お盆休みど真ん中に猿投山に登った。
特に理由もないがスポーツジムが休みになり運動不足解消を兼ねた。
きっかけはジムがお盆休暇で行けてないため運動ができず消費カロリーが足りていないのでロングライフパンを食べるタイミングがなかった。
ロングライフパンは非常食として買い置いているので一定のペースで消費をしていかないと期限が切れる。
そこで登山の昼飯にロングライフパンを食べようというおかしな考えだ。
猿投山は名古屋の東の豊田市に位置する。
標高は629mの低山だ。
10時に到着したが登山口に近い第1駐車場は一杯だった。
そこで第2駐車場に止める。
登山口より数百メートル程度離れているが第1より広い。
ドリンク買い忘れに気がついて周りを探すが自販機も何もないので一番近いコンビニへクルマで走る。
持ちものはリュックサックにパンとコンビニで買った麦茶とおにぎりそれに首にかける扇風機だ。
朝思いつきで出かけたのでVAAMやジンバルカメラは忘れるし扇風機もまともに充電していない。
気温は10時で30度だった。
登山口へ向かいながらYAMAPをスマホにインストールした。
登山といえばYAMAPだと山登りが趣味の連れが言ってたのをふと思い出す。
歩き始めて2kmあたりからどっと疲れが出てきた。
やはり登山に暑さは辛い。
登山道がアスファルトなのも暑さに拍車をかけている。
そして扇風機1台目がバッテリー切れで直ぐに停止した。
実は扇風機を2台持ってきた。
首掛けから普通の手持ち扇風機に切り替えた。
その間に首掛け扇風機をモバイルバッテリーで充電しようとしたが端子が合わない。
モバイルバッテリーはUSB-Cで扇風機は両方microUSBだった。
ホントに準備不足だ。
二つ目の扇風機でうなじあたりを冷やしながら登り続ける。
これはいい感じだ。
更に標高400m以上まで登るとかなり涼しくなる。
特に湧き水で濡れているところを歩くと気化熱で涼しくてオアシスだった。
しかし上まで舗装されてしまったので車と自転車が頂上までバンバン走る。
むかし登った時はアスファルトではなく普通の土だった気がする。
いつ頃こんなふうになってしまったんだろう。
クルマがやってくると粘土のような場所に避けないといけないのが鬱陶しい。
麦茶600ccを1本しか買わなかったので節約しながら飲まないと後半水不足でヤバいと途中で気がついた。
展望台手前でペースダウン。
展望台へ行くかスルーして先に進むか迷い登っていた。
足場はしっかりしているが横にふらっとすれば転げ落ちる。
息絶え絶えに展望台まで到着したが先客のカップルなのか親子かよくわからない二人が居座っていたので少し景色を見て昼食のパンとおにぎりをかじってすぐに本道に戻る。
素晴らしい景色なので誰もいなきゃここで少しゆっくりするのもいい。
この建物の中は日陰が1組分しかないので日向で休憩するか下の景色が悪いところにいるしかない。
大岩展望台から御門杉のショートカットの道から戻ろうと地図を見るとこの登りを指している。
まだ登るのかと見上げていたら降りてきたお爺さんが声をかけてくれた。
やはりこちらで間違いなさそう。
気合を入れて登り始めたらすぐに下りだった。
ここからはずっと下り。
大岩展望台への分かれ道は看板はないし分かれ道らしくもないので見過ごしそう。
展望台手前でバングラデシュ人らしきカップルが座っていた。
パノラマ写真の右奥に豆粒のように写り込んでいる。
なぜバングラデシュ人かと思ったと言えば聴いたことのない言語だったから。
テキトーw
この岩が大岩展望台らしい。
下りは楽だ。
帰りはショートカットしている分急な坂で舗装されていない。
膝と生爪さえ剥がさなきゃ大丈夫。
でも履いている靴は熊野古道で両親指の生爪剥がしたスニーカーだ。
気をつけないと。
休憩所には大家族が長居しているようなのでスルーした。
途中で2つ目の扇風機も止まってしまう。
こちらも充電をしていなかった。
その後、御門杉手前あたりでお尻から太腿にかけて変なところが痛い。
スタチン副作用の筋肉痛のような痛み。
これ脱水症状の初期症状か?
ヤバいと思い残っていたなけなしの麦茶を飲み干した。
しばらくしたら治ったので脱水状態だったようだ。
残りはアスファルトを惰性で降りていった。
台湾でも飲み物無しで低山を登ったけど今回忘れていたら生命に関わっていた。
あと車はレクサス、ベンツ、BMWをやたら見かけた。
山に高級車は違和感があるので特に目立つ。
豊田ナンバーの外車はトヨタの孫請シャチョーってイメージだ。(個人の勝手な想像です)
登山しているのは老若男女バランスよく様々だった。
それにしてもYAMAPバッテリーの消耗凄まじい。
3時間で50%減っていた。
YAMAPのトラッキングだと2:48で8.6km歩いたことになっている。
本来はもう少し先が頂上だが東の宮から頂上まで歩いて戻ってくるとあと4km距離が伸びるので飲み水不足で脱水症状になっていたかも。
この距離で帰ってきたのはナイス判断だった。
高低差は約500mある。
頂上まで行けたらあと100m高い軌跡になっていたかな。
いい運動になったが真夏の登山はとにかく飲み物をたっぷり準備することだ。