オートミール蒸しパンの甘味が主な使い道だがラカントSがとても便利だ。
カロリーフリーの甘味料の中でも人工甘味料に比べれば加工品が自然な甘さになり砂糖と同量なので使い勝手がいい。(個人的な感想です)
そしてほぼ毎日作るようになったオートミール蒸しパンに合っている。
今後使い続けたいが問題がある。
それは価格が高いこと。
130g入りで500円する。
毎日蒸しパン作ってると1週間もたない。
ダイエット関連食品は付加価値つけて価格を引き上げる傾向にあるがそれにしても高い。
調べたところラカントSの成分はエリスリトールと羅漢果エキスだ。
それもほとんどがエリスリトールになっている。
「100g当たり、羅漢果の果実2〜3個分が含まれています」と書かれている。
え?
パッケージに100%植物由来って書いてあるぞ。
エリスリトールって人工甘味料じゃないか!
と思ったあなた。
自分も最初は同じ。
でもエリスリトールはアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロースと違い天然由来の糖アルコールから生成される。
トランプ大統領と同じで人工甘味料のアスパルテームやアセスルファムKの入ったコーラやサイダー好きなので巷に多い人工甘味料否定派ではない。
大統領があと5年以上生きてアメリカの平均寿命越えたら人工甘味料を程々に摂ってもさほど問題ないとアメリカ世論は変化するかも😏
でも人工甘味料か天然由来かどちらでも選べるのなら天然を選びたい。
ただエリスリトールの難点は甘みが弱い。
砂糖の6〜8割の甘みしかないので大量に入れることになる=コスト高
そこで一般的には甘味の強い人工甘味料と混ぜて使う。
そんな中で1999年に生まれたのがラカントSだ。
便利なのだがこれでもまだコスト高だ。
中身はエリスリトールと羅漢果エキスなんだから自分で作れないだろうかと考えた。
調べてみるとエリスリトールも羅漢果エキスの粉も販売している。
レビューの中に99%のエリスリトール1%混ぜるとちょうどいいというコメントがあった。
両方買ってみた。
ラカンカ(羅漢果エキス)の粉はきなこを少し濃くした感じ。
かなり細かい粉で舞い上がりやすく砂糖の300倍の甘さなので吸い込んでしまうと甘さがずっと残るらしい。
そこで封を開けて混ぜるためにマスクをした。
エリスリトール150gとラカント1g弱を混ぜてみた。
キッチンスケールで計りながら投入したがラカンカは比重が軽いようでかなり入れる必要がある。
混ぜ方は箸で飛び出さないよう1分くらいシャカシャカしただけ。
若干ムラはあるがあとはラカントSの袋にいれてシェイクすればいいだろう。
ラカントSの袋に詰めたところオリジナルと似た色になった。
計算上は砂糖の約4倍弱の甘さになる。
そこで自家製ラカントSとエリスリトール、砂糖を舐め比べてみた。
左から自家製、エリスリトール、砂糖の並びだ。
ご承知の通りエリスリトールはひやっとする甘さがある。
でも砂糖のあとに舐めると明らかに甘さが物足りない。
そして自家製ラカントSはヒヤより甘さが先行する。
かなり甘みが強くなっている。
砂糖にも勝っているようだ。
ただ砂糖は温かい甘さで少しあとを引くが自家製はすぐに甘味が消える。
よく言えばキレがある。
悪く言えば物足りない。
舐めているだけではわからないので、
実際に自家製ラカントSを使ってオートミール蒸しパンを作った。
実食。
おーかなり甘い。
ただ砂糖の4倍はないな。
感覚としては2倍くらいだろうか。
元々オリジナルのラカントSの大さじ1.5杯だと少し甘味が足りなかった。
でも入れすぎるとあっという間になくなるので渋々1.5杯にしてたけどこれなら大さじ1杯で十分だ。
いやもう少し減らしてもいいかも。
コストで考えるとエリスリトールが1kg1100円でラカンカを20g2200円で入手した。
150gと1gで混ぜて自家製ラカントSの製造コストは260円なのでオリジナルの5割くらいの価格になる。
更にオリジナルより使用量が下がるので4割くらいか。
思ったほど安くはならないが混ぜる手間を惜しむほど面倒でもない。
毎日使っており少しでも節約したいので今後も自家製ラカントSを作っていこう。
面倒な方は大容量のラカントSを買うとそこそこコストを抑えられる。
2.4kgが5600円で購入できれば130gあたり311円まで下がる。