取れない人とは行かないでおこう。
時期を選べば3万円台のチケットなので不満が残る価格だった。
7位 PET-CT検査 54,000円
退職直後に東京で受けたガンの有無を調べるPET-CTだ。
残念ながら当時からあっただろう大腸がんの病巣を見つけることは出来なかった。
それでも小腸出口の回腸に腫れがあるという理由で翌年に大腸カメラを受診して大腸がんを早期発見できたきっかけになった検査だ。
本来は10万円以上するが50歳の節目で半値だったので受診しようと決めた。
だから節目で半値で検査をしていなければ受けることすらなかったので病院にも感謝している。
感謝はしているが運よく翌年胃カメラをした病院でこの話をして大腸カメラで何とか回腸の入口なら見れると聞いて依頼してようやく見つかったのでPETの精度は満足できていない。
手術してくれた医師に確認したところCTでは平たい病巣の発見は難しいらしい。
それでもPETは見つけやすいガンもある。
ふるさと納税でまさかのPET-CTを含む人間ドックがあるので高額納税者の方は検討してみてはいかがだろう?
納税額がかなり必要なので現役時代の自分の年収で手が出せる価格設定ではないので知っていたところでどうしようもなかったが50歳を越えて受けていないなら1度はありかと。
6位 ダイキンS22VTES(工賃込)60,439円
寝室で低グレードの東芝のエアコンが真冬のAM2-3時にプシューと霜取り運転で止まって翌朝までピクリとも動かなくなるため買い替えた。
この動作が正常といわれると凍え死ねと言われるのと等しいので壊れていたと認識している。
但しおそらくメーカーは故障と認めないだろう。
だから諦めて買い替えたのが寒さに強いダイキン製のエアコンの最廉価モデルだ。
おかげで冬は非常にパワフルに朝まで暖めてくれている。
どれだけ外気が寒くても動き続ける働き者だ。
そうなぜか東芝製とは逆に止まらないのだ。
温度調整が少しバカなのか温度が適正になったら止まればいいもののギリギリの暖房をしているのかずーーーーっとファンが回りっぱなしという不思議な挙動のエアコンだ。
夏の冷房なら一定の温度で冷やすのを止めるが冬は回りっぱなし。
音に慣れたので眠れるが静粛性は以前の東芝製がよかった。
でも凍え死にたくは無いのでもう東芝製は買わない。
価格としては比較的高額メーカーのダイキンでなくてもこの価格で購入できるエアコンだとアイリスオーヤマくらいなのでそこそこ満足だ。
5位 GPD Pocket2 69,059円
液晶7インチで600gのポケットに入るパソコンだ。
ATOMやら低電力のセレロンにメモリ2GでストレージはOSをインストールしてギリギリの32GBという中華タブレットでよくある低スペックではない。
インテル® Core™ m3でメモリ8GB、eMMC128GBを搭載しているまともなノートパソコンだ。
それにしてもこのパソコンがこんな上位だったか。。
2018/12に購入してから海外旅行に4~5回は使った。
軽いので旅行には便利だ。
当初は普段の外出時にも持ち出してミスドや喫茶店で開いて使っていたが数回でやめた。
画面が7インチでDPIも低いのでiPad miniを持っていった方が使い勝手がいいのだ。
それよりちょっとした調べ物や暇つぶしの漫画や動画ならスマホで十分だ。
海外でアベマTVがブラウザだと海外でも視聴できたので将棋チャンネルを視聴していた頃は重宝していた。
しかし現在は。。
これほど1回の利用料金が割高な製品はない。
14インチのノートパソコンもあるので自宅で小さな画面を起ち上げることもない。
売却したところでもはや大した金額にもならないのでこのまま海外旅行専用として使うつもりだ。
長期旅行中の次のホテルの確保や調べ物には便利なのだ。
それも使っているホテル予約アプリが使いにくいというだけだが。
今後はジンバルカメラが活躍するはずなのでその母艦として使うことも出来るだろう。
ボディはアップルのMAC同様にアルミ切削なので所有感はある。
だからコスパは悪いが所有感を含めて満足度はギリセーフという表現が正解だ。
4位 マンスリーマンション70,000円
2018/6-7に札幌1ヶ月旅行の拠点になったマンスリーマンションの家賃だ。
29日いたので1日換算すると2500円だ。
札幌のホテルで2500円はありえないほど安い。
民泊の相場なら普通だろうか?
ただ場所があと少しだけ札幌駅に近ければよかった。
自転車を買って回っていたが札幌駅周辺まで行くのは一大イベントだった。
JRや地下鉄はできるだけ使わないと決めてしまったので立地があと一歩だった。
しかし北には商店街があり南には生鮮食品の激安スーパーもイオンもスシローもはなまるも足を運べる場所だったので生活するには不満はない。
これはこれで面白い体験だったので満足の価格だ。
3位 シャープSJ-AK31F 86,965円
2020/6に購入した冷蔵庫だ。
うるさいが冷凍庫が大容量でホント便利になった。
支払額で表記しているがポイント還元で実質は7万円台だ。
今でも横で唸ったりポルターガイストのようなラップ音を流している。
それでも壁から離していればダンパーサーモ音が耳に届きにくくなるので他の音はギリ耐えられる。
この製品全てが同じようにうるさいのか個体差なのかは不明だが冷蔵庫の音っていつ壊れるか不安を誘うので無い方がいい。
でもこれを買っていなければ中華製のアクアを買ってもっと文句を言ってた気もするので、選択肢としては他になさそうだった。
冷凍食材を多く入れられて食費が下がったので騒音を加味しても満足度は普通よりやや上か。
2位 レノボIdeaPad 320S 89,980円
レノボのパソコンって退職後に買っていたのか。
調べてみると2017/11に購入している。
たしかに退職後だ。
コスパはかなりいいが残念ながらこのパソコンは後継モデルはなさそうだ。
購入して2年半だがもっと昔からずーっと家にあったような気がする。
それだけ生活に密着している。
旅行用に軽めの1.2kgを購入したがGPDやiPadを持っていくようになりテーブルの上に鎮座して久しい。
だから2kgで画面がもう少し大きめでもよかった。
iPad miniとスマホの次に使用頻度の高いガジェットだ。
今となったら9万円は少し高い気がするがスペックもノート用i5でも4コアと高性能なので今でも十分戦えるしこの先も壊れなければあと3~4年は使いたい。
6年使えれば十分満足だ。
1位 ガン入院費 122,000円
予想外だった。
2018年の大腸がん手術の入院費がトップだった。
一括の支払額としてはトップでも高額医療費の控除で大半が戻っているしガン保険で入院費以上に回収していたので失念していた。
実質の支払いはないが自分への戒めとして1位のままにしたい。
早期発見で内視鏡手術をしたおかげであまり痛い目にも合わなかったし5日の入院で済んだ。
それに今のところ再発はしていない(多分)
手術をしてくださった先生や看護師の皆様のおかげで何とか生きている。
感謝しかない。
本来1回の旅費で最高額はバンコク&チェンマイ1カ月旅行で癌の入院費を抜いている。
札幌1カ月滞在だって航空券にマンション代、自転車代、食費やレンタカー少ないが観光費を足し札幌1カ月滞在費と一括りにすれば入院費を抜いてしまうだろう。
他にも連れとの旅行は観光地を多く回るのでいくつもの旅が10万円を超えている可能性が高い。
ひとり旅でも総額8万円程度ならいくつかあったはずだ。
1回の旅費を交通費、宿泊費、観光費、食費を一括にして作りなおしたらノートパソコン以外はランキング圏外に押し出されて全て旅行に塗り変わっていた。
一括にしなかったのでこのようにバラエティに富んだランキングで思わぬ商品が上位だったと思い出せてよかった。
高額旅行ランキングや旅の満足度を費用で割って1円あたりの満足度指数ランキングなどを算出するのも面白いかと考えたが家計簿で生活費に組み入れてしまった旅行中の食費などを切り離してを集計するのは難儀だ。